
日本の右翼勢力による反中国にも反論しなければならないバランスが難しいが、サンチェス・スペイン首相のようにあらゆる侵略・侵攻に公平に厳しく反対するのが知性の発揮しどころというもの。
社説で「中露朝の連携 世界秩序の担い手になり得ぬ」と煽る読売新聞に説得力なし。ウクライナとガザでの欧米のダブスタを「21世紀の国際政治で最も暗いエピソードの一つ」と言うスペイン首相の爪の垢を煎じて飲め
新エブリワンブログはこちら。
引っ越しを完了しておりますので、ぜひブックマークをお願いいたします。
上下ともクリックしていただけると大変うれしいです。
週刊文春に掲載された
『「毎日人が死んでいるんです」前線ではロシア兵の遺体をブタや猫が食べている地獄のような状況が…〈長期化するウクライナ戦争〉』
を読むと、ウクライナ侵略でじりじりと占領地域を広げつつあるというロシア軍の兵士たちも塗炭の苦しみを味わっているようです。
ロシアに騙されてシェラレオネからウクライナ戦争に投入され、今ウクライナの捕虜収容所に入れられているシェラレオネ人の捕虜が、前線ではロシア人兵士を含めて自分のおしっこを飲んでいたと話しているいうインタビューは前にご紹介しました。

取材に応じたアフリカ西部シエラレオネ出身のマノー=2025年7月31日、ウクライナ西部の捕虜収容所、杉山正撮影
『気がつけばロシア軍の弾よけに 「移民兵」となったアフリカ人の後悔』(朝日新聞)。『要塞と化したザポリージャ原発、意に沿わない従業員には拷問も…ロシア軍の占領続けば「大事故に」』(読売新聞)。
プーチン大統領は今も70万人のロシア軍兵士がウクライナ戦争の前線にいると豪語しましたが、その兵士たちが毎日1000人以上死んでいるという状況です。
すでにロシア軍側の死者は少なくとも10万人以上と言われており、死傷者は100万人以上といわれています。
プーチン大統領は自国の民の命など物ともしていないわけで、侵略されているウクライナ市民はもちろんのことですが、言論の自由を奪われ、専制支配されて戦争に駆り出されているロシア市民は本当にお気の毒です。
ぬちどぅたから(命こそ宝)
— 伊勢崎賢治 (@isezakikenji) 2024年6月24日
侵略者に対抗するためでも
国家の正義に
市民を動員させてはなりません。
たとえ一部の市民がそれを望んでも、です。
伊勢崎賢治 戦争に抗うライブ https://t.co/H7tY7pfdl3
「命こそ宝」はロシアとウクライナの民を殺しているプーチン政権に言えばいいのに、侵略されている側に言う親露派・反米拗らせ派の「今こそ停戦を」一派、伊勢崎賢治議員(れいわ新選組)。
自国兵士の命を顧みない「肉ひき器」戦術でロシア軍がチャシウヤールの東端地区を制圧したが、3カ月で10万人損耗。自国民の命さえ一顧だにしないプーチン政権が占領地でウクライナ人を犠牲にするのは必然だ。
戦争に行かずとも、ロシアに残っている市民たちも徐々に追い詰められているようです。
米経済誌フォーブスの
『プーチンの戦争がついにロシア国内に降りかかる 燃料問題で痛み感じ始めた国民』
同じくフォーブスの
『中国依存を強めるロシア シベリアの新規ガスパイプラインには「落とし穴」も」』
新エブリワンブログはこちら。
引っ越しを完了しておりますので、ぜひブックマークをお願いいたします。
上下ともクリックしていただけると大変うれしいです。
2025/09/18 文春
「毎日人が死んでいるんです」前線ではロシア兵の遺体をブタや猫が食べている地獄のような状況が…〈長期化するウクライナ戦争〉
『戦場で笑う』横田徹×小泉悠 特別対談
戦争と地続きの暮らしを送るウクライナの人々。ドローン飛び交う戦場の兵士たち。涙と怒りだけでは語れない日常の姿。現地を7回訪れ、激戦地で従軍した横田徹カメラマンとロシアの軍事・安全保障政策を専門とする小泉悠・東京大学准教授の対談の一部を『戦場で笑う』(朝日新聞出版)より紹介する。
◆ ◆ ◆
ドローンは砲兵でありスナイパー
小泉 ドローン部隊の目標発見はドローンだけでやっているんですか。衛星画像の支援はないですか。
DELTA(デルタ)という地図アプリ、いまだにあれを使っているんですけど、それを使ってターゲットまで誘導できるんですね。(基地のパソコンの)モニターを見ていると、ドローンが飛んでいくルートが見えて、ターゲットの上に着いた瞬間にカメラを立ち上げるんですけど、いきなり眼下にくっきりとターゲットが映し出され、ちょっと微調整しながらクリックすると、すとーんと(爆弾が)落ちて、どーん。
小泉 最後の落ちていくところは、よくSNSにも上がっていますね。ロシア兵が攻撃される映像を見ると、寝ているところや外に出て用を足しているところにもくるんですよね。本当に容赦ないなと思うんですけど。
あともう一つ。前線で塹壕にこもっている部隊から、ドローン部隊に攻撃の要請がきたりするんですか。
横田 ものすごく危機に陥ったときは、たぶんくると思います。
小泉 一種の砲兵みたいな使い方もされているんでしょうね。
横田 砲兵であり、スナイパーですね。砲撃より精度が高く、砲弾一発がいくらするかわからないですが、それに比べればコストが安いということがあるんでしょうね。
小泉 ものの値段だけでなく、砲弾を運用するには榴弾砲なり迫撃砲なりが必要になりますから、運用コストも安いんじゃないかという気がしますね。
ウォッカを飲んで「今日は仲間が死んだからお前も付き合え」
横田 (砲兵部隊は)兵士の数も必要になりますし。僕が寝泊まりしたのが、本来はダメなんですが、軍の宿舎だったんですね。スラヴャンスクのあたり一帯に展開する部隊で。大勢で寝起きすると狙われるので、5、6人に分かれて住んでいて、その家の一つに。そこで一緒にいたのが歩兵だったんですよ。歩兵はいま、ものすごくすさんでいて。毎日人が死んでいるんです。夜、みんなで大騒ぎするんですよ。今日は仲間が死んだからお前も付き合えと、ウォッカを飲んで。戦場では御法度なんですけど。
小泉 そうしないと正気を保っていられないんでしょうね。弔いもあるでしょうし。
それをブタや猫が食べているような、地獄のような状況が…
横田 前線ではロシア兵の死体が転がっていて、それをブタや猫が食べているような、地獄のような状況です。しかも絶えず(ロシア軍の)ドローンの脅威にさらされている。そんな状況にいたら頭がおかしくなる。休みもなしで。兵が少なすぎて休みが取れないんです。
小泉 初期に動員された人たちは休むことなく3年近く、地獄のような戦いを続けているわけで、“ふつう”の状態ではいられないだろうと思いますよね。
横田 いま(開戦から)これだけ時間が経って、歩兵になりたいという人はまずいないんです。そりゃそうですよね。そこがウクライナ軍の一つ大きな問題です。彼らも(自分たちでも)言っていますけれど、領土を取るには、歩兵が絶対必要なんですよ。ドローンだけで一生懸命やったところで、ただ壊していくだけで、領土は取り返せていない。
小泉 一般に軍隊には陸軍種、空軍種、海軍種があり、ドローンは空軍種に含まれます。このなかで唯一、陸軍種だけが持っている機能は、土地を占領することなんですよね。人間は陸生生物だから、土地を占領することによって相手にダメージを与えたり、何かを強制したりすることができる。ドローンは損害を抑えながら戦えるとはいえ、やはり陸軍種の本丸である歩兵や砲兵、機甲科(戦車・偵察)がいないと、戦争の決定力が持てない。そこで、ロシアは強制的に人間を歩兵に仕立て上げ......。
横田 そうなんです。
小泉 囚人だったり、お金に釣られた志願兵だったり、騙(だま)されて連れてこられた外国人だったりとかをどんどん前線に出して死なせていくから、結果的に戦場で優位に立っているのがロシア軍であるということですよね。特に横田さんが見てこられた場所は、どれもこれもロシア軍の前進が伝えられて、非常に苦しい地域です。かなり危機感が強かったんじゃないですか。
横田 前回の取材まではスラヴャンスクやクラマトルスクは安全でしたが、今回は、前線から戻ってスラヴャンスクに泊まっていると、夜、砲弾が落ちてくるんです。FPVまで飛んでくるぐらい。スラヴャンスクにFPVが飛んでくるということは、(ロシア軍は)相当前進しているんですよね。だから、どこが安全かわからなくて。歩兵がどんどん供給されてくるというか、殲滅しても、また出てくる。きりがない。
「初期に投入された人はかなり亡くなっていると思います」
小泉 私は、ロシアという国の政治体制はとんでもないともちろん思っていますが、個々のロシア人を憎む気にどうしてもなれなくて、毎日1000人、1500人と死んでいくふつうのロシア人の顔を思い浮かべると、やりきれない気持ちになります。今度は北朝鮮軍も入ってきて。われわれと同じアジア人の顔をした連中じゃないですか。ああいうのも、とてもかわいそうな気持ちになりますし。もちろんウクライナの兵隊さんたちも本当に気の毒だし、立派だとも思うんですけど。
横田 北朝鮮の兵士なんて、気の毒でしかないですよね。まず状況をわかっていないでしょうから。訓練の延長みたいな感じで行ったら、とんでもない状況が起きているという。
小泉 2022年にロシアがウクライナに全面侵攻を始めるときも、ロシアは直前まで、部隊に対しては訓練だと、国際的には演習だと言っていたわけですよ。ごく限られた幹部にしか知らされていなかった。みんなよくわからないまま、突然戦争に投入されたんですよね。初期に投入された人はかなり亡くなっていると思います。プーチンの始めたわけのわからない戦争のせいで、ものすごくたくさんの人が迷惑を被っている。
18日、モスクワ郊外の公邸で与野党幹部と会談するロシアのプーチン大統領(中央)(EPA時事)
プーチン氏は昨年1月に「60万人以上」と公表。ただ、同8月からウクライナ軍がロシア西部クルスク州の国境地帯を一時占領するなどし、戦線が広がったことも兵員規模が増大した背景にあるとみられる。
プーチン氏は18日、旧知の最側近、コザク大統領府副長官の退任を認める命令に署名した。コザク氏はかつてウクライナ問題を担当して戦争に反対し、今年に入って和平協議の開始を進言したと伝えられていたが、政権から遠ざけられた形だ。
(CNN) トランプ米大統領は18日、ロシアとウクライナの停戦の時期は到来したかとの質問に対し、「そんな感じはしない」と述べ、「だが、適切な時期にそうしなければならないとなったら、それは厳しいものになるだろう」と語った。
トランプ氏によれば、同日に行われた英国のスターマー首相との会談で、スターマー氏は欧州諸国がロシア産原油を購入していることについて「やや恥ずかしいこと」であり、「良くないことだ」と語った。
トランプ氏は「彼がそう言ってくれたことに感謝する」と述べ、スターマー氏はロシア産原油を購入している「国々の一員」ではないと付け加えた。
トランプ氏は先週末、北大西洋条約機構(NATO)加盟国に対し最後通告を発し、米国はNATO各国が足並みをそろえることに同意し、ロシアからの原油購入を停止した場合のみ、「大規模」なロシア制裁を発動するとした。
18日に行われた米英両首脳の共同記者会見では、トランプ氏は戦闘終結の可能性についてより楽観的な姿勢を示し、「ロシア情勢について、近いうちに良い知らせが届くと期待している」と述べた。
上下ともクリックしてくださると大変うれしいです。












