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昨日、阪大法科大学院の憲法・行政法各1問の解説1時間半、刑法・刑事訴訟法各1問の解説1時間半をスタジオ収録して、個別大学院対策講座の全収録が終わりました!
ありがとうございました!
3月上旬から、京大・阪大・神戸大ロースクールの開学2004年以来、7年分の入試過去問を分析して今年の出題の予想論点を抽出してLEC東京リーガルマインドの東京制作部に送付し、予想論点レジュメを作ってもらいました。
その後、各ロースクールの予想問題を全部作成。憲法・民法・刑法は2問出題という学校が多いので、結局、各校七科目で10問ずつ作成しました。これに解答例と論点解説レジュメなども作成。だいたい1問1万~1万5000字のレジュメ(A410ページ程度)を30問作ったので40万字くらい書いたのかな。
この段階が一番疲れましたね。なにしろ、4月12日から京都大学の生クラスが始まるのに、最後の阪大の問題レジュメを送り終えたのが前日の11日でしたから(汗)。毎日この仕事を引き受けたことを後悔しました。
だって、七法について関西難関国立大学教授が作るのと同じレベルの問題作るなんて、世界七大連峰制覇と同じですよ。七つも連峰あるのかどうか知りませんが。少なくともそういう気分でした。

でも、過去問を分析して、各ロースクールの教授の先生方の発想の一端に触れた思いで、研究者と法学という学問に対する敬愛の念がますます深まりました。こういう学生がほしいんだという先生方の思い、ご自身が一生かけて探求しているこの法律学の神髄はここなんだと初学者に伝えようという息吹と吐息(笑)を感じる思いでした。素晴らしい体験でした。
また、予備校スタッフへの尊敬の念も高まりました。いかに教材作りが大変か、よくわかりました。これまでレックや伊藤塾の教材製作スタッフが作ってくれる教材を時にはけなしながら講義をしていれば良かったのですが、自分でつくるとなるとこんなに大変なのか・・・!(自分で教材も作る柴田先生は鳥人だ!いや超人だ!!「ちょうじん」変換で最初に鳥人が出てくるATOC2011も長神だ!!!)
自分の作った問題や解答例について東京から続々と修正意見が来るのですが、校閲技術もすごいし、法律も本当によく勉強しておられる。いかに各予備校教材製作に優秀な人材を抱えているかがよくわかりました。ロースクールに引き抜いたら、そのローは凄いことになるのになあ。
私という講師は、教材は作っていただき、受講生は集めていただき、教室は用意していただいて、その上に乗っかるだけの楽な商売なんだと痛感しました。これまで謙虚さが本当に足りませんでした。ありがとうございました!!(10年以上かかって初めてわかったのか 汗)。

そして、受験生は本当に大変ですね。大阪大学の民事系3科目4時間、とか、神戸大学の刑法2問2時間、とか、はっきり言って旧司法試験より量的には大変でしょう。難関ロースクールほど、「これくらいの問題は解ける生徒に入学してほしい」という思い入れが強いんでしょうね。それを学部卒業前後でクリアしなきゃいけないんだから。受験生も不可能に挑戦している感じです(ま、競争試験なんで、他の受験生より相対的にできればいいのであって、準備に完璧を求めるのはやめたほうがいいですよ。どの程度できればいいかというあたり、講義を聴いてください。笑)
というわけで、自分の限界を超えて力を出し尽くしたからこそ、いろいろなことに気づいてますます謙虚になれた2ヶ月半でした!
応援、ありがとうございました!!
講師宮武変貌の歴史
2006年はこんなだったのだが(右)

2010年3月にただ一回講義したとき。今より10キロ、最大時より20キロ痩せてた。

有名病院でしっかり養生

2010年夏退院
四国で栄養補給

その後も神戸で栄養補給

京都でも栄養補給
その結果、5年前は同じスーツでこんなだったのに

2011年にはこんなに

あわててダイエット開始

鍛えすぎた

肉体年齢は24才に

今はこんな感じです

服を着るとこんな感じ

