安倍首相追放の次は菅政権を打倒！その時は大阪から維新、テレビから橋下氏もいなくなれ。
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久しぶりに、伝説のカリスマ司法試験予備校講師宮武嶺に戻って（笑）、自由主義と民主主義、どちらも大事。
そして、「地方自治の本旨」とは、というお話をしたいと思います。
そもそも、憲法の民主主義は市民の自由と人権を守るためにあります。
自分たちで選んだ代表が政治をすれば自分たちの人権を侵害する可能性は低いだろうというのが民主主義で、民主主義は自由と人権を守るための手段に過ぎないのです。
それでも選挙で多数を得たものが横暴なことをして、少数者の人権を侵害することはよくあることです。
「権力は腐敗する。絶対的な権力は絶対的に腐敗する」
この格言は安倍政権下で我々が嫌というほど思い知らされたはずです。
立憲主義の大切さ。「権力は腐敗する。絶対的な権力は絶対的に腐敗する」 ラディカルとリベラルの対話６
そのため、憲法は有名な三権分立など、権力が濫用されないための権力を分散し、抑制しあい、均衡させるという仕組みをたくさん作りました。
地方自治もその一つで、中央政府と地方政府で権力が分散され、お互いに抑制均衡しあうようにできているのです。
憲法第９２条に規定されている「地方自治の本旨」とは住民の意思が政府より自治体のほうが反映しやすいという住民自治（民主主義）と、自治体が政府と独立して運営できる団体自治（自由主義）の二つの要素を指しています
イソジン吉村・おおさかイソジンの会の大阪「都」構想って、横浜市を廃止して神奈川県に一本化するようなナンセンスさって知ってましたか？おまけに大阪市がなくなるだけで大阪「都」にはなれないんです(笑)。
さらに、この趣旨からいうと、日本の地方自治の仕組みが都道府県と市町村とで併存しているのも権力分立の優れた仕組みです。
たとえば、大阪府が間違っても大阪市がストップをかけられる、その逆もある、これって大阪に暮らす人にとって大事ですよね。
抑制と均衡がなくなって一本化すれば一見効率がいいように見えますが、維新の橋下大阪市長が大阪市の保健師さんを減らし、公立病院を減らした時に、松井大阪府知事はもちろん止めるどころか大賛成だったから、今のコロナ危機を招いてしまいました。
読売新聞大阪で重症者急増、半月で３倍以上…「医療崩壊」に懸念より
大阪府と大阪市でかぶっているものは「二重行政」の象徴だと言って、大阪市と大阪府の感染症対策機関も一つにしてしまったのもあり、大阪市のコロナ重症者と死者率の高さを招いています。
大阪府も大阪市も橋下・松井・吉村イソジンの会に支配されるようになって１０年。
例えば保健所を廃止し、保健師さんを減らし、かたや大阪府と大阪市の感染症研究所を一本化してしまったり、近くに大阪府の病院があるからと住吉市民病院を廃絶してしまったり、維新の会が暴走しても誰も止められる人がいなくなってしまいました。
間違ったときに止める人がもういなくなる。
橋下氏も吉村氏も政治の素人ですし、維新の会は松井氏ほかみな大阪の自民党で一番できの悪い地方議員が集まってできた組織です。
ですから、コロナ時代なのにカジノとか万博とか時代遅れの発想にこだわるしかありません。
そして、維新の政策の大黒柱である大阪「都」構想は、橋下氏が大阪府知事時代に大阪市長だった平松氏が邪魔だったというだけで思いついたもの。
これが、大阪市を解体・廃止させ、大阪府だけにする大阪「都」構想の一番恐ろしいところなのです。
前回の住民投票の時に橋下氏と維新の会が業績を誇ったパネルなんですが、メモリの幅がいきなり変わっていて、グ~~~んと成果が上がるように見せている(笑)
市民の財産「大阪」を私物化して浪費する維新の会の大阪「都」構想選挙を許さへん！
吉村氏のイソジン会見が象徴なんですが、維新の会の政策って無策無能で後先を考えていないし、起こったことの責任を取る気もなく、どうせ口先だけで何とでも誤魔化せると思っているところが罪深いんです。
こんな人たちの口から出まかせで、伝統もあり存在価値もある大阪市を永久に失ってしまいませんように。
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