
橋下府知事と維新の会が、恐ろしく憲法違反(笑)の条例案を二つ用意していて、そのことを書いてやろう、書いてやろうと準備中なのですが、今回の府庁移転失敗だけでも、普通、大阪府知事にも市長にもなれないはずだと思います。
下の地図で言うと、ATCの横の「トレードセンター」と書かれたところが、WTC(ワールドトレードセンター)です。咲洲(さきしま)庁舎なんて、聞き慣れない名前になっていたんですねえ。
ものすごく辺鄙(へんぴ)なところにあって、大阪の中心部、梅田などキタとか心斎橋・難波などミナミからとてつもなく離れていることがおわかりになるでしょう。


ここには、私、デートでよく行きました。非日常的なところがいいんですよ。。。。

。。。。。しかし、非日常的なデートスポットを日常の仕事場にするのは無理でしょう。
3年前にこの計画が出てきたときからわかっていたことばかりなんですが、まず、ここに大阪府全職員が毎日通勤するだけでもたいへんですよ。府庁舎移転断念で一番喜んでいるのは、職員の方々だと思いますね。
その金銭的時間的体力的ロスたるや、たいへんなものがあります。それも結局は大阪府民の税金負担です。咲洲庁舎という名前になって先行してここで働かされていた2000人は通いにくくて怒ってたでしょう。
ここまで行かなければいけない大阪府民・事業者もたいへんでしたよ。府庁移転断念で、ここでサービスを受けなければいけないはずだった大阪府民も大喜び。
悪いけど、橋下さんは256メートルの高さのトレードセンターのビルがカッコいいからここを府庁舎にしたかったとしか思えません。
オレのお城って凄いだろ!的な(爆)。まさに、男性としてのコンプレックスの裏返し。
橋下さんには府民の福利なんて眼中になく、自分の権勢欲だけしか関心が無いことがよくわかります。

こうしてみると東京都庁よりも高くて凄い!?石原都知事にも負けないぜ!的な(笑)
大阪では震度3だった東日本大震災で、咲洲庁舎は、超高層ビルで唯一、被害が発生しました。これをうけて、大阪府は咲洲庁舎の安全性と防災拠点のあり方を検討する専門家会議を設置し、検討を重ねてきました。
専門家会議の4人の委員らは、ビルと地盤が共振し、揺れが増幅する最悪の組み合わせとなっており、発生が予想されている東海・東南海地震では往復13メートルもの大きな揺れが生じる可能性があると断定しました。また、建物として安全に使用するには耐震補強は技術的に難しく、お金もかかると強調しました。その上で、災害時に働かねばならない公務員達がいる場所としては不適切で、津波による周囲の浸水の可能性や液状化しやすい地盤の特性を指摘し、「防災拠点は現庁舎がふさわしい」と意見を述べました。
すでに5月にこの話を聞いたのに(記事1)、6月まで「ここで働きたい」と執着していた橋下さん(記事2)。7月には「大地震が来ても逃げてください」と言いだし(記事3)、8月になって府庁舎移転断念です(記事4)。
湾岸地帯の人口島に津波や液状化の危険があることなど、計画当初から素人でもわかることなんですが、橋下さんは南海大地震の発生確率や規模も知らなくて驚いていました。
そして、何よりひどいのはこの津波被害の予想地図も「府民の不安をあおる」と言って先月まで隠していたことです。

これでは、地震や津波の被害を想定外といいわけして、情報隠しに奔走する東電や経産省がやっていることと同じです。まさしく、府知事にも大阪都知事にもふさわしくないと言えるでしょう。
85億円で買って、33億円も改修費用にお金をかけてきたのに、危険なのでは建物の使い道もありません(あとまだ14億円かかるそうです 汗)。
全部パーです。
教育や福祉をあれだけ切り捨てて何を無駄づかいをしているのでしょう!
こんな人に、まだ大阪府知事だの、大阪市長だのをやって欲しいのですか、大阪の皆さん!?
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橋下さんのことなら橋下マニアの産経新聞におまかせ!
記事1
橋下知事肝いり庁舎、想定津波なら機能喪失 本移転見直しも
東日本大震災と同じマグニチュード(M)9.0の東南海・南海地震が発生した場合、大阪市の湾岸部に高さ5.5メートルの津波が到達すると予想されることが13日、大阪府から被害想定の要請を受けた専門家の試算で分かった。橋下徹知事が本庁舎の全面移転を目指してきた55階建ての府咲洲庁舎(旧WTCビル、大阪市住之江区)は、この津波で地下にある電気、通信系統の基幹設備が水没、機能不全に陥る恐れがあることも判明。府は、本庁舎移転の見直しも視野に防災対策の再検証を進めている。
■改修費すでに33億円…専門家「本庁舎は建て替えで」
橋下知事は13日、「咲洲庁舎に移転したら大阪の防災のコントロールがなくなってしまうという話になれば、庁舎移転は白紙にしないといけない」と述べた。
府の依頼で咲洲庁舎の被害を想定したのは、関西大学社会安全学部の河田恵昭学部長(社会安全学)。従来はM8.4の地震で高さ2.5メートルの津波が大阪湾岸に来る想定だったが、東日本大震災を受け、M9.0で再検証したところ、従来の想定の倍以上の高さ5.5メートルの津波が来る可能性があることが分かった。
河田氏や府によると、咲洲庁舎の敷地は、大阪湾の最低潮位から6.7メートル高い位置に設計されているが、大阪湾の平均潮位は最低潮位より1.3メートル高い。
記事2
橋下知事「働くなら湾岸庁舎」 津波被害指摘も移転なお意欲
南海・東南海地震の発生時に津波で機能を失う恐れが指摘される大阪府咲洲(さきしま)庁舎(大阪市住之江区)をめぐり、橋下徹知事は23日、「防災拠点と庁舎機能の話は別々に考える。働く環境は咲洲が快適」と述べ、同庁舎への本庁舎全面移転に改めて意欲を示した。
橋下知事は、津波被害を受けた場合でも、咲洲庁舎の機能喪失は一時的との考えを示し、「復旧にどれくらい時間がかかるのか検証している」と説明。被災直後は海抜約20メートルの上町台地にある府庁新別館北館(大阪市中央区)で対処し、復旧後に咲洲庁舎で業務を再開する方向で検討していることを明らかにした。「津波では咲洲が危険だが、上町断層の直下型地震では逆になる」とも述べた。
東日本大事震災後、府は震災時に大阪湾に到達する可能性がある津波の高さを従来の想定の2倍となる4.8メートルに変更。浸水域が大阪都心や周辺都市に拡大する地図も作製したが、公表していない。橋下知事は「不安をあおるのを恐れた。熟度が高まれば夏ごろに公表したい」と述べ、新たに浸水域に入る地域でも暫定的な津波対策が必要との認識を示した。
記事3
橋下知事「梅田や難波にいてもまず逃げて」 津波の高さ、大阪府が従来の2倍想定
東南海・南海地震がマグニチュード(M)9・0規模で起きた場合、大阪市周辺で16市前後が津波被害を受けると関西大社会安全学部の河田恵昭学部長が試算する中、大阪府は6日、大阪湾の津波の高さを従来想定の2倍と仮定した浸水域のシミュレーションを作成した。約165万人が暮らす大阪湾岸の10市3町計約200平方キロが含まれる。
ただ、府は2倍の想定には「科学的根拠はない」と説明。河田氏の想定に比べると被害エリアは狭まっており、府民へのリスク周知も課題となりそうだ。
府の想定では、大阪市、堺市、高石市、和泉市、泉大津市、岸和田市、貝塚市、阪南市、泉南市、泉佐野市、忠岡町、田尻町、岬町が津波被害エリアに含まれる。府は13市町や関係機関と協議し、住民が「地震発生から1時間以内にビルの3階以上の高さ」へ避難できる体制を今年度中に構築するとしている。
橋下徹知事は「梅田や難波にいても大津波が来ると想定される場合はまず逃げてと訴えたい」と話した。
大阪府の想定について大阪市の平松邦夫市長は「住民の不安をあおるだけで、発表の仕方として疑問。避難のあり方や対策とセットにして発表すべきだ」とコメントした。
記事4
2011年8月19日 産経関西
18日、2年ごしの庁舎の全面移転構想を断念した大阪府の橋下徹知事。大阪湾の人工島にそびえる超高層庁舎が、地震の揺れにもろい現実を専門家から突きつけられると「ご指摘は重く受け止めたい」といつになく神妙な表情をみせた。大阪市側から昨年6月に85億円で購入し、「将来は大阪都庁舎に」という構想も描いていた肝いり庁舎の活用策は、大幅な方向転換を迫られることになった。
■「倒壊」顔色変え
専門家との意見交換会で、防災拠点の複数化の必要性について、とうとうと持論を展開していた橋下知事の顔色が変わったのは、名古屋大の福和伸夫教授(建築学)が、咲洲(さきしま)庁舎について「倒壊の可能性も検討すべきだ」と発言したときだった。
福和教授が取り上げたのは、高さ256メートルの咲洲庁舎と、人工島・咲洲の固有周期がいずれも約6~7秒で一致するために共振してしまう―との問題。
3月11日の東日本大震災で、咲洲庁舎は、震度3だったにも関わらず、10分間揺れが継続し、壁など計360カ所が損傷、最上階付近の振幅は約2・7メートルに達した。東海・東南海・南海地震が起きた場合、揺れは約5倍の12メートル以上になる可能性がある。
橋下知事は「(防災拠点が)下層階なら大丈夫ですか」と質問したが、福和教授は「上層階がこれだけ激しく揺れれば下層階も使えない」と即答した。
意見交換終了後、「庁舎として使えるかどうかはオール・オア・ナッシング」と言い残して会場を退出した橋下知事。
報道陣の取材に「全面撤退の可能性も視野に入れる」と話したが、その後「災害拠点ではなく、一般のオフィスビルのような仕事を考えれば、ただちに全面撤退するわけでもない」と話すなど、発言は揺れた。
「全面移転はないと思います。移転条例も出しません」。そう語る言葉にいつもの力強さはなかったが、「何が何でも庁舎移転は本末転倒」「専門家会議は有意義だった。自分の思いで突っ走らずに良かった」と、ふっきれたような表情もみせた。
■市長選影響は?
一方、複雑な対応を見せたのは大阪市だった。咲洲庁舎は、もともと大阪市の三セクが大阪ワールドトレードセンタービルディングとして建設。破綻処理のなかで当時は蜜月の間柄だった橋下知事と平松邦夫市長が連携し、府への売却に道筋をつけた経緯がある。
平松市長は産経新聞の取材に「本当は本庁舎移転に踏み切りたかったのだろうが、防災拠点としての機能に専門家から疑問符が出されれば、橋下さんとしても抗しきれなかったのだろう」と心情を推し量り「ベイエリアを一層、活性化させるという方向性にはかわりはない」と述べた。
一方、大阪市議の一人は「府庁舎の全面移転構想は明らかな失策。これほどの失敗をしてしまえば、大阪市長選へのくら替え出馬に向けた意欲も少しは薄らぐかもしれない」と、橋下知事を牽制(けんせい)した。
(2011年8月19日 07:00)
橋下知事の宿願…格安咲洲庁舎は無駄の象徴に?
大阪府の橋下徹知事が18日、宿願としてきた府庁舎の全面移転を突如、断念した。
自ら提唱する大阪都構想で都庁予定地と位置づけ、大阪市の3セクから購入した際には「府市協調のシンボル」とされた咲洲庁舎(旧WTC)。今後は膨らむ耐震補強費などで「無駄の象徴」にもなりかねず、11月27日に想定される府知事、大阪市長のダブル選にも影響を与えそうだ。
3セクの経営破綻で、大阪市の「負の遺産」だった旧WTC。府が85億円で買い取った当時は、橋下知事と平松邦夫市長が二人三脚で進める大阪再生のシンボルとも言われた。ベイエリアへの企業誘致にも起爆剤になると期待されただけに、市幹部からは「残念の一言」との声が漏れた。
一方、橋下知事は、1193億円かけて建設されたWTCを「85億円で買える」安さを強調してきたが、耐震対策に130億~18億円の追加工事を迫られている。老朽化した現庁舎と並行して補強費や維持費を投入することになれば、「格安が大誤算になる」(府幹部)との懸念も出ている。

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