Everyone says I love you !

こちらではお初にお目にかかります。弁護士・元ロースクール教授、宮武嶺の社会派リベラルブログです。

高市早苗自民党総裁が今度は極右参政党の神谷宗幣代表に触手、首相指名投票で協力要請。スパイ防止法などについても意見交換。神谷代表「石破現総理よりも近いと思っている」。そりゃそうやろ!

かつて生活保護受給者に「さもしい顔してもらえるものはもらおうとか弱者のフリして」と悪罵を投げつけた高市早苗総裁は、人の心の機微がわからないから公明党に去られた。

上下ともクリックしてくださると大変うれしいです。

社会・政治問題ランキング社会・政治問題ランキング 

Amazon 社会・政治・法

Amazon Kindle ベストセラー

 

 

 首相指名選挙での多数派工作に余念がない高市自民党総裁は、NHK党と参院で共同会派を作り、日本維新の会と連立協議を開始しました。

自維N連立政権爆誕!?(笑)。高市早苗自民党総裁が禁断の悪手を連発。NHK党と共同会派を組んだのに続いて、「日本一の悪党」日本維新の会と連立協議へ。高市・麻生自民の迷走がもう止まらない!

 

 

 そして、2025年10月16日、いよいよ極右タッグ結成。

 参政党の神谷宗幣代表と会談しました。



 

 首相指名については、憲法上衆院での決議が優先されるわけで、衆院での1回目投票で高市氏が過半数(233)を得られれば、決選投票なしに一発で首相就任が決まります。

 自民と日本維新の会との連立協議がまとまれば自民と維新で計231議席となるため、自民は、衆院では3議席しかなくても参政の協力を取りつけようとしているわけですね。

 ちなみに、高市総裁の動きと並行して、麻生太郎副総裁は衆院会派「有志・改革の会」(7人)の幹部と会談したそうです。

 ほんとに、無能であくどい高市・麻生ラインですが、この権力を握り続けたいという飽くなき欲求だけは、立憲民主党の野田佳彦代表あたりはぜひ参考にしてもらいたいものですなあ。

石破首相が辞任表明した今、野党に必要なのは自民党を倒して政権を取る気概。やる気がないなら、かつて民主党政権を自爆テロ解散でぶっ壊した野田佳彦代表は立憲民主党ではなく自民か維新か民民に行け。

 

 

 ところで、高市・神谷会談なんですが、外国人政策やスパイ防止法案についても議論した、というのですから非常に危険ですね。

 そして、神谷代表は会談が終わったあと、高市総裁の掲げる政策に関して

「石破首相よりも近いと思うし、野党側よりも近い」

と記者団に話したというのですが、極右同士なんだから、そりゃそうでしょうよ。

毎日新聞『治安維持法施行100年 治安維持法を想起させるスパイ防止法案への懸念 安田浩一さんが語る』。参政党は「非常に手軽にスパイ防止法を適用しようとしているのではないか」



 

 ところで、どのオールドメディアの世論調査でもいまだに高市総裁に期待する人が3分の2以上で、時事通信が10月10~13日に実施した10月の世論調査によると、自民党の高市早苗総裁が首相に選出された場合、新内閣を「支持する」との答えは43.8%で、「支持しない」の23.0%を大きく上回った、というのです。

 しかも、年代別に見ると、若年層の人気が高く、18~29歳の58.0%、30歳代の51.5%が支持と答えたそうです。

 そして、支持政党別では、自民66.4%以上に、参政党支持者の71.4%、日本保守党支持者の72.7%が高市新内閣を支持するということで、保守系の後押しが目立ったとのこと。

『高市早苗への世界からの評判:「あだ名はタリバン」「ワークライフバランス無視」「女性に改名強制」「外国人観光客が鹿を虐めていると主張」』(村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより抜粋)。あと「ネオナチと写真」「アドルフ・ヒトラーの選挙戦略を肯定的に評価」もあるでよう(-_-;)。

 

 

 ネット世論では高市推しが凄いんでしょうね。

 高市自民党がNHK党と共同会派、日本維新の会と連立協議、参政党とも党首会談、というと私からすると悪の枢軸結成ってすぐ思っちゃうんですが、いったん高市政権が生まれてしまうとかなり厄介なことになりそうです。

注目度が下がって政党支持率も下がり続けていた日本維新の会や参政党にとっても、高市総裁が会いに来てくれたのは干天に慈雨だった。

カテゴリ 「恐怖のカルト参政党と極右日本保守党」

 

 

編集後記 

でも高市・麻生ラインの頭が良くないことも間違いないので(笑)、高市新政権は発足直後からグダグダな展開になることも間違いないとは思うんです。

でも、高市自維参N連携内閣なんて自公連立政権よりもさらに悪質になることは確実で、縁起でもないわけですから、何とか今から批判を強めとくに越したことはないです。

おかげさまで1週間連続両方1位を達成しました!

上下ともクリックしてくださると大変うれしいです。

社会・政治問題ランキング社会・政治問題ランキング 

Amazon 社会・政治・法

Amazon Kindle ベストセラー

 

 

参政党・神谷代表「首班指名の協力要請あった」「石破総理よりも近い」「高市さんが総理大臣になれば、日本は少しいい方向に向く」自・参党首会談後にコメント

速報
2025/10/16 19:20


【写真・画像】参政党・神谷代表「首班指名の協力要請あった」「石破総理よりも近い」「高市さんが総理大臣になれば、日本は少しいい方向に向く」自・参党首会談後にコメント 1枚目

 16日、自民党と参政党の党首会談を終えた参政党の神谷宗幣代表が記者からの質問に答えた。

【映像】神谷代表が最も「危惧」していることは?

 神谷代表は会談の理由について「首班指名についての協力要請があった」と説明。会談の打診は高市総裁の方からあったといい、首班指名については明確な返事をしていないとしつつ「我々のスタンスは、独立独歩で行くということと、国益を最優先した行動する。ただ、いくつか政策面で確認したいところもあったのでそこは腹を割って話せた」と述べた。

 政策については「私が思っている以上に高市総裁の方から『参政党と政策が近い』と言っていただいた」とした。そんな自民党との距離感については「私としては高市総裁とは半分くらい重なるところがあり、石破現総理よりも近いと思っている。近いということは我々の軸である国益に叶うかどうかと考えた場合、高市さんが総理大臣になられるということであれば、日本は少しいい方向に向くのかなという期待はある」と述べた。

 「国会運営の協力もあったのか?」という問いには「首班指名のところだった」と否定。加えて、「本当に良い政策に関してはほっといても応援するから、1回1回変な駆け引きをするようなことはしない」と伝えたといい、「連立の打診はなかった」と明かした。

 今後首班指名で「高市早苗」と書く基準については「自公政権にどこかの野党が乗ると見ていたが連立が切れた。自民党も本当に何かを変えようという気概は私達も感じているので、前提が変わった上で党の幹部で話し合うことになる」と説明した。

 「首班指名を左右する政策」については「今一番参政党が危惧していることはSNSの規制を変な形でやられることだ。我々はSNSで活動している部分も多いので、変な言論統制みたいなことは断固として反対する。共通する政策はいっぱいあるが、そこでもし変な動きがあったら、我々は思いっきり声を上げるという“要望”というより“牽制”した」と述べた。

【各党議席数と連立の組み合わせ】
衆議院(過半数233)
自民党(196議席)+日本維新の会(35議席)=231議席
立憲民主党(148議席)+国民民主党(27議席)=175議席
立憲民主党(148議席)+国民民主党(27議席)+公明党(24議席)=199議席
立憲民主党(148議席)+日本維新の会(35議席)+国民民主党(27議席)=210議席
参政党(3議席)

参議院(過半数125議席)
自民党(101議席)+日本維新の会(18議席)=119議席
立憲民主党(39議席)+国民民主党(23議席)+公明党(21議席)=83議席
立憲民主党(39議席)+国民民主党(23議席)+日本維新の会(18議席)=80議席
立憲民主党(39議席)+国民民主党(23議席)+公明党(21議席)+日本維新の会(18議席)=101議席
立憲民主党(39議席)+国民民主党(23議席)+公明党(21議席)+日本維新の会(18議席)+共産党(7議席)+れいわ新選組(6議席)=114議席
参政党(15議席)
NHKから国民を守る党(1議席)

(ABEMA NEWS)

 

 

自民党の高市早苗総裁は16日、国会内で参政党の神谷宗幣代表と会談した。21日に召集する臨時国会で予定する石破茂首相の後任を決める首相指名選挙での協力を求めた。神谷氏は方針を明かさなかった。
神谷氏は会談後、記者団に、指名選挙の投票先について「党内でもんで最終的に決定する」と述べた。かねて党として同氏自身に投票する考えを示している。
高市氏と神谷氏は外国人政策やスパイ防止法案についても議論した。神谷氏は高市氏の掲げる政策に関して「石破首相よりも近いと思うし、野党側よりも近い」と記者団に話した。高市氏も「参政党とは政策が近い」と語ったという。

 

 

 

麻生氏、少数会派「有志・改革の会」に協力要請 首相指名選挙

スクープ

毎日新聞
2025/10/16 14:20(最終更新 10/16 22:22)
370文字


麻生太郎副総裁=自民党本部で2025年10月7日、吉田航太撮影


 衆院会派「有志・改革の会」(7人)の幹部が今週、東京都内で自民党の麻生太郎副総裁と会談し、首相指名選挙での協力を求められていたことが分かった。麻生氏からの要請は首相指名についてのみで、政策や政権枠組みの話はなかったという。16日に会派内で対応を協議したが結論は出なかった。会派幹部が同日、明らかにした。

 有志・改革の会は、元民主党系無所属議員の「有志の会」4人と、日本維新の会に離党届を提出し除名処分となった3人が合流し、6日に結成された。政策的には自民に近い議員もいるが、出自がそれぞれ異なるため、一致して行動するかは不透明だ。

 自民は維新との連立を視野に入れた政策協議を進めているが、衆院では2党合わせても過半数にはわずかに届かない。自民の高市早苗総裁の首相指名を確実にするため、少数会派にも働きかけを強めているとみられる。【富美月】

 

 

「高市内閣」支持43% 若年、保守層の期待集める―時事世論調査

時事通信 編集局2025年10月16日15時06分配信

【図解】内閣支持率の推移

 

自民党の高市早苗総裁=15日、国会内

 


【図解】政党支持率の推移

 

 時事通信が10~13日に実施した10月の世論調査によると、自民党の高市早苗総裁が首相に選出された場合、新内閣を「支持する」との答えは43.8%で、「支持しない」の23.0%を大きく上回った。「わからない」は33.3%。

<時事世論調査の推移>

 最近の政権発足時の支持率は、2021年10月の岸田内閣が40.3%、24年10月の石破内閣が28.0%だった。憲政史上初となる女性首相の誕生に、一定の期待が集まっている様子がうかがえる。

 年代別に見ると、若年層の人気が高く、18~29歳の58.0%、30歳代の51.5%が支持と答えた。支持政党別では、自民66.4%のほか、参政党71.4%、日本保守党72.7%と、保守系の後押しが目立った。

 高市氏が政権運営で連携先とにらむ日本維新の会と国民民主党の支持層は、それぞれ38.1%、56.8%が支持。一方、連立政権を離脱した公明党の支持層は、40.6%が不支持と回答し、支持の15.6%を上回った。立憲民主党の支持層も、高市氏を推す声は16.3%にとどまった。

 政党支持率は、自民が前月比2.6ポイント増の19.7%で首位。2位の参政は同1.1ポイント減の4.8%で、3カ月連続の野党トップとなった。立民は同1.1ポイント減の4.2%、国民民主は同0.4ポイント増の3.8%。以下、公明2.8%、維新1.8%、れいわ新選組1.5%、共産党0.9%、保守0.9%、チームみらい0.7%、社民党0.6%だった。

 近く総辞職する石破内閣の支持率は前月比2.6ポイント減の25.1%、不支持率は同0.1ポイント減の48.2%だった。

 調査は全国の18歳以上の2000人を対象に個別面接方式で実施した。有効回収率は58.2%。小数点第2位を四捨五入したため、合計が100%にならない場合がある。

 

 

ぜひブックマークをお願いいたします。

上下ともクリックしてくださると大変うれしいです。