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香港警察は2020年8月11日夜、10日に香港国家安全維持法違反の容疑で逮捕した民主活動家の周庭(アグネス・チョウ)氏を保釈しました。
続いて、12日午前0時すぎには香港紙創業者の黎智英(ジミー・ライ)氏も保釈しました。
黎氏が創業した蘋果日報(アップル・デイリー)は中国共産党に批判的なメディアとして知られ、10日には警察が200人態勢で同紙を発行する壱伝媒(ネクスト・デジタル)本社を捜索し、創業者まで逮捕したわけで、香港当局=中国共産党の民主主義と言論の自由に対する圧政姿勢は明らかです。
中国共産党は両氏は外国勢力と結託して国家安全に危害を加えたとして、彼らに弾圧を加えたのです。



私は、
香港民主派の若きリーダー周庭(アグネス・チョウ)さん、6月30日施行の国家安全維持法で逮捕される。日本政府は習近平国家主席の来日など拒否し、断固として抗議すべきだ。
と言う記事を書きましたが、安倍政権は菅官房長官を通じて
「我が国としても香港情勢について引き続き重大な懸念を有しております」
と述べたのみ。
これには日本共産党の志位委員長が切れて
「なぜ抗議の一つも言えないのか。日本政府は、自由と民主主義を標榜するなら、抗議を表明すべきだ」
「香港に対する中国指導部の暴圧を世界は許してはならない。周庭さんの即時釈放、弾圧中止を!世界中から声をあげよう! 」
と猛批判を連投しました。
「菅官房長官、香港の周庭氏ら逮捕に『引き続き重大な懸念』」
— 志位和夫 (@shiikazuo) August 11, 2020
なぜ「抗議」の一つも言えないのか。日本政府は、「自由」と「民主主義」を標榜するなら、「抗議」を表明すべきだ。https://t.co/WJgBSm8d2c
香港に対する中国指導部の暴圧を世界は許してはならない。
— 志位和夫 (@shiikazuo) August 11, 2020
周庭さんの即時釈放、弾圧中止を!
世界中から声をあげよう! https://t.co/YVFJNu1r5c
私の上記の記事に対して、「マルクスはカルト」という素敵な?(笑)ペンネームのネトウヨの方が、すかさずコメントされ、
「認識が間違ってます。
共産国家と人権無視はセットです。共産主義とは最悪の独裁のことをあいます(原文ママ)。
虐殺のない共産国家なんて存在した事はありません。なので日本共産党を支持しとる人間が人権派なんて誰も信用しないのです。
あなたが本当に人権が大事だと思うなであれば(原文ママ)共産党を全否定しなければ誰も相手にされません。」
と書いてきましたが、本当に中国共産党の人権侵害に対して抗議できるのは日本共産党であり、安倍政権ではないことは結果が証明しています。

25年以上前の駆け出し弁護士のころ。
私は日本弁護士連合会の有志が行なった「中国司法制度調査団」に参加しました。
夜、お酒を飲みながら、日本共産党系の先生たちから昔話をお伺いしました。
日本共産党に参加した多くの人達が、中国共産党が日本の侵略をはねのけた戦いを尊敬していたこと。
ところが戦後まもなく、ソ連の共産党も中国の共産党も、日本の共産党を支部扱いしようとして徹底した干渉をしてきたこと。
結局、ソ連や中国の盲従派の人達は日本共産党から出て行って、新左翼のセクトを作り、ずっと日本共産党を目の敵にして攻撃し続けたこと。。。。
それら新左翼の人達は暴力革命肯定ですから、刑事訴訟法の判例集に出てくる和光大学事件などの事件を起こしまくっていて、判例集には名前が出てくるセクトはみんなソ連盲従、中国盲従なこと。
日本共産党に近い諸先輩たちは、いかに彼らに妨害され、苦労されてきたか、新人弁護士で共産党とは縁もゆかりもない私に、かつては尊敬した中国の地で、訥々とお話をしてくださったのでした。
というわけで、多くの人が誤解していますが、日本共産党は旧ソ連や中国の共産党とは何の関係もないどころか、もう長年敵対し続けてきています。
また、上に書いたネトウヨの方は「共産国家」という表現をしていますが、ソ連も中国も北朝鮮も本来のマルクス主義とは何の関係もなく、共産主義を標榜しているだけの存在です。
本来のマルクス主義は、生産手段と切り離された労働者が「疎外」されているという事実を出発点にしていて、労働者の人権を尊重するのが基本姿勢。だからこそ、日本共産党もまず、ブルジョア憲法(社会主義革命前の憲法)である日本国憲法の基本的人権の尊重・国民主権・平和主義を大切にしています。
これに対して、安倍首相も菅官房長官も二階幹事長も中国に対して物申すことには及び腰で、今回の逮捕劇のような明らかな人権侵害にも抗議できません。
それどころか、チベットやウィグルに対する中国共産党の侵略や人権侵害にも、安倍政権は一言も抗議できたことがないのです。
むしろ、いま日本で、ちゃんと中国共産党に対して抗議しているのは日本共産党だけ、というのが真実です。
こんな政権が日本の政府で、皆さん本当にいいんですか?
1930年生まれ。日本共産党中央委員会議長。主な著書に「スターリンと大国主義」ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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私はオールドリベラリストであって社会主義者・共産主義者ではないけれども、日本共産党がいまの日本で占めている立場や活動には心から敬意を持っていますよ。
それだけに最近の天皇制への弱腰や、もともとの民主集中制の問題などは残念ですけどね。とにかく高齢化を克服して復調してもらいたいです。
さて、右翼も本当に中国共産党による人権侵害に憤っているなら、大好きな安倍政権に中国とその面では対決するように求めたらどうなんでしょうか。
もちろん経済面で日中は持ちつ持たれつで、国交断絶なんてありえないし、戦争になるような火種は絶対作らないのが前提ですが。
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菅義偉官房長官は11日の記者会見で、香港国家安全維持法違反容疑で周庭(英語名アグネス・チョウ)氏(23)ら香港の民主活動家らの逮捕が相次いでいることについて「状況は承知しており、香港情勢について引き続き重大な懸念を有している。今後とも関係国と連携し、適切に対応していきたい」と述べた。
菅氏は「香港は緊密な経済関係と人的交流を有する極めて重要なパートナーであり、1国2制度のもとに自由で開かれた体制が維持され、民主的、安定的な発展をしていくことが重要との(日本の)立場は一貫している。このような考え方は、中国側にも外相の電話協議を含む、さまざまな機会に伝達している」と説明した。
香港では6月に国家安全維持法が施行されて以降、民主派の逮捕が相次いでいる。8月10日には日本でも知られる女性活動家の周氏や民主派のメディアグループ創業者、黎智英(れいちえい)氏(71)らが逮捕された。【秋山信一】
香港警察に逮捕された民主活動家の周庭(英語名アグネス・チョウ)氏(23)が11日深夜、保釈された。警察は10日の逮捕後、周氏を香港北東部の警察署で拘束していた。周庭氏は保釈後、「政治的な目的による摘発でばかげている」と当局の対応を批判した。警察署前では国際的に著名な民主活動家の黄之鋒(同ジョシュア・ウォン)氏(23)らが出迎えた。
香港では逮捕から2日以内に保釈される例が比較的多い。【香港・福岡静哉】
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