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こちらではお初にお目にかかります。弁護士・元ロースクール教授、宮武嶺の社会派リベラルブログです。

高市早苗首相が、公設第一秘書の木下剛志氏と松井健氏のネガキャン動画打ち合わせ音声について「時間がなくて聴いていない」→「有料なので文春の会員になりたくないから聞かない」。もう証人喚問しかない。

騙るに落ちた高市早苗首相。高市陣営が自民党総裁選の対抗馬や衆院選で枝野幸男氏や岡田克也氏らへの中傷動画を作成・投稿・拡散した疑惑は、高市首相の否定の仕方でむしろ深まった。

 

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 高市早苗という政治家の断末魔というか、最後の悪あがきですね。

 高市首相が自民党総裁選や衆院選でネガキャン動画作成を依頼して、とてつもない数の誹謗中傷動画がネットに溢れた件。 

 これをスクープした週刊文春がとうとう、高市氏の公設第一秘書の木下剛志氏とネガキャン動画作成の松井健氏がネガキャン動画作成についての音声データを2026年6月3日に公開しました。

 この音声について中道改革連合の伊佐進一氏が木下氏の声か確認するように質問通告しておいたのに、高市首相は

「伊佐氏の質問を見たのは4日午前3時すぎだった。

 今朝までに確認することができなかった」

と答えたんですよ。

スクープを小出しにするけど隠し玉がたくさん取ってあって、相手に反論させてはそれを毎週潰しに来るのが文春の常とう手段なのに、何十年も政治家をやってきて知らんのか。

これで高市首相が木下氏の音声じゃないとか言い出したら、zoomなんだから絶対動画をぶつけてくるぞ。

 ネガキャン動画事件で高市首相の公民権停止は確実か。高市首相は「問題が起きた時に『秘書が勝手にやったこと。私は知りませんでした』とだけは言いたくない」と書いたブログを削除しといてよかった(笑)。

 

 

 何を言うとんねん、こいつは(怒)。

 自民党総裁選で進次郎や林大臣の悪口を流したのももちろん政治的・道義的責任は免れません。

 しかし、さらに、衆院選で中道改革連合の枝野幸男氏・岡田克也氏・安住淳氏について事実と異なる動画を本当に流させたのなら、これは公職選挙法第235条 に違反する「虚偽事実公表罪」であってれっきとした犯罪です。

 これに高市氏が直接かかわっていれば高市氏自身が虚偽事実公表罪で有罪となります。

 そして、秘書の木下氏が有罪になっただけでも、高市氏は連座制で公民権を5年間停止され、首相はおろか国会議員もやめねばならず、5年間は選挙に出ることもできなくなるんですよ?

 それを質問通告を見るのが夜遅かったから確認していませんって、もっと働いて働いて働け!

高市早苗首相が女性政治家ゆえの「ガラスの天井」について語ったが、今では日本初の女性首相ということで高支持率をもらっているくせに、女性の権利のためには働かず働かず・・・。

 

 

 さらに高市氏の言うことがふざけていて、

「ご指摘のオンラインは残念ながら会員制の有料オンラインなんです。

 こちらの言い分は関係なく、私と面識のない方の言い分を報道している。

 そこの有料会員になろうとは思いませんでした。

 (音声を確認する)方法もなかった。

 結論として確認できませんでした」

と言って逃げようとしたんです。

 この人は内閣総理大臣としての自覚も国会議員としての責任感も何もないですね。

 自分の悪口を書いているから有料会員になる気がしなかったって、あんたが他の政治家の悪口を言いまくってる疑いが今かかっているの!

もう目が「極道の妻たち」だよ。

 

わたくしが生まれてから見た内閣総理大臣で一番怖いわ。

 

【#高市逃げるな】高市早苗首相が党首討論や国会答弁だけではなく記者会見からも逃げ、ぶら下がり取材でも全社で質問は1つのみと制限したことが発覚。

 

 

 これで野党が納得するわけもなく、午前中の質疑を受け、野党は正午からの休憩時間に政府側に音声を提供して、高市首相に聞くように求めたんですね。
 午後の質問を引き継いだ長妻昭議員が休憩時間中に音声を確認したかを高市首相に尋ねたのに対して、高市首相は

「他人に聞かせてはいけないという(文春の)規約に抵触してはいけない」

と言い出し、音声自体は聞いていないと言い訳したんです。

 ああいえば交遊録!そこだけルール厳守とはずる賢い!

 そして高市氏は文字起こししたものを読んだとした上で、

「(中傷目的の)動画の作成といったやりとりではなかった」

と述べ、疑惑とは関係ないと強調しました。

 また、音声の声が地元秘書のものかどうかについては、音声を聞いていないため

「断言は難しい」

とまた逃げたんです。

 文春の有料会員になろうとは思わない」高市首相は中傷動画めぐる野党の追及にイライラ…疑惑解明には後ろ向き:東京新聞デジタル

【#サナ喝】高市早苗首相が仮装通貨「SANAE TOKEN」(サナエトークン)への関与を全面否定するも、サナエトークン詐欺を放置して被害を拡大させた責任は免れない【#高市モームリ】

 

 

 いやあ、これは日本の議会史に残る内閣総理大臣の醜態でしょう。

 フジテレビのバラエティ番組「逃走中」じゃないんだから、どれだけ逃げたら気が済むんですか、高市早苗。

 これはもう、高市事務所所長であり高市氏の公設第一秘書である木下・剛志氏と、サナエトークン事件の首謀者でもある松井健氏を参考人招致して。

 いや、それでは生ぬるいので、証人喚問して、国会で徹底的に真実を解明するしかないでしょう。

 だって高市首相がどうしても文春の公開した音声を聞かないんだもん。

 高市首相の犯罪があったのかなかったのか、その嫌疑を晴らすには木下・松井という当事者の話を国会で聞くしかありませんよね、自民党さんよ。

私も賛同しました。

高市早苗陣営ステマ動画の真相解明を求めます 木下剛志氏・松井健氏の国会証人喚問を求めます

 

 

参考記事

村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより

「週刊文春が連続5週で高市早苗周辺の証拠を出し続けています。引き続き注目をお願いします。

法と政治倫理と国民主権が機能しているまともな民主国なら、高市早苗の政治生命はもう終わりでなければならないはずです。」

週刊文春が暴き続ける高市早苗陣営作成中傷動画問題 #高市早苗の軽重を問う (149)

高市早苗はかつてこう言いました。「何か問題が起きた時に『秘書が勝手にやったこと。私は知りませんでした』とだけは言いたくない」と。今、「私は知りませんでした」ということにしてスキャンダルから逃げていますよね。 #高市早苗の軽重を問う (148)

 

kojitakenの日記さんより

『高市のやり方はいつもこうだ。ありとあらゆる議論を嫌う。それは議論を闘わせるもう力が高市にかけているからだが、論敵はすべて「中傷動画」や突然の解散総選挙などによって消される』

永田町では「首相辞任どころか議員辞職も迫られかねない」との声も… 高市陣営「中傷動画疑惑」で広がるヤバすぎる波紋 (泉宏, 東洋経済オンライン,5/25)

 

 

編集後記

村野瀬代表がおっしゃる通り、

「法と政治倫理と国民主権が機能しているまともな民主国なら、高市早苗の政治生命はもう終わりでなければならないはずです。」

しかし、そうならないのがうちの国なんですよね。

安倍首相なんてスキャンダルだけでも加計、森友、桜を見る会とあって、主な違憲立法だけでも共謀罪、特定秘密保護法、安保法制と全部強行採決したわけです。

それでも、これらの醜聞や悪政では倒れなくて、7年8か月の日本最長不倒記録を樹立しました。

もう終わりやろ、いくらなんでも降参やろと思っても倒れない、それが安倍晋三のDNA。

高市早苗の粘り腰、絶対に侮れません。

 

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「文春の有料会員になろうとは思わない」高市首相は中傷動画めぐる野党の追及にイライラ…疑惑解明には後ろ向き

2026年6月4日 16時58分 東京新聞

有料会員限定記事

高市早苗首相の陣営が2月の衆院選などで、他候補を中傷する動画の作成に関わったとする週刊文春の報道を巡り、高市首相は4日の衆院予算委員会で、文春側が公開したオンライン会議の音声を聞いていないと答弁した。
野党は、音声は首相の地元秘書と動画作成者との関係を証明するものだとして確認を迫ったが、首相は「(文春の)有料オンライン会員になろうとは思わない」などと述べ、疑惑の解明に消極的だった。(木谷孝洋)
◆中道・伊佐進一氏の質問に…
疑惑は、週刊文春が4月30日発売号から5号連続で報道した。高市陣営が起業家男性の協力を得て、昨秋の自民党総裁選や衆院選の際に他候補を中傷する動画を大量に作成し、拡散させたという内容。

衆院予算委で中道改革連合の伊佐進一氏の質問への答弁のため挙手する高市首相(佐藤哲紀撮影)

 

高市首相は、この起業家男性について「私自身も秘書も会ったことはない人」として、事務所としての関与を否定してきた。野党側から「秘書と男性のオンライン会議がなかったか断言できるか」と聞かれると「週刊誌の記事内容は確認できないし、記録もない」と答弁していた。
しかし、文春側が6月3日に音声を公開したことで改めて関係が問われることになった。
午前の質問に立った中道改革連合の伊佐進一氏は、事前に質問通告したとした上で、音声のやりとりが地元秘書のものだったかどうかを質問した。
◆「答えられることは一生懸命答えている」と反論
これに対し、首相は2日夜に台風対応や国会答弁の準備でほぼ徹夜したと説明し「伊佐氏の質問を見たのは4日午前3時すぎだった。今朝までに確認することができなかった」と述べた。


衆院予算委で質問する中道改革連合の伊佐進一氏(佐藤哲紀撮影)

 

さらに、音声は有料会員登録が必要な「週刊文春電子版」で公開されたことから、「私の知らない人の言い分ばかりをセンセーショナルに報道してきた、そこの有料オンライン会員になれということであれば、それはできない」と主張した。
伊佐氏は首相の忙しさに理解を示しつつ、前日の3日に事前通告したことを踏まえ「何のための事前通告なのか。『通告したけど遅かったから駄目です』だったら、他の質問も全部そう言えるじゃないか」と苦言を呈した。
首相は「通告いただいていないことも、答えられることは一生懸命答えている」と反論し、「私、もしくは私の事務所に法律違反になる行為があったのかどうか、具体的に教えていただいたら、誠実に答弁する」と述べた。
◆野党が音声提供も「規約」理由に聴取拒否
午前中の質疑を受け、野党は正午からの休憩時間に政府側に音声を提供して、首相に聞くように求めた。

文春の有料会員になろうとは思わない」高市首相は中傷動画めぐる野党の追及にイライラ…疑惑解明には後ろ向き:東京新聞デジタル

午後は、中道の長妻昭氏が質問を引き継いだ。
長妻氏が休憩時間中に音声を確認したかを尋ねたのに対して、高市首相は「他人に聞かせてはいけないという(文春の)規約に抵触してはいけない」として、音声自体は聞いていないと説明した。
文字起こししたものを読んだとした上で、「(中傷目的の)動画の作成といったやりとりではなかった」と述べ、疑惑とは関係ないと強調した。
また、音声の声が地元秘書のものかどうかについては、音声を聞いていないため「断言は難しい」とした。
◆野党は秘書の参考人招致も視野に
中道の小川淳也代表は、予算委の質疑を受けて「誠意ある対応、誠実な答弁が求められないとすれば、首相の地元秘書を予算委員会に参考人招致する必要がある」と記者団に話した。
衆院予算委で質問する中道改革連合の小川代表(佐藤哲紀撮影)

高市首相の答弁についても、「事実無根であれば、そうした事実はないと明確に言い切るべきだ。首相としての資質が問われ始めている」と指摘した。
野党は5日の参院予算委でも、この疑惑を取り上げる方針だ。

 

 

吹き出しアイコン安田菜津紀さんのコメント
安田菜津紀さん
写真・図版
衆院予算委で、中道改革連合の伊佐進一氏の質問を聞く高市早苗首相(右)=2026年6月4日午前11時35分、岩下毅撮影

 高市早苗首相ら全閣僚が4日の衆院予算委員会に出席し、論戦に臨みます。物価高騰対策や消費減税、SNSでの中傷動画の拡散などの問題に対し、首相はどう答えるのか。タイムラインで詳報します。

17:20

補正予算案、衆院予算委で可決

 2026年度補正予算案は衆院予算委員会で賛成多数で可決された。自民党と日本維新の会の与党のほか、野党の国民民主党とチームみらいが賛成に回った。中道改革連合は補正予算案に対する組み替え動議を提出したが、賛成少数で否決された。

 採決に先立ち、中道の中野洋昌氏は反対討論で、多額の予備費を積み増す補正予算案について「政府が国会に対して税金の使い方を示すことなく、白紙委任を求めるものだ」と批判。参政党や共産党も反対に回った。

 政府の補正予算案はこの後、衆院本会議に緊急上程され、衆院を通過する見通し。

16:55

首相「一律の消費減税は適当でない」

 高市早苗首相は衆院予算委員会で、消費税率の引き下げについて「一律の消費減税は適当ではない」と述べた。政府が調整を進める食料品に限った消費減税をめぐり、共産党の辰巳孝太郎氏が「あまりにも遅いし、不十分だ」として一律減税を求めたのに対し、答えた。

 首相は「一律の消費税減税をした場合、年金・医療・介護・少子化対策という国民の暮らしに深く関わる行政サービスにも影響が出かねない」と強調した。

16:40

首相「危機管理投資は、絶対に成長につながる」

 「世界は産業政策の大競争時代にある」。高市早苗首相は衆院予算委員会でそう語り、危機管理投資を成長投資につなげる持論を訴えた。チームみらいの高山聡史幹事長が「危機対応と成長戦略をどう両立させていくのか」と問うたのに対し、答えた。

 首相は中東情勢の関連投資を例に挙げながら、「危機管理投資はこういう時だからこそ大事。絶対に成長につながる成長投資とも言える」と答弁。「今はまさに大競争時代で、未来への投資不足の流れを断ち切るために私は総理になった。国内投資の促進に徹底的なてこ入れをするために今、働いている。大胆な措置を講じていけば、強力に民間の投資も引き出していける。それが日本の成長につながる」と力説した。

15:25

豊田氏「質問聞かなくて結構と言われた」首相「そんな失礼な役所はどこ?」

 「そんな失礼なことをした役所がどこなのか、私にあとでこっそり教えてください」。高市早苗首相が衆院予算委員会で、参政党の豊田真由子氏にそう持ちかける一幕があった。

 豊田氏は今回の質疑に向け質問通告をしたものの、省庁側が直接、内容を聞き取る「質問取り」がなかったと指摘。その省庁の幹部から「『質問要旨でわかるから話は聞かなくて結構です』と言われた」と述べ、「たった1枚の紙で、現場を知らない役所の方に分かったつもりになってほしくない」と訴えた。

 首相は「一枚紙では充実した答弁はできない。ヒアリングをして文字起こしをして、それをもとに答弁書を作成する」と述べたうえで、自らの答弁準備について「細かい総理ですから、夜中に手を入れてばんばん書き直すという作業をしている」と強調した。

15:10

定数削減「真摯に取り組む」首相、比例のみ削減指示

 高市早苗首相(自民党総裁)は衆院予算委員会で、自民と日本維新の会が連立政権合意書に盛り込んだ衆院議員の定数(465)の1割削減について、「自民において衆院選でも政権公約として掲げた。その実現に向けて真摯(しんし)に取り組んでいく」と述べた。維新の斎藤アレックス政調会長への答弁。

 一方、自民の鈴木俊一幹事長はこの日の党会合で、首相から衆院比例区のみの削減で意見をまとめるよう党内に指示があったことを明らかにした。維新は「比例区で45削減」を主張している。

14:00

中東情勢緊迫化に首相「再生可能エネも原子力も活用」

 高市早苗首相は衆院予算委員会で、中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー問題について「化石燃料の調達先も多角化するが、再生可能エネルギーも原子力も活用して、エネルギーの自給率向上に資する脱炭素電源は最大限活用する」と述べた。国民民主党の浅野哲氏への答弁。

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衆院予算委で質問する国民民主党の浅野哲氏=2026年6月4日午後1時30分、岩下毅撮影

 首相は「今まさに中東情勢の緊迫化により、自給率の低さや原油の中東依存度の高さという非常に大きな課題が再認識された」と指摘。続けて「今後、AI(人工知能)の利用などで相当、電力需要も増加する。我が国のエネルギー需給構造の強靱(きょうじん)化はもう急務だ」と強調した。

13:30

中道・小川代表「首相として猛省を求めたい」

 高市早苗首相の陣営が衆院選や自民党総裁選で他候補を中傷する動画のSNSへの投稿に関わったとする週刊文春の報道をめぐり、中道改革連合の小川淳也代表は記者団に対し、首相の国会答弁について「自らに都合がいいことと、不都合なことをフェアに判断しようという政治家として基本的な資質に疑いが生じている。首相として猛省を求めたい」と述べた。

 首相は衆院予算委員会で、報道されたオンライン会議について「(内容を確認するために)そこの有料オンライン会員になろうとは思わなかった。その方法もなく、確認することができなかった」と答弁。中道側が音声データを提供した後は、音声ではなく「文字起こし」を確認したと述べた。

 こうした答弁姿勢について、小川氏は「他人の払ったお金を元手に音声を聞くわけにいかないという、なんだか分かったような、分からないようなへりくつ。幼稚とも取られかねない発言だったのではないか」と指摘した。

 中傷動画に関しては、5日の参院予算委員会で立憲民主党が採り上げる見通しとなっている。小川氏は首相から「仮に誠実な答弁」がなかった場合、首相の秘書の参考人招致を求める可能性に言及した。

13:00

首相「有料のもの、規約に抵触してはいけないかと」

 高市早苗首相の陣営が衆院選や自民党総裁選で他候補を中傷する動画のSNSへの投稿に関わったとする週刊文春の報道をめぐり、首相は衆院予算委員会で、報じられたオンライン会議の音声を文字起こしした内容で確認したと述べた。中道改革連合の長妻昭氏は、首相の秘書の音声かどうかを確認するよう求めた。

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衆院予算委で質問する中道改革連合の伊佐進一氏=2026年6月4日午前11時19分、岩下毅撮影
ここから続き

 中道の伊佐進一氏が午前の審議で、オンライン会議の音声が首相の秘書の声であるか確認を求めていた。次の質問者の長妻氏は昼の休憩を経て、「音声データそのものを聞ける状態で渡しているが、真偽はお分かりになったか」と問うた。

 首相は「有料のものを他人に聞かせてはいけないという規約に抵触してはいけないかと思い、文字起こしをしてもらった」とした上で、「断言することは難しいが、やりとりの内容は把握した。他候補を批判する動画の作成とか、それを広げてくれとか、そういった内容ではなく、『広く国民の声を聞くためにどうしたらいいのか』といった内容だった」と述べた。

 長妻氏は、録音データの提供について週刊文春に確認を取ったと説明。5日に予定される参院予算委に向け、「音声の主が秘書かどうかを確認の上、野党の質問に答えていただきたい」と述べた。

11:55

給付付き税額控除、働いていない人はなし?「問題意識は確認」

 中道改革連合の長妻昭氏は衆院予算委員会で、社会保障国民会議で制度設計が進む「給付付き税額控除」について、「働いてない人には支払わないことにならない、ということでいいか」と質問。高市早苗首相は「(国民会議で)給付付き税額控除と既存の社会保障制度の双方から取り残されるものが生じないようにしようという意見も出ているということで、そのような問題意識があることは確認している」と答えた。

 長妻氏は「政府からは、お子さんは別にして働いてない人は支給しないという制度だと聞いている。働いてない人も消費税は負担しているわけだから、そういうふうにならないようにという趣旨の(首相の)答弁だと受け止めた」と語った。

11:20

首相「(文春の)有料会員なろうと思わない」 伊佐氏は休憩求める

 高市早苗首相の陣営が衆院選や自民党総裁選で他候補を中傷する動画のSNSへの投稿に関わったとする週刊文春の報道をめぐり、オンライン会議の音声が公開されたことについて、首相は「(内容を確認するために)そこの有料オンライン会員になろうとは思わなかった。またその方法もなく、確認することができなかった」と述べた。中道改革連合の伊佐進一氏の質問に答えた。

 首相は「こちらの言い分は関係なく私の面識のない方の言い分、非常にイメージ操作をして報道してこられた」とも主張した。

 伊佐氏は事実確認のために委員会を一時休憩とするよう求めたが、坂本哲志予算委員長(自民党)は「休憩しようがない。テレビ中継をやっている」などと応じなかった。実際はNHKで中継されていても、予算委が休憩に入った前例はある。

 伊佐氏は「事前通告していた話だ」と憤ったが、首相は「先生の方で文字起こしをしていただけるとか、例えば(自分の)秘書官に『有料会員になってくれ』と言えますか。有料会員になること自体、私は拒否する。何か法的に私に問題があるなら、具体的におっしゃってください」と反論した。

 首相は5月28日の参院厚生労働委員会では、週刊文春の報道について「私も秘書も含め、他の候補者を批判するようなものを作成、発信、拡散したり、そういったことを第三者にお願いをしたりしたことはないと答えている。秘書に確認した」と述べていた。

10:25

「9条は砦だったか足かせだったか」日米会談巡り首相の答えは

 「憲法9条の存在は砦(とりで)だったのか、足かせだったのか」。中道改革連合の小川淳也代表は衆院予算委員会で、高市早苗首相に対し、3月の日米首脳会談でトランプ大統領に中東への自衛隊派遣に関する法的制約を説明した際に、戦争放棄や交戦権の否認などを定めた憲法9条をどのように感じていたかを問うた。

 これに対し、首相は「会談でそういったことを考えていたわけではない。現行の憲法9条や自衛隊法、(武力攻撃事態や存立危機事態に関する)事態認定法などについて説明し、できることとできないことがあると申し上げた」と述べるにとどめた。

 小川氏はまた、首相が4月の自民党大会での党総裁としての演説で来春に「憲法改正の発議にめど」と語ったことについて、「めどとは、(改憲の)条文案の作成か、与野党の合意か、実際の発議か」と質問。首相は「憲法改正は結党70年を迎えても実現できていない党是だ。運動方針を示し、こういう活動を進めていきましょうということだ。総理として憲法の内容をこうすべきだとか、(改憲発議の)時期についても答えられる立場にない」と語った。

10:25

ガソリン補助縮小?「どこが許容範囲か」探ると首相

 高市早苗首相は衆院予算委員会で、ガソリン補助金をめぐり、「支援単価も含めて支援のあり方は柔軟に考えさせていただく。国民の生命や暮らしを守る大前提の中で、どこが許容範囲かやっていく」と述べた。ガソリン価格を1リットル170円程度に抑えるために毎月数千億円を投じており、自民党内からも「現在の支援の水準を続けていくのは現実的ではない」(小林鷹之政調会長)といった指摘が出ている。

 また、消費減税のための法案提出時期について、首相は「この夏、(社会保障国民会議で)結論をいただいたら、臨時国会、次の国会でできるだけ早く税法の改正案を出したい」と述べた。中道改革連合の小川淳也氏への答弁。

10:20

ナフサ「目詰まり」に対応は?「規制的な手法考えていない」

 中道改革連合の小川淳也代表は衆院予算委員会で、中東情勢の緊迫が続く中、様々な石油製品の原料となるナフサの輸入について「現場の実態を把握しているのか」と問うた。高市早苗首相は「日本全体として必要な量は足りている。(流通の)目詰まり解消に政府を挙げて努めている」と述べた。

写真・図版
衆院予算委で質問する中道改革連合の小川淳也代表=2026年6月4日午前10時1分、岩下毅撮影

 小川氏が「目詰まりだと政府が言う以上、買い占め、売り惜しみの防止や、国民生活の安定のための緊急措置法を適用し、公的な適正介入を行うのも極めて有力な手段の一つだ」と指摘すると、首相は「現時点で規制的な手法を用いることは考えていない」と答えた。

 国民への節約や節電の要請をめぐっては、首相は「石油備蓄が足元でも約200日分ある。経済活動や国民生活に過度にブレーキをかけるような形で、今回の中東情勢を背景として節約をお願いする状況にはないと申し上げてきた。夏の節電の呼びかけはすでにしており、協力をお願いする」と語った。

9:45

消費税ゼロ「早期実現は難しそうという報道」に首相は

 高市早苗首相は衆院予算委員会で、食料品の消費税をめぐり「私としては、やはり(消費税ゼロの衆院選の)公約を実現したいという強い思いを持っている。私が結論を先取りすることはしないが、できない理由ではなく、できる方法をいろいろ知恵を絞っていただくということを今、期待している」と述べた。政府は税率を1%にして来年4月から引き下げる方向で調整に入っている。

 自民党の石橋林太郎氏が「消費税0%の早期の実現は難しそうだという報道を見ている。食料品の消費税0%実現に向けた首相の決意をお聞かせいただきたい」と質問したのに対し、答えた。

9:40

ミュトス「日本でリスク発見する技術を」

 高市早苗首相は衆院予算委員会で、新型AI(人工知能)の「クロード・ミュトス」へのアクセス権が日本の政府と一部金融機関などに付与されたことに関し、「私もベッセントさん(米財務長官)といろいろ話した。AIは2カ月あったら全然もう別世界になっていくので、特にセキュリティーに関する分野についてはアンテナを高くして、できれば日本でしっかりとリスクを発見する技術、解決する技術を国産のものとして開発していきたい」と語った。自民党の伊藤信太郎氏への答弁。

 クロード・ミュトスは米国の新興企業アンソロピックが開発し、システムの弱点を見つける能力が高いことで知られている。

9:10

安保3文書見直し「新しい守り方が重要なテーマ」小泉防衛相

 高市早苗首相は衆院予算委員会で、中東情勢の悪化への対応に関連し、「同盟国である米国、同志国と連携しながら、インド太平洋地域全体をともに強く豊かにしていきたい」と述べた。

 小泉進次郎防衛相は米国とイランの戦闘もふまえ、年内に改定する安全保障関連3文書をめぐり「新しい戦い方に対する新しい守り方の構築がひとつの重要なテーマだ。まず我が国自身が主体的な努力を積み重ね、自前の防衛力を整備することが不可欠だ」と強調。また、「今の時代は認知戦、情報戦、この世論戦の中で一方的にネット上も含め展開されてしまう。しっかり発信も強化しながら、自国の取り組みを丁寧に透明性を持って国際社会に説明をしていくことも不可欠だ」と語った。自民党の伊藤信太郎氏への答弁。

 小泉氏は5月末のシンガポールでの「アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)」の演説で、中国が日本を「新型軍国主義」と批判していることに対し、中国の名指しを避けつつも「事実ではない」と反論している。

9:00

補正予算案の審議がスタート

 中東情勢の悪化によるエネルギー価格高騰に対応するための2026年度補正予算案の審議が衆院予算委員会で始まった。

 高市早苗首相は「中東情勢が不透明な中、今後の物価動向や経済に与える影響を注視しつつ、国民の暮らしや経済活動に支障が生じないように適切に判断し、必要に応じてタイムリーに対応するため、リスクの最小化の観点から資金面で万全の備えを取る」と述べた。自民党の伊藤信太郎氏への答弁。

 

 
 
 
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    安田菜津紀
    フォトジャーナリスト・D4P副代表
    視点

    「秘書を信じる」「秘書から『(私を)信じてないんですか?』と怒られた」——中傷動画への陣営の関与について、高市首相は当初から「信じるか否か」に焦点を当てる発言を繰り返してきました。 一方、動画作製に関わったとされる男性とのオンライン会議の有無という「実務」について問われると、「インターネット上の莫大なやり取りを一つひとつ確認することは困難」と返答しています。 基本的なスケジュールさえ管理ができていないにもかかわらず、どうやって「インテリジェンス機能強化」が担えるというのでしょうか。

 

 

高市総理大臣は、先の自民党総裁選挙などでみずからの陣営がほかの候補をひぼう中傷する動画を投稿したなどと報じられたことをめぐり、新たに公開された関係者のやりとりだとする音声の内容を確認したものの、動画の作成に関するものはなかったと説明しました。

文春オンラインは、先の自民党総裁選挙などで高市総理大臣の陣営が、ほかの候補をひぼう中傷する動画を作成し、SNSに投稿したなどと報じたことに関連し、3日、動画の作成に関わった男性と、高市総理大臣の秘書が去年開いたオンライン会議の様子だとする音声を公開しました。

高市総理大臣は、4日午前の衆議院予算委員会で、音声について問われたのに対し、「確認しようと思ったら会員制の有料オンラインだった。私の面識のない方の言い分をイメージ操作して報道してきたところの会員になろうとは思わず、確認できなかった」と述べました。

これに対し、中道改革連合は音声を確認するよう求めました。

このあと、高市総理大臣は昼の休憩の時間帯に音声データを文字に起こした内容を確認したとしたうえで午後の質疑で「ほかの候補を批判する動画の作成などの内容ではなく、広く国民の声を聞くためにはどうしたらいいのかといった内容だった」と説明しました。

中道 小川代表“総理は逃げの答弁に終始”

中道改革連合の小川代表は記者団に対し「疑惑が報じられていることは事実で、高市総理大臣は逃げの答弁に終始している。みずからに都合がよいことと不都合なことをフェアに判断しようという基本的な資質に疑いが生じている」と述べました。

そのうえで、今後の対応しだいで秘書の参考人招致を求めていく考えを示しました。

 

 

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