
私が付添人をした少年が、審判での決定に不服だということで、抗告した(高等裁判所に不服申し立てをした)との知らせを聞いて、その少年が入院したばかりの少年院に行ってきました。
道中、ほとんどが、近鉄です。もう、仕組みが分からなくて苦労しました。外国で電車に乗るときみたいでした。
大阪難波から名古屋まで走ってるんですよね。それでいて、京都も走ってるし、奈良も走ってるし、たぶん、路線距離日本一の私鉄(JRを除く)なのでしょう。
往復に8時間。面会に2時間半。
ルーキーズの森田まさのり作品「べしゃり暮らし」最新第9巻を駅で見つけて、救われました。
とにかく、行きも帰りもそれぞれの意味で暗い気持ちになっていますから(途中で離婚事件の緊急連絡が事務所から入って、依頼者と話したりもしないといけなかったし)、一冊のコミック単行本を前後2つの山で分けて、4時間ずつかけて読む、と言う旅でした。伊坂孝太郎の「ゴールデンスランバー」とか行政法の本とか、鞄に入れたはずなのに全然入ってなくて・・・
ほんと「べしゃり暮らし」に救われた一日でした。
べしゃり暮らし
お笑いに青春のすべてを賭け、笑いをとるためならばどんなことも厭わない高校生・上妻圭右は、クラスメイトで元芸人の辻本潤と漫才コンビ「きそばAT」を組みプロ芸人を目指す!!