
安倍政権の戦争法に反対する中で生まれたSEALDs KANSAI(シールズ関西:Students Emergency Action for Liberal Democracy – s KANSAI)が、大阪維新に「宣戦布告」!

私たちSEALDs KANSAIは、自由で民主的な社会を守るための緊急アクションとして関西で立ち上がりました。

そして、私たちは、現在の大阪で行われている「大阪維新の会」によるこれまでの政治は、現政権による政治と同様に、議会の軽視が行われ、更に、思想信条の自由の侵害、住民の生活破壊など民主主義、自由主義の否定や軽視が行われていると考えています。
そのため今回の大阪W選挙において、自由や民主主義の尊重といった観点から、「議会」の尊重や、思想信条の自由の保障といった政治における最低限のルールを守れていないようなこれまでの「大阪維新の会」の政治からの転換をはかり、大阪府、大阪市の政治を再び住民の手に取り戻すための行動を有権者に呼びかけます。

①個人の思想及び自由の侵害
②議会の軽視
③住民サービスの切り捨て

「大阪維新の会」は公務員に対し、個人の思想・自由の侵害といえるような政治を行ってきました。具体的には以下の二点が挙げられます。
一点目は、「思想チェック」といわれるものです。「思想チェック」とは、特定の政治家を応援する活動の経験があるかないか、組合活動の経験があるかないか、それぞれ誘われた経緯まで答えさせるなど、個人の自由やプライバシーを侵害しています。この思想チェックは大阪市の公務員を対象に行われました。
二点目は、「口元チェック」です。「口元チェック」は学校の卒業式などで、国歌斉唱の際、職員の口元をチェックし、強制するというものです。
憲法19条では「思想及び良心の自由は、これを犯してはならない」と記載されています。

「議会運営の仕方」の問題として、今回の争点の一つでもある「大阪都構想」を決めていく際に、協定書案決定を強行するために、法定協議会から「大阪維新の会」以外の他党を排除し、他人の意見や考えに応じない、議論の場を作らないということが行われました。

約8年間の「大阪維新の会」の政治のもと、様々な住民サービスが切り捨てられてきました。
また、住吉市民病院の廃止決定、救急救命センターへの補助金の廃止なども行われました。
このほかにも、障がい者・福祉団体への補助の廃止、バスの路線の削減など様々なサービスが切り捨てられています。

以上三点のことから、今回の大阪W選では、自由と民主主義という観点から、議会の尊重や思想信条の自由、住民の生活保障といった最低限の政治のルールを守れないような政治に反対の意思を示し、これまでの「大阪維新の会」の政治からの転換を求めます。
NOW IT'S OUR TURN TO BE IN CHARGE

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SEALDs 民主主義ってこれだ! |
| SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動) (編集) | |
| 大月書店 |
写真:メンバー自身の撮影によるデモや抗議行動、日常風景など 。アートワーク:SEALDsの特徴である洗練されたデザインのフライヤーや映像 。スピーチ:一人ひとりの言葉で語られたスピーチを厳選して収録 。メンバー証言:それぞれの来歴や参加のきっかけ、SEALDsへの思いなど 。メンバー座談会:初期メンバーが前身であるSASPLの誕生から現在までを振り返る 。
対談:高橋源一郎(作家)と中心メンバー奥田愛基が語る「民主主義とは?」 。著名人・識者からの応援メッセージ:茂木健一郎、高畑勲、後藤正文、小林節 ほか
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大阪都構想が日本を破壊する (文春新書 1020) |
| 藤井聡 | |
| 文藝春秋 |
ご存知、橋下徹大阪市長の天敵、藤井聡京大教授による大阪市解体反対の最新刊。
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どうなる大阪: 「都」になれない都構想 |
| 平松邦夫 | |
| せせらぎ出版 |
これもご存じ、橋下維新の会の宿敵、平松邦夫前大阪市長による大阪市解体反対の最新刊。
冨田 宏治、 森 裕之。関西学院大教授らによる大阪解体分析、最新刊。自治体研究社刊。
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橋下徹 改革者か壊し屋か―大阪都構想のゆくえ (中公新書ラクレ) |
| 吉富有治 | |
| 中央公論新社 |
大谷昭宏事務所所属の気鋭のジャーナリストによる橋下ウォッチング最新刊。
日本の安全保障政策を大転換させる安保関連法の成立から19日で1カ月。全国に広がった反対運動をけん引したのが若者たちのグループ「SEALDs(シールズ)(自由と民主主義のための学生緊急行動)」だった。その関西版として京阪神地区の街頭や国会前で抗議の声を上げ続けた「シールズ関西」のメンバー4人に聞いた。活動で得たものは。シールズの今後は-。
(聞き手・木村信行、写真・大森 武)
■なぜデモを企画
大野 やっぱり3・11が大きい。原発事故で政府は事実を隠し、脱原発の民意も無視した。議会制民主主義は完璧じゃないと気付いた。
島根県出身で、実家の60キロ先に島根原発がある。福島と自分を重ねて考えた。
牧師を目指して関学に編入する前、明治学院大にいて、奥田愛基(あき)(安保法案の参院審議で公述人になったシールズの中心メンバー)とも以前から友だちだった。特定秘密保護法のとき「これ、やばくね」となり、官邸前の脱原発デモを参考に「俺たちもやるか」と。それが東京のシールズ結成につながった。
大澤 私も3・11かな。高校までは音楽に人生をかけてて、本気でプロの演奏家になるつもりだった。でも音大受験に失敗し、家を出るのが嫌になって。
3・11で若い人が大勢亡くなり、「私もあした生きているか分からない」と感じた。私は本当に音楽をやりたいの? まずはもっと社会のことを知りたいと進路を変えました。
伊藤 昨年、1年間ドイツに留学してた。若者が政治の話をするのは当たり前。「君の国はどう?」「なんで日本は原発を廃炉にしないの」とよく聞かれたけど、何も答えられなかった。自分の国の政治を語れないのは恥ずかしいことだと気付きました。
齊藤 両親は医療関係の仕事。虐待から逃げている子とか、社会の底辺にいる人の話を聞かされ、家族で議論してた。
「よし、これから存分に政治や社会問題の話をするぞ」と意気込んで大学に入ったら、みんなキラキラしてて、そんな雰囲気じゃなく…(笑)。それでシールズに入れてもらいました。
■自分を変えたい
大澤 安保法が成立する直前、大阪のヨドバシカメラ前で街宣を終え、みんなで新幹線の終電で国会前に駆け付け、未明までコールしてました。
奥田君にマイクを渡されて、脚立の上に立ったら、すごい群衆で、もう朝で、みんなの顔がよく見えた。
すると、みんな笑ってた。だれも絶望なんかしていなかった。ああ、まだ民主主義は続いていくんだなと。
選挙だけが民主主義だと思っている人が多いけど、それは勉強不足だと私は言いたい!
大野 そう。僕たちは議会制民主主義を理解し、その限界を知ったからこそデモをしている。
有権者は選挙で「ベターチョイス」しかできない。政策課題は多様なのに、政治家に一任してしまったら、民主的な社会は遠のく。だから与党が意に反する政策を掲げたとき、補完する手段がいる。
齊藤 初めてデモを見たとき、みんな大声で「安倍はやめろ!」とコールしてて、実は恐怖でした(笑)。
でもシールズのデモにはコールの合間にスピーチがある。「私」を主語にして、多様な考えを表明できる。活動に参加する背景や理由は、みんな違うんです。
ラップ音楽に合わせて歩くのは楽しかった。2003年のイラク戦争で両親とデモに参加したとき、感想は「疲れた。お母さん早く帰ろう」だったけど。
大澤 自分たちがどんな社会で生きたいのかを語るのはすごく重要。大事なことを政治に任せて、勝手に絶望しても仕方がない。
大野 ガンジー(インドの政治指導者)が同じようなこと言ってたな。「世界に変革を求めるなら、自分自身を変えることだ」
大澤 私はスピーチの内容をバイト先に近い大阪の下町の粉もん屋さんで考える。悩んでたら、店の人が「戦争? そんなもん、おばちゃんが許さへん」って。そういう町の空気に勇気づけられた。ガンジーの影響は受けてないです(笑)。
伊藤 「就職、大丈夫?」という声もあった。ゼミの先生に相談すると「影響がないとは言い切れない」。やっぱり、そうかー。
でも東京の仲間がテレビで「デモに参加した学生を採用しない会社なんかに行きたくない」と発言してるのを聞いて、吹っ切れました(笑)。そんなことが障害になる社会って、全然民主主義じゃないですよね。
■参院選に向けて
大野 安保法は成立したから今回は負けと言われるかもしれない。だからって、シールズは終わってません! これだけ世論が盛り上がったのだから政府は法の運用に慎重になるだろうし、今後は行使に歯止めをかける方法を考える。
来年の参院選はすごく重視している。どうアプローチするかは考え中。ただ、特定の政党に肩入れするようなことは絶対しない。
今は、それぞれが知識を蓄える時間。来夏に備え、僕も単位を取っておこう。
齊藤 若者のデモとよく言われたが、実際はお年寄りや車いすに乗った人など、本当に幅広い人たちが参加していた。
そして、上の世代の人たちは、私たちや未来の子どものために声を上げていた。こうして平和が守られてきたのだと実感した。
だからシールズは通過点。参院選に限らず、声を上げる活動は続く。30年後は、私たちが若者を支える側に回っていると思う。
【若者の意志表示を歓迎】
▼森脇俊雅・関西学院大名誉教授(政治学)の話 アメリカでは、環境や消費者問題など特定の政策について専門家や情熱のある人がインターネットを通じて結び付き、意志表示をする「イシュー・ネットワーク」というスタイルが政治に影響力を持ち始めており、今回のシールズの動きが重なって見える。議会の多数勢力が政策を強力に進めるのは民主主義の一側面だが、すべてではない。デモによる意志表示も民主主義のあり方の一つ。政治への関心が低いとされてきた若い世代が、その先頭に立っているのは歓迎すべきことだ。
メンバー4人
■島根県出身 大野 至さん(23)関西学院大神学部3年
■北海道出身 伊藤翔子さん(22) 同志社大文学部4年
■茨城県出身 齊藤 凜さん(19)同志社大法学部2年
■兵庫県出身 大澤茉実さん(21)立命館大政策科学部2年
▼シールズ関西 神戸大、関学大など関西の大学生が5月に結成。月1回程度の会議に約50人が参加する。街頭カンパやネットを通じた募金で運営。大阪のデモでは最大2万人(主催者発表)を集めた。ステートメント(声明づくり)、デザイン、デモ・街宣、サロン(勉強会)の各班に分かれている。
クリスチャン・トゥデイより
学者と学生がシンポ「岐路に立つ日本の立憲・民主・平和主義」 1300人が「大学人」の使命と責任問い直す

「安全保障関連法に反対する学者の会」と学生団体「SEALDs(シールズ)」などによるシンポジウム「岐路に立つ日本の立憲主義・民主主義・平和主義」が25日、法政大学市ケ谷キャンパス(東京都千代田区)で開催された。
当日は、1000人の参加を予定していた会場があっという間に埋まり、追加の補助席や立ち見も含め、1300人(主催者発表)が参加。
満席のため入場規制がかかるほどだった。司会は、「学者の会」の発起人の一人である佐藤学・学習院大学教授と、シールズのメンバーで上智大学の学生である芝田万奈(まな)さんが務めた。
第1部では、広瀬清吾専修大学教授、樋口陽一東京大学名誉教授、小林節慶応義塾大学名誉教授、シールズの大澤茉実(まみ)さん(立命館大学学生)が基調報告を行った。その後に行われたスピーチでは、池内了名古屋大学名誉教授、山岸良太日本弁護士連合会(日弁連)問題対策本部長、シールズの豊島鉄博さん(専修大学学生)と久道瑛未(えみ)さん(東北大学学生)が登壇した。
基調報告の中で樋口名誉教授は、「私たちの国は、戦後70年の間、『立憲』『民主』『平和』の3つの価値を同時に掲げ、追求してきた。その支えが日本国憲法であった」と指摘。
法曹界からも今回の安保関連法について「違憲」の声が大きいことに触れ、「国の運命、世界の運命、地球の運命を揺るがすことを誰かが決断しようとしているとき、法の専門家が『それは危ない』と警鐘を鳴らすことは、法律家としての職業上の義務である」と述べた。
最後には、若者が国会前で「なめんなよ」と声を上げたことに触れ、「これは非常に大事。一人一人が誇りを持って行動を」と語ると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。
今年6月に衆議院憲法審査会に参考人として参加し、9月の中央公聴会では公述人として参加した小林名誉教授は、このシンポジウムの会場として当初予定していた立教大学が、「純粋な学術的な内容ではない」として会場の提供を拒否したことについて、「政治学者、憲法学者に政治について話すなというのは、『大学人』として矛盾がある」と指摘した。
シールズ関西のメンバーである大澤さんは、「私は、小さい時から『良い子』を求められてきた。学校に従い、空気を読んで生きてきた。偏差値が高ければ『勝ち組』だと思った。そして、いつの間にか自分の感情を表すことが怖くなり、黙ること、教室や社会に順応するのが『普通』だと思ってきた。しかし、その『普通』だと思っていたことが、今夏、『普通』ではなくなった。
昨日までファッションの話しかしなかった学生が政治を語り始め、パソコンと本の前から離れなかった学者たちが路上に出て、声を上げ始めた。多くの芸能人がタブーを破って、自分の意見を主張し始めた。
『当たり前』に順応するのではなく、何が『当たり前』かを考えることが必要。空気を読んでいては、空気は変わらない。武器を持って戦うことが『普通』なら、私はその『普通』を変えたい。
私の言っていることは、ただの『理想論』や『希望』と言われるかもしれない。しかし、『希望』を語れなくなったら、終わりなのではないか」などと語った。
この大澤さんの心からの叫びがこもったスピーチには、壇上に上がった学者、会場に集まった参加者、詰め掛けた報道陣の中にも涙する姿が見られた。
第2部では、10分ずつの短い報告を登壇者が行い、その後、ディスカッション形式でシンポジウムが行われた。登壇したのは、長谷部恭男(やすお)早稲田大学教授、中野晃一上智大学教授、小熊英二慶応義塾大学教授、シールズの千葉泰真(やすまさ)さん(明治大学大学院生)と奥田愛基(あき)さん(明治学院大学学生)の5人。
千葉さんは報告で、「1000億円のイージス艦を購入して、『抑止力』を得た気分になるのではなく、1000億円をかけた文化交流を。互いに交わることで得るものは、将来万一、外交危機に陥ったときに、イージス艦よりもはるかに戦いを抑止する力になるのでは」と語った。また、シンポジウムの中では、「日本を代表する大学の先生たちと、われわれ学生が、こうして一緒の壇上に立って民主主義を語ること、また、国会前で共に声を上げられたことは率直にうれしい」と感想を述べた。
最後に話をした奥田さんは、「政治に対するイメージは『難しい』『面倒くさい』だった。国会中継では、国会議員が寝ている。時の総理大臣は漢字が読めないとニュースになるなど、今から考えれば、平和な時代だったと思う。しかし、昨年成立した特定秘密保護法のあたりから、何かがおかしいと感じ始めた。デモをやろうとしたが、やり方も分からなかった。それを教えてくれたのは、有名な先生でも大学の先生でもなく、グーグルだった。一生懸命に検索して、デモのやり方を覚えた。
ある学者の先生が『ガキを見直した』と言ってくれたが、私たち『ガキ』も難しい本をうなりながら読んだりして、夜な夜な頑張っている。『若者が政治に無関心だ!』と批判されるが、大人は政治に関心があるのか? 私たちは、授業を受けるだけでなく、学校の外にも学びがあることを知った。国会前にも大学の先生たちが来てくれた。一緒にスピーチを行う『抗議』の場こそが『講義』だった」と話した。
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