

この顔がここで出てくるとは。
やっぱり中道改革連合は罠だった。
岸田政権が史上初の代執行。辺野古新基地の地盤改良の設計変更を沖縄県に代わって国自身が承認。このアベコベ代執行の元となる地方自治を軽視し司法の役割を放棄した最高裁判決がまず不当判決だ。

辺野古新基地の地盤改良工事を承認するように命じた裁判所の判決に「代執行には屈しない」と決めた沖縄県の玉城デニー知事を支持する。軟弱地盤の危険性を軽視し沖縄県民投票を無視する裁判所と国に従う必要はない
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2026年3月16日午前、名護市辺野古沖で「平和丸」と「不屈」という名の船2隻が転覆した事故で、平和学習中の高校生18人を含む21人が海に投げ出され、乗船していた京都の同志社国際高校の女子高校生と船長の2人が亡くなりました。
わざわざ遠くまで勉強に来られた若い方と、その方に基地の実際を見せてあげようとした船長さん。
亡くなられたお二人とそのご家族やご友人に心から哀悼の意を表するとともに、怖い思いをされたり怪我をされた高校生の方々やそのご家族にお見舞いを申し上げます。
当事者全員が善意から平和を希求して活動している中で、本当に痛ましい事故が起きてしまって、毎日毎日何度もため息が出てしまいます。

実は高市首相が3月19日に渡米してトランプ大統領と首脳会談を行うという緊急事態で、そちらの記事を連投する中でも、この事件がずっとのどに刺さった骨のように引っかかっていました。
私のFacebook上のお友達には辺野古の新基地建設に反対する運動に関わっている人も多いので、毎日いろんな投稿を見ることになります。
例えば、亡くなった「不屈」の船長金井創さんは牧師さんでもあるそうで、辺野古の平和運動にかかわる多くの人達に慕われるとても良い方だったようです。

しかし、それでなくても反政府的だということで叩かれてきた米軍基地反対運動ですから、それ見たことかとネトウヨが殺到し、両船を運行していた米軍普天間飛行場の辺野古移設の反対運動などを展開している「ヘリ基地反対協議会」はめちゃめちゃにつるし上げられているそうです。
また、平和学習なんてこの際無くしてしまえと、同志社国際高校にも批判が殺到しています。


実際、転覆した2隻は普段、米軍普天間飛行場の辺野古移設工事に反対する抗議船として運航されていたのですが、平和学習はボランティアで船を出しているだけということで、海上運送法に基づく事業登録をしていませんでした。
また事故当日は波浪注意報が出ており、救出に向かった海上保安庁の船さえ転覆する波の高さ。
にもかかわらず、出航の判断は金井船長に一任され、何メートルの風が吹いたら出稿を取りやめにするかなどの安全基準もなく、船長らの長年のカンだよりでした。
そして同志社国際高校も以上のような事情を詳しく把握しておらず、さらに引率の教員2人はいずれも乗船していませんでした。
ヘリ基地反対協議会も同志社高校も事故翌日には記者会見をしていますが、現在、捜査機関の捜査中であり、特に船を運航していた協議会の方は家宅捜索も入っていますから、業務上過失致死傷罪や海上運送法違反で立件されることもあり得るでしょう。

この事故に関して社民党の服部幹事長が高市首相の訪米に反対する官邸前抗議集会で
「そもそも、辺野古の新基地建設をいつまでも続けるのが悪いんです、皆さん!
海を埋め立てるのが悪いんです。
こんなことをしなかったら、事故も起こらなかったわけですから、本当に悔しくてたまりません」
と述べたことが他責だ他罰的だと批判されています。

しかし、服部氏がこう言いたくなる気持ちもわかります。
なにしろ、そもそも辺野古に新基地を建設し始めた大義名分は、普天間の基地を米軍から日本に返還させることでした。
ところが2026年2月、米国防総省が2025年9月に米政府監査院(GAO)に提出した公式回答文書で、辺野古の代替施設では能力が不足するため、代替となる
「長い滑走路」
が選定されるまで普天間飛行場は日本側に返還しないと明記していたことが判明しています。
そしたらいったい何のために辺野古の海を埋め立てたんですか。
辺野古での苦痛を受け入れても、普天間が帰ってこないなら、沖縄の人にとっていいことなんて何もないってことじゃないですか。
こんなバカな話がありますか?


沖縄復帰50年。米軍基地関連収入は県民所得の5%。それに対して基地騒音・公害・事故・犯罪、米軍基地が攻撃の目標になる危険。米軍基地があっても沖縄は何もいいことはないことを知っていますか。
それにしても、同志社国際高校が用意したいくつもの平和学習のコースのうち、せっかく辺野古の海の海上から辺野古の基地の様子を観察するコースを選んだ女子高生が溺れて亡くなってしまった。
若い命が散ったこの事故のことは基地反対運動をしている方たちは一生忘れることができないでしょう。
なんでこんなことになってしまうのか。
ご遺族の無念はいかばかりか。
他方、生き残った平和丸の船長が酒場まで追いかけてきてインタビューをしようとする卑劣な週刊新潮の記者に涙をこぼして叫んだという、
「俺はもうあのとき、死のうと思ったんだから。これ以上、お前に話せない。そっとしておいてよ。時期がきたら言うから」
という言葉が可哀そうで、その重さで心が沈みます。


編集後記

沖縄県の玉城デニー知事が国連人権理事会で演説。政府の辺野古の新基地建設について「県民投票により明確に埋め立て反対という民意が示されたにもかかわらず、貴重な海域を埋め立て、新基地建設を強行している」。
今年2月に辺野古の基地ができても普天間は返さないというとんでもない公文書が暴かれたときに、すぐに記事にしようと思ったのに、それをしない。
結局、本土の我々が沖縄を見捨てているから平和学習だってしないといけないし、無理もさせたんじゃないか。
こういう平和学習をしている学校があるんだと私が初めて知って感心したのが、この死亡事故。
本当に個人的にため息しか出ないです。
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きのう午前、名護市辺野古沖で船2隻が転覆した事故。この事故で、高校生18人を含む21人が海に投げ出され、乗船していた女子高校生と船長の2人が亡くなりました。そして、きょう新たに14人が重軽傷を負っていたことがわかりました。
きのうからきょうにかけて、船の運航する市民団体や高校がそれぞれ会見を開き、説明の場を設けました。
きのう午前10時ごろ、名護市辺野古沖で、平和学習を行っていた「平和丸」と「不屈」の2隻が転覆、京都から研修旅行で沖縄を訪れていた高校生18人を含む21人で海に投げ出されました。
この事故で、高校2年生の女子生徒(17)と「不屈」の船長の男性(71)が死亡しました。
そして、不屈に乗っていた高校生が右手薬指を骨折するなど、14人がけがをしました。
ヘリ基地反対協議会 仲村善幸共同代表「ヘリ基地反対協として、心からお詫びを申しあげたいと思っております。本当にすみませんでした」
昨夜、船を運航している市民団体「ヘリ基地反対協議会」が会見を開き、この事故について謝罪し、当時の状況などを説明しました。
そのなかで年に数回、学校側から基地周辺の見学依頼があれば無償で海上を案内したということです。出航の判断は、午前7時半にミーティングを行い、天候や気象情報を見て船長が行っていました。
亡くなった男性は10年以上、辺野古の海に出て、抗議活動や平和学習をしていました。
ヘリ基地反対協議会 共同代表 浦島悦子さん「相手の学校さんもですね、生徒たちに現場の実態をぜひ見てほしいということで、多分ご依頼されたと思うんですけれども、そういう中でそれと全く別の事態が起こったということは、やっぱり私たちの責任としてきっちりの責任を取っていかなくてはいけないというふうに思っております」
一方、船舶運輸事業の手続きや登録などを行う沖縄総合事務局運輸部によりますと、海上運送法では有償無償に関わらず、原則、需要に応じて運航する場合は正式な登録が必要ですが、今回の2隻は登録されておらず、運用が違反に当たるかどうか調査中だということです。
今回の事故を受け、京都府にある同志社国際高校で開かれた会見。この高校では平和学習の一環で、開校以来40年以上、研修旅行の訪問先を沖縄にしていて、本島南部の戦跡・史跡を中心にめぐり、歴史や文化を体験するカリキュラムを設定。きのうは研修3日目で、各班に分かれて行動することになっていて、辺野古の見学は2015年から行われていました。
同志社国際高校 西田喜久夫校長「生徒の顔を思い浮かべるとニコニコ笑っていた姿をどうしても私たち教員は思い出してしまいます」「このような形で帰らぬ人となったことに関しまして、本当にどういうふうに迎えたらいいのか」「私ども教員1人1人、耐え難い悲しみに包まれています」
高校は来週にも保護者説明会を開くとしています。
転覆したした船が引き上げられた辺野古漁港では、運輸安全委員会那覇事務所の調査官2人が訪れ、船の状態や現場の情報などを収集する様子が見られました。
Q船のどこの部分を重点的に調査をするのか? 運輸安全委員会事務局那覇事務所 山崎二郎事故調査調査官「今回転覆事故ということで、海面からの高さとか、高さ系です。重心系とかそういうところがメインになるのかなと」「ひっくりかえったということは重心が崩れたということになりますので」「(船の)バランス部分とか転覆事故では重要になってくるところなのかなと」「印象としては小さい船に結構何人かが乗っていたいたんだな、という印象は受けました」
運輸安全委員会は、今後、関係者から事故当時の状況など聞き取りする予定です。
海保によりますと、事故のあった海域はリーフのそばで波が立ちやすい場所で、また当時、沖縄本島地方に波浪注意報が発表されていて、2隻の船に対して運航に注意するよう呼びかけていたということです。
海保は、今後、業務上過失致死傷の疑いも視野に、事件と事故の両面で捜査を行う方針です。

「あんな船に乗せたくなかった…」 辺野古沖転覆で同志社国際高が説明会 保護者ら憤り
2026/3/24 22:51 産経新聞
同志社国際高の説明会後に取材に応じる保護者=24日午後10時41分、京都府京田辺市
沖縄県名護市辺野古沖で船2隻が転覆し2人が死亡した事故で、平和学習のために乗船していた2年生の女子生徒(17)が死亡した同志社国際高(京都府京田辺市)の関連施設で24日、2年生の保護者を対象にした説明会が開かれた。出席した保護者らからは「あんな船に乗せたくなかった」「引率になっていない」など学校側の対応に対する憤りの声が上がった。
学校側によると、同校関連施設で午後6時半に始まった保護者説明会には約150人が参加。想定の2時間を大きく上回る午後10時15分頃に終了した。質問のために挙手する保護者が続出したという。
説明会終了後、報道陣の取材に応じた父親は「先生が船に同乗しなかったことに対する質問はものすごくあった。学校側からは申し訳ないという説明があり、全く引率になってないじゃないかという声が出た」と憤りを見せた。
別の生徒の母親は「どのような船に乗るのか、生徒も保護者もみんな知らなかった。観光船だと思ったから軽装だった。誰もあのような船に子供たちを乗せたくないし、子供たちもあんな船に乗りたくなかったと思います」と述べた。
事故を巡っては、2隻を運航する「ヘリ基地反対協議会」の安全管理体制のあり方に加え、学校側の責任も焦点となっている。転覆した2隻は普段、米軍普天間飛行場の辺野古移設工事に反対する抗議船として運航されていたが、学校側はそうした情報を保護者に伝えていなかった。また学校側は、2隻が海上運送法に基づく事業登録をしていなかったことを把握しておらず、出航の判断を船長に一任。引率の教員2人はいずれも乗船していなかった。
学校側は25日にも全学年の保護者を対象に説明会を開催する。再発防止に向け、月内をめどに第三者委員会を設置する方針を示している。
事故は16日午前10時10分ごろ発生。2隻には生徒18人と乗組員3人が分乗していた。女子生徒と金井創(はじめ)船長(71)が死亡し、生徒12人と乗組員2人の計14人が負傷した。
社民党幹事長 デモでの辺野古事故は「新基地建設なければ起きなかった」発言に「他責の極致」と批判続出
3/20(金) 19:10配信
女性自身
(写真:時事通信)
海上保安庁は3月20日、名護市・辺野古で修学旅行中の高校生を乗せた船が転覆し、2人が死亡した事故をめぐって、船を運営する市民団体の関係先に家宅捜索に入った。
【動画あり】国会デモで演説する社民党の服部良一幹事長
「事故は3月16日に辺野古沖で発生。平和学習のために同地を訪れていた同志社国際高校(京都)の生徒18人と、乗組員3人が乗船していた船2隻が転覆し、同校の女子生徒(17)と船長の金井創さん(71)が死亡しました。船を運行するのは、米軍普天間飛行場の辺野古移設の反対運動などを展開している『ヘリ基地反対協議会』。海上運送法では、人の求めに応じて船を運航する場合は国への登録が義務付けられていますが、同団体はボランティアで運行しているため、登録は行っていなかったとのこと。海上保安庁は業務上過失致死傷、海上運送法違反の容疑で捜査に着手していました」(社会部記者)
2人の犠牲者を生んでしまった今回の痛ましい事故。船の管理体制など捜査による実態解明を願うばかりだが、海保が関係先の家宅捜査に入る前日、国会周辺で開催されたアメリカ・イスラエルによるイラン攻撃反対デモでは、辺野古の事故をめぐって、“ある人物”の発言がSNSで波紋を広げていた。
その人物とは、社民党の服部良一幹事長(76)だ。デモ主催側からスピーチを求められた服部氏は、聴衆に向けて「同志社国際高校の女子学生、そして船長が亡くなるという悲しい事故です。本当に心からお悔やみを申し上げたいと思います」とコメント。
続けて、「この事故の原因をきっちり究明して、安全対策を取っていかなければなりませんけれど、こうした事故によって平和学習に対するバッシングが来ないように、本当に関係者力合わせてこの危機を乗り越えていきたいと心から感じているところです」と語りかけた。
そして、問題視されているのは次の発言だ。辺野古移設をめぐっては、’13年に当時の仲井眞弘多知事(86)の元で埋め立てが承認されて以降、工事が長期化しているが、服部氏はこの経緯と事故を結びつけ、以下のように訴えた。
「そもそも、辺野古の新基地建設をいつまでも続けるのが悪いんです皆さん!海を埋め立てるのが悪いんです。こんなことをしなかったら、事故も起こらなかったわけですから、本当に悔しくてたまりません」
服部氏の持論に、周囲からは「そうだ!」といった声も起こっていたが……。Xでは、「基地建設がなければ事故は起こらなかった」という主張に対し、以下のような疑問の声が続出した。
《「辺野古事故は埋め立てるのが悪い」「遭難したのは山が悪い」に等しい他責の極致。安全管理を怠った者の責任》
《「イラン攻撃やめろ」はまだ分かるが、社民幹事長の「埋め立てるのが悪い」は許し難い》
《これは絶対にあり得ない発言。政治家がとか言うレベルではない》
《埋め立てるのが悪いってのはあかんのじゃね?今回の事故のパターンで一番言っちゃ駄目では?》
なお、社民党の福島瑞穂代表(70)は16日のXで《船に乗せてもらい見学をしたことがあります》と明かしつつも、基地建設と事故発生を関連付けるようなことはしていなかった。
「同志社国際高校の関係者は事故翌日の会見で、波浪注意報が出ていることを把握しつつ、船長が出したゴーサインにそのまま従って生徒たちを乗船させたと説明。そのほか、引率の教員も乗船していなかったといい、学校側は『監督管理体制が不十分だった』と謝罪しています。事故の具体的な発生原因は捜査中ですが、少なくとも基地建設と事故の発生に明白な因果関係があるわけではなく、糾弾されるべきは学校や船を運営する団体の安全管理責任です。日米安保に対する批判自体は理解できますが、人が亡くなった事故を持ち出して自分たちの主張と結びつけるのは、かえって党の価値を下げてしまう行為ではないでしょうか」(政治ジャーナリスト)
いまや所属国会議員が2人にとどまる社民党。まさに“崖っぷち”の状況で、今回の騒動は痛手に違いない。
〈辺野古転覆事故〉スナックで泥酔した「平和丸」船長が直撃取材に答えた! 「出航を決めたのは俺じゃない」「死人を起こして聞いた方がいい」
3/25(水) 11:40配信
デイリー新潮
過去にも「危機一髪、命を落としかねない事故」が
転覆した移設抗議船「不屈」の曳航に向け、ダイバーが準備を進めていた
3月16日に沖縄県名護市辺野古沖で、同志社国際高校の生徒ら21人が乗船していた2隻の小型船が転覆し、同校に通う17歳の女子生徒と、「不屈」の船長の金井創さん(71)が亡くなった事故。次々とずさんな運用体制が露見する中、渦中の当事者が初めて重い口を開き、胸の内を吐き出した。
【写真を見る】スナックで泥酔する姿も 平和丸の船長
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船を運用していたヘリ基地反対協議会(以下、反対協)によるずさんな運用体制や、事故後の会見が批判を集めているが、過去にも今回の事故を予知させるような問題があったという。
さる名護市議が明かす。
「漁師が潜水漁をする際には、船からホースを出して漁師に空気を送ります。漁師はホースの先に付いたレギュレーターをくわえて呼吸をするわけです。船から伸びているホースを他の船が巻き込んで、引っ張ると危ない。だから、潜水漁をしている船は目印の旗を立てていて、他の船は近寄らないのが普通です」
ところが、
「昨年1月、反対協のグラスボートが潜水漁の現場に近づいてしまったのです。その船のプロペラがホースを巻き込んだ。漁師は船に引きずられて海水を飲み込みましたが、たまたまホースの結束部が外れたので、浮上できました。危機一髪、命を落としかねない事故でした」(同)
名護市内のスナックに現れた、平和丸の船長
目下、事故を巡っては、海上保安本部が業務上過失致死傷などの疑いで捜査をしている。とりわけ注目されるのが、女子生徒が乗っていた「平和丸」の船長である。
「40代後半の船長は、本島北部の今帰仁村(なきじんそん)出身。大学卒業後、家業の農家を継いでいましたが、4年前に日本共産党から村議選に出馬したこともある。辺野古での抗議活動には10年ほど前から参加しています」(地元紙記者)
実際、22日に行われた実況見分にも船長は立ち会っていた。このとき、取材陣の呼びかけに応じることはなかった。
その日の夜、彼は思いがけない場所に姿を現した。名護市内のスナックである。店内では、グラスを手にカウンターに突っ伏して、かなり酔いが回っているかに見える。かと思えば、顔を上げて冗談を飛ばしてもみせる。彼はいま、何を考えているのだろうか。
「死人を起こして聞いた方がいいよ」
店を後にした船長を直撃すると、
「やめとけって。俺は飲んでるんだから」
そう声を荒らげる。続けて記者が質問を重ねると、“つらいから飲んだんだ”という船長は、次のように怒声で応じた。
――なぜ波浪注意報が出ていたのに出航したのですか?
「ずっと波浪注意報は出てるんだよ。3カ月ずっと出てる。これ、出したらダメなわけ? 穏やかだし。俺が決めたんじゃないよ」
――金井船長が決めたのですか?
「うん。あの人の判断だから。俺がどうのこうのじゃない。担当はあの人。俺は決める権利ない。(反対協の)海上行動だったら、これはちょっとやばいんじゃないかって一言、言えるかもしれないけど。金井さんの判断」
――会見では反対協の海上チームと言っていましたが?
「だから海上チームと違うって。金井さんから聞いたわけ? 死人から? 死人を起こして聞いた方がいいよ。金井さんを起こして聞いた方がいいよ」
――ではあの会見は何だったのですか?
「あれが間違ってたんだよ。早過ぎだろ。じゃあ、何か情報を得ましたか? 何もしゃべれてないだろ。曖昧じゃない? 何も言ってないよ」
そして最後に、涙をこぼしてこう声を張り上げたのだった。
「俺はもうあのとき、死のうと思ったんだから。これ以上、お前に話せない。そっとしておいてよ。時期がきたら言うから」
3月26日発売の「週刊新潮」では、平和丸船長が直撃取材に語った内容の「完全版」を掲載する。
「週刊新潮」2026年4月2日号 掲載
辺野古完成でも「返還せず」 米国防総省が公式文書で明記 辺野古以外の代替滑走路要求
【平安名純代・米国特約記者】米軍普天間飛行場の返還を巡り、米国防総省が2025年9月に米政府監査院(GAO)に提出した公式回答文書で、名護市辺野古の代替施設では能力が不足するため、代替となる「長い滑走路」が選定されるまで普天間飛行場は日本側に返還しないと明記していたことが14日までに分かった。名護市辺野古に代替施設が完成しても、普天間返還が実現しない恐れがある。
条件が満たされなければ普天間を返還しないと公式文書で言及するのは初めてとみられる。
文書は、名護市辺野古の代替施設の滑走路が普天間より短いことに触れ、普天間の任務の一部は受け入れられないと説明。これらの任務を支えるため、長い滑走路を確保する必要があるとし、日本政府と協議を継続しているとした。
その上で国防総省は、「代替となる滑走路」の選定の最終責任は日本政府にあるとし、選定が完了するまで普天間は日本側に返還されないと踏み込んで明記した。
日米両政府は13年4月の統合計画で、代替施設では再現できない長い滑走路による活動に備え、緊急時に民間施設を使用できるよう改善することを返還の前提条件の一つに掲げている。
今回の回答は、この条項の履行が返還に直結することを米側が明示した形だ。
政府監査院は17年の報告書で、新基地の滑走路短縮に伴う能力面の不足を指摘し、任務要件を満たす「他の滑走路」を選定するなどして是正するよう国防総省に勧告していた。
普天間返還を巡っては、17年に稲田朋美防衛相(当時)が「条件が満たされなければ返還されない」と国会で述べ、波紋を呼んだ経緯がある。
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