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こちらではお初にお目にかかります。弁護士・元ロースクール教授、宮武嶺の社会派リベラルブログです。

元参議院議員のガーシーこと東谷義和容疑者に逮捕状発令。ICPO(国際刑事警察機構)が国際手配。旧NHK党(政治家女子48党)と言い参政党といい、自民党由来の「政治家の質の低下」がひどすぎる。


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 国会に一度も登院しないまま参院議員を「除名」されたガーシー(本名・東谷義和)前議員について、警視庁は2023年3月16日、著名人らに対する名誉毀損や暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)容疑などで逮捕状を請求しました。

 捜査関係者によると、ガーシー容疑者は2022年2月から8月にかけて、日本の芸能人と会社経営者ら3人に対し、ユーチューブに配信した動画で、脅迫や名誉毀損にあたる発言を繰り返すなどした疑いです。

 常習的脅迫なんていう罪名、初めて見ましたよ。

 

 

 それがガーシーの売りで、去年の参議院選挙の政見放送でも芸能人らのプライバシー暴露を公約として堂々とうたっていたんですから、話になりません。

 ガーシー容疑者はアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに滞在しているとみられ、警察庁は近く旅券返納命令を出すよう外務省に要請し、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配する方針だそうです。

 パスポートも返還命令が出たので、パスポートは失効して強制送還になるかもしれません。

 インターポールに国際手配を要請とは、カルロス・ゴーンかルフィ並の対応です(リアルの方)。

 

 

 だいたい、ガーシー騒動でいったんN党の党首を降りた形の立花孝志氏も2022年10月24日に東京高裁で、受信契約者の情報を不正に取得したうえでインターネット上に拡散させると脅し、NHKの業務を妨害したとして、

「無関係な一般国民の個人情報を取得し、自身の活動のために悪用した」

として、1審に続き威力業務妨害罪などで、懲役2年6か月、執行猶予4年の判決を言い渡されています。

 また旧N党の浜田幹事長は国会で何度も日本共産党が暴力路線を維持しているという全く虚偽の質問を繰り返していますが、こんなの完全に名誉毀損で、ただ国会議員の免責特権で許されているだけです。

 G7のフランス共産党ほか、欧米諸国の共産党なんて山ほどある。スペインでは政権与党。大嘘ついてんじゃねえよ。

 

 

 この政党は上から下まで犯罪者だらけ、ミニ維新の会ではないですか。

 国会議員の歳費や不逮捕特権や免責特権は、真面目に活動している議員の身分を保障するためのものであって、こういう犯罪者集団を守るための権能ではありません。

 N党は名前をしょっちゅう変えて今は「政治家女子48党」とわけのわかんないことになっていますが(-_-;)、名前をころころ変えるというのは一般社会なら犯罪を犯しているか、借金だらけの時にすること。

 ガーシーとか48党とか、こういう人たちに面白がって投票するのはもうやめないといけません。

 先の参院選で議席を1つ得た参政党も、反ワクチン・コロナ陰謀論の票を集めていますが中身は完全に極右。

TikTok選挙”で拡散する不正確な情報や陰謀論をチェックする仕組みづくりを…参院選の結果に見えた懸念 | 政治 | ABEMA TIMES

 写真右から二番目の武田邦彦氏なんて、新型コロナワクチンは全世界の人口を10億人にするための陰謀だと主張(-_-;)。

 

 

 昔も泡沫政党というのはありましたが、N党だとか参政党みたいなトンデモ政党が雨後のタケノコのように頻出するのは、全体としての日本の政治の質の低下の表れ。

 その原因は議会制民主主義に唾を吐き続けた安倍晋三元首相や、その正統な後継者である大嘘つきの高市早苗議員に代表される自民党政治の腐敗にあるのです。

 臭い匂いは元から断たなきゃダメ!

 4月の統一地方選挙以降、自民・維新・N党・参政党の候補者を落選させていくことが、日本の政治改革の出発点です。

 

 

 

本当のところ、これら泡沫政党の質の低下も#安倍晋三が諸悪の根源、なんです。

しっかし、権力批判で鳴らしてきた?!うちのブログも、こんな輩たちの記事を書かねばいけなくなるとは。

まだ2023年なのにもう世紀末って感じです。

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ガーシー元参院議員の逮捕状請求 著名人脅迫の疑い 国際手配へ

ガーシー(東谷義和)氏=2022年7月

 参院で除名処分となった政治家女子48党のガーシー(東谷義和)元参院議員(51)が動画投稿サイトで著名人らを脅迫したなどとして、警視庁は16日、暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)や名誉毀損(きそん)容疑などで逮捕状を請求した。捜査関係者への取材で判明した。ガーシー元議員は海外に滞在しており、逮捕状が発付されれば警察庁を通じて外務省に旅券返納命令の申請を行い、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配する方針。

 捜査関係者によると、ガーシー元議員は動画投稿サイトで、交流のあった著名人や経営者ら3人に対して脅迫や名誉毀損に当たる発言を繰り返した疑いがある。警視庁は複数人から告訴を受理しており、中には事業撤退に追い込まれたケースもあったという。

 警視庁は2022年12月以降、弁護士を通じて任意の事情聴取に応じるよう求めてきた。今年1月には常習的脅迫や名誉毀損容疑でガーシー元議員の動画収益を管理する東京都新宿区の合同会社代表宅などを家宅捜索した。

 しかし、ガーシー元議員は海外滞在を続けて任意聴取への要請に応じなかったほか、その後もSNS(ネット交流サービス)などを通じて被害者らへの脅迫めいた発言を繰り返していた。警視庁はそうした言動から証拠隠滅の恐れがあると判断し、逮捕状請求に踏み切った。

 ガーシー元議員は22年7月の参院選で、国会に登院しないことを公約して初当選。アラブ首長国連邦(UAE)などに滞在を続けた。参院は2月に「議場での陳謝」の懲罰を科したが、ガーシー元議員は帰国せずに国会を欠席。参院は今月15日の本会議でガーシー元議員を「除名」とする懲罰案を可決し、ガーシー元議員は議員資格を失った。【林田奈々、遠藤龍】

 

 

NHK党の立花党首が、受信契約者の情報を不正に取得したうえでインターネット上に拡散させると脅し、NHKの業務を妨害したとして、威力業務妨害などの罪に問われた裁判で、2審の東京高等裁判所は「無関係な一般国民の個人情報を取得し、自身の活動のために悪用した」と指摘して、1審に続き、懲役2年6か月、執行猶予4年の判決を言い渡しました。

NHK党の党首で元参議院議員の立花孝志被告(55)は3年前、都内で、受信料の契約・収納業務の委託先会社の元社員から受信契約者の情報を不正に取得したうえで、インターネット上に拡散させると脅し、NHKの業務を妨害したとして威力業務妨害などの罪に問われました。

裁判で、立花党首は「政治活動であり、正当な業務行為で違法ではない」などと無罪を主張しましたが、1審が執行猶予の付いた有罪を言い渡したため控訴していました。

24日の2審の判決で、東京高等裁判所の田村政喜裁判長は「不正に得た情報を人質のようにしてNHKに要求を行っており、NHKを批判するなど自身の活動に利用する意思があったとみるべきだ」と指摘しました。

そのうえで、「無関係な一般国民の個人情報を、自身の活動で悪用するために取得した。被告の行為がなければNHKが具体的な対応を余儀なくされることはなかった」などとして、1審に続き、懲役2年6か月、執行猶予4年を言い渡しました。
 
 
 
 

N党vs共産党、浜田氏「共産の非合法化は合理的」

参院予算委で質問するNHK党の浜田聡政調会長=2日午後、参院第1委員会室(矢島康弘撮影)

「特殊な政党としてどうしても共産の名前を出さないわけにはいかない」

浜田氏は審議の冒頭に共産の名前を持ち出すと、欧米の一部の国では共産党が非合法化されていると主張。「暴力革命によって自由と民主主義を破壊する勢力である共産党が非合法化されているのは合理的だ」と述べた。

末松氏は「特定の政党を批判する場ではない」とたしなめたが、その後も「私の問題意識は、わが国に政党法がないことだ」などと訴えていた。

 
 
 
 

政治家女子48党浜田氏が再び共産批判 「暴力革命方針を堅持」

浜田聡参院議員(矢島康弘撮影)

浜田氏は「共産と選挙協力を行うような行為は共産と同様に暴力革命を否定しないと考えることができる」と再び持論を展開した。

 
 
 

サマソニの隣で6500人ノーマスク集団が… 排外主義、陰謀論で党員10万人を集めた“参政党現象”の“正体”

2022/9/21(水) 6:12配信

文春オンライン
 7月10日の参院選で1議席を獲得し、国政政党となった「参政党」。「安倍晋三元首相殺害事件の真相」「ワクチンの繰り返し接種は死の階段をあがること」といった陰謀論が飛び交う政党に、10万人もの党員が熱狂するのはなぜか。『黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い』で開高健ノンフィクション賞を受賞したジャーナリストの畠山理仁氏が見た、“参政党現象の正体”を『 週刊文春WOMAN2022秋号 』より、一部編集の上、掲載します。

【画像】サマソニ来場客と、オレンジ色のアイテムを身に着けた党員が混じる

◆◆◆

予祝パーティーの列に並ぶ「上品な橙色の集団」
本日のイベントには大きく「国政政党誕生予祝パーティー」の文字が ©文藝春秋

 参議院議員選挙から1カ月が過ぎた8月21日午前10時すぎ。幕張メッセの最寄り駅であるJR海浜幕張駅は、2つの大型イベントを目指す人たちで混雑していた。

 一つは3年ぶりに開催される音楽フェス「サマーソニック2022(サマソニ)」。もう一つは参政党の政治資金パーティー「国政政党誕生予祝パーティー」である。

 サマソニを目指す人たちは、おヘソを出した女性やタトゥーが入った外国人など派手な若者が目立つ。肌の露出度は高いが、ほとんどの人がマスクをしていた。

 一方、参政党の予祝パーティーに向かう人たちの年齢層は30~50代が中心だ。開場前に予祝パーティーの列に並んだのは約500人。男女比はほぼ半々で、ジャケット姿の男性もいれば、女性の3人組や中高年夫婦、小学生を連れた家族もいた。

 背中に「投票したい政党がないから、自分たちでゼロからつくる。」と書かれた橙色の「参政党応援Tシャツ」を着た人もいる。党員の4割が女性というだけあって、大黒天のような帽子、チュニック、カーディガン、ブラウスなどに党のイメージカラーである橙色を取り入れておしゃれをしている人も多い。

 整然と列に並ぶ人たちの服装は上品で物腰は柔らかい。列に割り込む人もいない。コロナ禍でなければ「上品な橙色の集団」と映るだろうが、ほとんどの人がマスクをしていなかった。

参加者は会場、オンライン合わせて約7000人
 12時半に君が代斉唱から始まった予祝パーティーは、和太鼓あり、篠笛あり、三味線あり。講師の話が長時間続き、最後は党のテーマソング「おはよう」を歌うロックバンド「ザ・マスミサイル」の音楽ライブで盛り上がった。すべてが終了したのは午後8時だ。
 しかし、パーティーで取り上げられた話題の中には「安倍晋三元首相殺害事件にまつわる陰謀論」「ワクチンの繰り返し接種は死の階段をあがること」「ある地域の電力の8%を太陽光に替えると自然に生きている生物が全部死ぬ」などの過激な主張も含まれていた。

 6月22日公示、7月10日に投開票が行われた今回の参議院議員選挙が国政初挑戦だった参政党は、比例代表に5名、全45の選挙区すべてに候補者を擁立した。計50名の立候補に必要な供託金だけで1億6500万円。参政党は多額の選挙資金を調達するため、2回の政治資金パーティーを開いている。

 1度目は5月8日にパシフィコ横浜で行われた「イシキカイカクサミット2022」。全5000席を完売し、Tシャツ、書籍、講演DVDなどのグッズ販売とあわせて約1億2000万円を集めた。2回目となる8月21日の予祝パーティーのチケットも選挙前から販売し、その収入を選挙資金に充てている。

 党によると、予祝パーティーには会場、オンライン合わせて約7000人が参加し、寄付も含めて2億円が集まった。

党費は自民党や立憲民主党の12倍
 参政党の理念は「活動も政策も人材も、自分たちでDIY(Do It Yourself)していく」だ。党員が議員として活躍したい場合に「受講必須」と勧められる「参政党DIYスクール」の受講料は、通学が18万円、通信が6万円。他党の「政治塾」には参加費1000円のものもあるから桁が違う。あまりに高額な印象だ。

 その点を参政党事務局長の神谷宗幣に問うと、「必須というのは、ある意味セールス文句ですよ。強制はしていません」と笑った。

 参政党の党員種別は、党費月0円のサポーター、党費月500円のメルマガ会員、党費月1000円の一般党員、党費月4000円の運営党員にわかれている。一番高額な運営党員には、大規模イベントへの運営参加資格、政策立案における投票権、公認出馬議員の党内予備選挙における投票権などが与えられる。しかし、党費は自民党や立憲民主党の党費(年間4000円)の12倍。安くはない。

「政治にはお金がかかります。運営党員には有料セミナーの動画を無料で流すなど、学びの機会も提供しています。トータルで考えればメリットがあると思います」

ボードメンバーは演説でも常に笑顔
 この参院選で、参政党は「マスク着用の自由化」「ワクチン政策の是正と救済策」も掲げていた。コアな支援者層をたずねると、党のボードメンバーである赤尾由美はこう分析した。

「私たちは反グローバルを訴える政党です。しかし、その主張よりも、お注射(ワクチン接種)や流行り病(新型コロナ)、マスクをきっかけにたどり着いた人が多いと思います。党員の4割が女性というのも特徴だと思います」

 赤尾は週に4回、地元でバレエのレッスンに通っているという。演説でも常に笑顔で物腰も柔らかい。政治家によく見られる「壁」や威圧感はまったくない。

YouTubeで参政党の存在を知ったという人も
「これまで政治を諦めていたり、関心がなかったりした『迷子の人たち』が2年半のコロナ騒動であぶり出されたのではないでしょうか」(赤尾) 

 実際に筆者が一般党員に話を聞くと、こんな声が聞こえてきた。

「職場の人たちは『コロナ脳』なので、自分が参政党の党員であることは明かしていません。参政党の魅力は、やっぱり国民運動であることですね。誰でも参加できるところだと思います」(50代女性・既婚・息子2人・一般党員)

「コロナ禍で日本が衰退していくことや、ワクチンの被害を食い止めることができるのは参政党だけだと思いました。参政党支持だと話したら、関係を切られた友人もいます。だから親には話しません」(40代女性・独身・一般党員)

 街頭演説の現場にいる女性は30~50代で、食や健康に関心がある子育て世代も多い。子どもが小学校でマスクを強要されていることに悩む母親もいた。子どもへのワクチン接種が心配で情報を調べるうち、YouTubeで参政党の存在を知ったという女性もいた。

 予祝パーティーに参加した70代の女性も「息子のお嫁さんに参政党を薦めてもちょっとね……」と言いながらも、「でも、甘いものを食べていた子どもたち家族はコロナにかかって、私の家で昼と夜を食べていた息子はコロナにならなかったのよ」と明かした。

 各支部では「ぬか床づくり」などの食にまつわるイベントも行われており、間口は広い。身近に参政党支持者がいる可能性は低くない。

(文中敬称略)

※陰謀論や反ワクチン思考が“ゆるふわオーガニック”と揶揄されながらも、保守の周縁から存在感を増していった背景や、キムタクの母も応援動画に出演するなど、参政党が女性たちの支持を集めた様子、そして党副代表の神谷宗幣のインタビューの内容は、『 週刊文春WOMAN2022秋号 』に掲載しています。

 
 

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