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衆院選で躍進した日本維新の会が早くも牙をむき出しにしてきました。
松井一郎代表(大阪市長)は2021年11月2日の定例記者会見で、
「投票率も上がるし、大きな選挙のテーマにもなる」
として、国会で来夏の参院選までに憲法改正原案をまとめて改正を発議し、国民投票を参院選の投票と同じ日に実施するべきだと言い出しました。
まだ、憲法審査会で憲法改正案の議論に入ってもいないのに、いきなり一年弱でもう国民投票なんてできるわけないのに、この人は国会や憲法のシステムが全く分かっていません。

もともと、日本維新の会は石原慎太郎氏が共同代表だったようにゴリゴリの改憲派。
同じく改憲派の安倍元首相に協力し続てきましたし、今も教育無償化や統治機構改革、憲法裁判所の設置に向け、憲法を改正するべきだと主張しています。
松井代表は憲法改正などを議論する国会の憲法審査会について、
「立憲民主党や共産党のボイコットで前に進まない。ボイコットする側をいくら待っても仕方ない」
「憲法審査会を正常化させ、スケジュールを決め、まともな議論をして、最終的には国民に決定していただくべきだ」
と言っていまして、国の最高法規である憲法が変えられればいい、どんな中身にするかの議論を丁寧にする気は全くないという態度ですから言語道断です。

だから、維新の会になんて投票しちゃいけない、言わんこっちゃないという事態なのですが、とにかく維新が衆院で11議席から30議席も増やしたので、衆参両院で改憲派の自民党・維新の会・国民民主を合わせると3分の2以上になってしまっていますし、改憲に慎重に見せている公明党だっていつものように保身のために最後は自民党に賛成するのですから、実際上改憲の危機です。
そんな衆議院選挙直後から、維新の下品さと卑劣さを体現しているのが維新の元代表でコメンテーターの橋下徹氏。
まず酷かったのは、10月31日の投開票日に、フジテレビ系の選挙特番「Live選挙サンデー」で、維新の無策無能を鋭く追及してきたれいわの山本太郎氏に食って掛かったこと。
公共の電波を使って、公党の代表に
「山本さんの発信力は認めますけれども、山本さんの詐欺師的な主張に有権者の多くがだまされなくて本当に良かった。日本国民は賢明だなと思いました」
と詐欺師呼ばわりしたのですから、これはBPO(放浪倫理・番組向上機構)での審査ものですよ。

橋下氏はツイッターでは、維新が躍進した分析として
「特に吉村知事のコロナ第5派対応は吉村知事のリーダーシップと事実上の大阪都構想の枠組みのおかげ。かつての府市の枠組みなら大混乱」
「国のコロナ対応がうまくいかなかったのは国と地方の関係不全。つまり統治機構不全。大阪は都構想運動会によって統治機構が改善した。それを完成するのが大阪都構想」
とまるっきり嘘八百を並べていてこちらの方が詐欺師丸出しです。
大阪都構想で大阪府市の行政が良くなっていたのなら、2回の大阪都構想住民投票の後のコロナ第3波・第4波で、大阪のコロナ死者が全国で断トツ最悪だったことの説明がつきません。
こんな嘘つきでしかも不公平な人を選挙特番など、政治的中立性が特に求められるテレビ番組に出すべきではないのです。

さらに、橋下氏は、山本氏と同じく維新を批判していた立憲の枝野代表が衆院選敗北の責任を取って辞任表明したことについて
「与党は毎日、メディアからも野党からも批判にさらされる。でも、野党は与党を追及するばかりで追及されないし、責任を取らされることがない」
「じゃあ『野党の責任って何なのか』といったら、選挙で負けた時に代表や執行部が入れ替わることが唯一の責任の取り方」
「遅いですね。政党の代表としては全く判断能力なしと僕は思います」
と言い切りました。
あのね、あなたが昵懇の菅前総理なんて、自民党総裁選をやるとかやらないとか、党役員人事だけ変えるとか、その前に衆議院を解散するとか自民党総裁選を前倒しにするとか後にするとか、ぐだぐだ二カ月も迷ってて、結局、総裁選不出馬ですよ。
その菅さんに決断が遅いって、あなた一度も批判したことがないでしょう!

そもそも、最初の大阪都構想住民投票で負けたのに、辞めたのはあなただけで松井氏は維新代表として残る。
そして、1回目で勝とうとしてワンチャンスだのラストチャンスとか言ってたのになぜか2回目もコロナ禍で強行するのが詐欺師的で、しかもそれでも負けたのに、松井氏も吉村氏も先になったら辞めるというだけで、いまだに代表と副代表。
即時維新の役職から辞任するのが当たり前じゃないですか。
こういうのを潔くないっていうんですよ。
だいたい、普通の神経で結果責任を取るなら、同じ法制度の全国で一番コロナ死者を出した段階で松井氏も吉村氏も大阪市長と府知事を辞めるでしょう。
橋下氏ほど身内に甘くて、敵には卑怯千万な人物は見たことがありません。





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第一回目の住民投票では勝つためにラストチャンスと言い、負けたらラストってこれしかないオンリーという意味だと言い出す。
橋下徹という人ほど人を騙すのにためらいがない人はいません。
衆院選の結果にはがっかりしましたが、一番頭に来たのは橋下氏のずるさでした。
橋下・松井・吉村維新による口先三寸のいい加減な言論や政治がいつまでまかり通るのかと思うと頭が痛いです。
そもそも、政党代表でいまだに顧問をやっているような人をテレビのコメンテーターにしているフジテレビほかの各局がおかしいです。
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れいわ山本太郎代表、橋下徹氏と激しいバトル!「詐欺師的主張」にムッ「まったく当たらないと思います」
10/31(日) 23:34配信 スポニチアネックス
れいわ新選組の山本太郎代表(46)が、第49回衆院選の投開票が行われた31日、フジテレビ系の選挙特番「Live選挙サンデー」(後7・58)に中継で出演。番組にコメンテーターとして出演した、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)と激しくやり合う場面があった。
番組MCのフリーアナウンサー・宮根誠司(58)から選挙の手応えについて聞かれ、「手応えはあるんですけど、それが議席に結びつくかは難しいところがあるのが選挙だなと思います」と答えた山本代表。ここで宮根が「山本代表は発信力はピカイチだと思う。若さもあるし。政策はどうですか?」と振ると、橋下氏は「山本さんの発信力は認めますけれども、山本さんの詐欺師的な主張に有権者の多くがだまされなくて本当に良かった。日本国民は賢明だなと思いました」と“先制パンチ”を浴びせた。
これに苦笑いの山本代表。しかし橋下氏がさらに自身の主張を述べると、山本代表から笑みが消えていく。橋下氏は山本代表が掲げた「消費税廃止」を挙げ、「1986年から今に至るまで所得税の改革は年収300万、400万の方々の税率を下げる改革をやってきた。山本さんが消費税をゼロにしてその時に言わなきゃいけないのは、年収300万、400万の方々は大増税になりますよっていうことをはっきり言わなきゃいけないのに、高所得者の税率だけを上げろなんて言って、低所得者、中所得者、日本のボリュームゾーンの方々の税金が上がると言わずに消費税ゼロだ、ゼロだって、これは詐欺師的主張ですよ」と追及した。
山本代表は「まったく当たらないと思います」と自身の主張を述べようとするも、「所得税上げるんでしょ?中所得者の税金が上がるかどうかだけ言ってくださいよ」と遮る橋下氏。山本代表は「社会にお金が回っていない状態で所得税を上げるなんてできるわけないじゃないですか。まずは底上げをしていきながら、みんなの年収を上げていく。年収300万円未満の状態をなくしていくという当たり前の経済成長をしてからの話ですよね、それは」と冷静に反論した。
23年に始まるインボイス制度についても、導入取りやめを主張する山本代表に対し「多くのサラリーマンの納税者をバカにしている」と橋下氏。山本代表は「間違った誘導はやめていただきたいんですよ、橋下さん」とやり返し、両者は「もうちょっと消費税のことを勉強してから言ってくださいよ」「橋下さんこそインボイスのことを勉強してくださいよ。何を言われているんですか」と激しくやり合った。
2人の議論はヒートアップしたが、社会学者の古市憲寿氏(36)が山本代表に新型コロナウイルスワクチンの接種を質問し、山本代表が「私自身は打っていないです。打つ人、打たない人の権限はそれぞれに委ねられるべきです。一番やらなければいけないのは何かというと、ワクチンによる影響を厚生労働省がしっかりと表に出さなければいけません。守られなければならない、打つ人も打たない人も」と回答したところで時間切れ。MCの加藤綾子(36)が「お時間が来てしまいました。ここまでお話うかがいました。ありがとうございました」と締めて“強制終了”となった。
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が2日、自身のツイッターを更新し、日本維新の会を評価した。
維新は今回の衆院選で公示前の11議席から41議席と大躍進を遂げた。特に地盤の大阪では候補者を擁立した15選挙区すべてで勝利。10区では立憲民主党の辻元清美氏をも破った。
橋下氏は「今回の選挙で維新が躍進したのは吉村府政松井市政の高評価」と分析。「特に吉村知事のコロナ第5派対応は吉村知事のリーダーシップと事実上の大阪都構想の枠組みのおかげ。かつての府市の枠組みなら大混乱」と評価した。
続けて「大阪都構想に反対していた人たちは、かつての府市の関係ならコロナ対応がどうなっていたか考えよ」とキッパリ。
かつて自身が推進した同構想について「国のコロナ対応がうまくいかなかったのは国と地方の関係不全。つまり統治機構不全。大阪は都構想運動会によって統治機構が改善した。それを完成するのが大阪都構想」と説明した。
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2021年11月02日18時14分 時事通信
松井氏は「憲法審査会をボイコットする立憲(民主党)、共産党を待っていても議論は進まない。(与党が)スケジュールを決めないと先延ばしになる」と指摘。参院選を期限とした上で、「そこに向けて各党は憲法改正案をしっかり出すべきだ」と主張した
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