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こちらではお初にお目にかかります。弁護士・元ロースクール教授、宮武嶺の社会派リベラルブログです。

公益社団法人・日本外国特派員協会が「しんぶん赤旗」を、自民党派閥を巡る裏金報道で「日本の政治体制を揺るがした」として、2025年「報道の自由賞・日本賞」に選ぶ!赤旗を締め出した大阪万博協会は恥を知れ。


しんぶん赤旗以外の「報道業者」がこの快挙を報道していないのがなんともちっちぇえな。

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 公益社団法人・日本外国特派員協会が2025年5月30日に授与式を開き、自民党派閥を巡る一連の裏金報道で

「日本の政治体制を揺るがした」

として、

「しんぶん赤旗」

を2025年「報道の自由賞・日本賞」に選びました。

 これは日本共産党の機関紙であるしんぶん赤旗にとって歴史的な快挙であると同時に、日本外国特派員協会の公正・中立な姿勢をも示すもので、素晴らしい結果だと思います。

 

 

 日本外国特派員協会はしんぶん赤旗に同賞を授与した授賞理由で、

「『しんぶん赤旗』は自民党の不正な政治資金スキャンダル、特に党内派閥内でのキックバックの摘発できわめて重要な役割を果たした」

「最大のスクープは、選挙期間中に自民党本部がスキャンダルを起こした無所属候補に2000万円を流していたことを明らかにしたことだ」

と紹介し、その活動を

「民主主義における独立したウオッチドッグ・ジャーナリズムの重要な役割を証明するもの」

とたたえました。

 しんぶん赤旗がなければ今の自公政権が少数与党となっている政治状況もないでしょう。

文春砲の週刊文春もしんぶん赤旗を特集。

 

 

 これだけ価値のある仕事をしてきたしんぶん赤旗だからこそ、脛に傷ありまくりの大阪万博協会(副会長理事に日本維新の会の吉村洋文大阪府知事と横山英幸大阪市長)が、4月13日の万博開幕直前から取材拒否をしたわけですよ。

 しんぶん赤旗がこのことを報道したのを受けて、万博協会幹部は4月11日に記者団の取材に対し、協会のガイドラインで

「特定の政治、思想、宗教等の活動目的に利用されるおそれがあること」

を禁止事項に挙げており、この指針に基づいて判断したと説明しました。

 しかし、辰巳孝太郎議員が政府を突き上げる国会質問をするなどして、日本国際博覧会協会は5月26日、「しんぶん赤旗」に対して大阪・関西万博の「メディア用関係者入場証(AD証)」を発行しました。

 これまでの「赤旗」排除を完全に撤回するもので、10月の閉幕まで自由に出入りでき、現在の週1回の記者会見だけでなく、毎日の記者説明や各種行事、各パビリオン取材などあらゆる取材が可能になりました。

 協会のガイドラインにひっかかるという説明がご都合主義だったことが明らかになり、万博と維新の憲法をものともしない人権侵害体質が浮き彫りになったとともに、しんぶん赤旗と日本共産党の突破力をまざまざと見せつけることになりました。

「モーニングショーと玉川徹は大阪万博に出禁」と発言した維新の会の吉村洋文大阪府知事が撤回して謝罪するも、放送機関に万博への賛成意見も取り上げてほしいという「発言の意図は変わっていない」と開き直り。

 

4月13日開会の大阪・関西万博について、日本国際博覧会協会が日本共産党の機関紙である「しんぶん赤旗」からの取材を拒否。大阪万博が報道の自由を侵害する憲法違反行為から始まったことを忘れるな。

 

 

 この出来事を教えてくださった村野瀬代表の

『思い出しましょう。

 現在、日本は「報道の自由度」の世界ランキングで、民主主義国というにはかなり恥ずかしい70位台という順位に甘んじています。

 ほとんどの商業メディアの報道姿勢や実力が問われているという事態です。

 そんな中、しんぶん赤旗が政権党自民党による裏金についての報道をスクープでリードしました。

 一般報道業者は日本共産党にある意味で負けたことになります。一般報道業者はこれを恥じなければならないところです。』

という言葉に、今の日本社会の状況が端的に言い表されています。

赤旗」日曜版にJCJ大賞/「桜」疑惑 連続スクープ

日曜版スクープ JCJ大賞/“自民が隠した闇 暴く”/パー券不記載・裏金報道

参考記事 村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより

日本共産党の「しんぶん赤旗」に「報道の自由」賞を日本外国特派員協会が授与したことの意味

 

 

 今、日本共産党の党員・支持者が高齢化して、この「日本の公器」「社会の木鐸」というべきしんぶん赤旗が発行の危機に立たされているそうです。

 赤旗自身が

『いま、「赤旗」は、読者数の後退、諸経費の増大のため、発行の危機がいよいよ切迫しています。

 私たちは、この危機を乗り越え、「赤旗」の発行を守るため、読者を100万人にし、「赤旗」支援募金を10億円集めることを決断し、ご協力、ご支援を、みなさんにお願いすることにしました。』

と赤裸々に告白しています。

 政治とカネの問題で話題になっている政党交付金を日本国憲法が保障する思想良心の自由に反するとして一円たりとも受け取ってこなかった日本共産党。

 しんぶん赤旗は日本共産党の活動の柱です。

 ぜひ協力を考えてあげてみてください。

<「赤旗募金」の送り先>

○中央委員会に郵便振替で送金する場合は、次にお願いします。

【口座番号】 00170-7-98422

【加入者名】 日本共産党中央委員会

通信欄に「赤旗募金」と記入のうえ、住所、氏名、職業をお書きください。

○日本共産党のホームページのエントリーから入ることで、クレジットカードでの送金もできます。

○募金は、最寄りの都道府県・地区委員会事務所、または党員にお渡しください。

 

 

注目!!

日本共産党としんぶん赤旗さん!

『○日本共産党のホームページのエントリーから入ることで、クレジットカードでの送金もできます。』

これがどこか見つかりません!!

至急、もっとトップページをわかりやすく!

あと、クラウドファンディングをやってください!!

考えなあかんのはそういうとこやで、共産党さん!(笑)

日本学術会議潰しは安倍晋三内閣の介入から始まったとのしんぶん赤旗のスクープ #学術会議を解体する法改定に反対します #学術会議解体に抗する

 

 

編集後記

日本外国特派員協会での記者会見 全動画公開‼️

 

昔取った杵柄みたいで恐縮ですが、第二次安倍晋三政権が第一次トランプ政権から兵器を爆買いすることに対して抗議した、2018年12月の日本外国特派員協会での記者会見での様子です。

こちらから記者会見をしたいと申し込んだらすぐOK。

日本の報道機関もこのオープンさに学んだらどうでしょうか。

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2025年5月30日(金) しんぶん赤旗

「しんぶん赤旗」に「報道の自由」賞

日本外国特派員協会が授与

「裏金」報道 「日本の政治体制揺るがした」

写真

(写真)日本外国特派員協会の「報道の自由賞」を受賞する小木曽陽司「しんぶん赤旗」編集局長(中央)と三浦誠同社会部長=30日、東京都千代田区

 公益社団法人・日本外国特派員協会は、自民党派閥を巡る一連の裏金報道で「日本の政治体制を揺るがした」として、「しんぶん赤旗」を、2025年「報道の自由賞・日本賞」に選びました。同協会は30日夜、授与式を開き、受賞者を公表しました。小木曽陽司・赤旗編集局長、三浦誠編集委員・社会部長が出席し、小木曽氏が受賞スピーチをしました。

 授賞理由で、「『しんぶん赤旗』は自民党の不正な政治資金スキャンダル、特に党内派閥内でのキックバックの摘発できわめて重要な役割を果たした」「最大のスクープは、選挙期間中に自民党本部がスキャンダルを起こした無所属候補に2000万円を流していたことを明らかにしたことだ」と紹介。その活動を、「民主主義における独立したウオッチドッグ・ジャーナリズムの重要な役割を証明するもの」とたたえました。

 日本外国特派員協会は1945年に、アジア・太平洋戦争終結に伴い日本に着任した外国メディアのジャーナリストらが設立しました。報道の自由賞は「報道の自由の価値に貢献した優れた」メディア組織などに与えられます。「赤旗」の一連の報道はこの間、JCJ大賞、日隅一雄・情報流通促進賞、アンビシャス賞などを受賞しています。

 小木曽氏はスピーチで、授賞に感謝を表明するとともに、大手メディアではなく、「赤旗」に、権力監視のスクープが相次ぐのは、どんなタブーもなく、「政治のゆがみ」に切り込む立場を持っているからだと説明。そういう問題意識を共有する記者たちの努力と、日本共産党の機関紙であることが、スクープ再生産の力になっていると強調しました。

 

 

2025年5月31日(土) しんぶん赤旗

本紙に「報道の自由」賞 外国特派員協会

授賞理由 権力監視で重要な役割

 日本外国特派員協会「報道の自由賞・日本賞」の授賞理由は次の通りです。

 日本共産党が運営する「しんぶん赤旗」は自民党の不正な政治資金スキャンダル、特に党内派閥内でのキックバックの摘発できわめて重要な役割を果たした。彼らの報道は後に主要メディアも追随し、日本の政治体制を揺るがした。間違いなく、一人の首相が失脚し、昨年10月の衆院選挙での連立与党が過半数を失うことにつながった。

 最大のスクープは、選挙期間中に自民党本部がスキャンダルを起こした無所属候補に2000万円を流していたことを明らかにしたことだ。

 「赤旗」は党系出版社としてみなされているにもかかわらず、権力者を追及するジャーナリストとしての誠実さを示してきた。日本の主要メディアは独占的な記者クラブのアクセスと自己検閲の傾向への依存もあって、与党に積極的に異議を唱えることを長い間ためらってきた。

 かれらの活動は、民主主義における独立したウオッチドッグ・ジャーナリズムの重要な役割を証明するものであり、報道の自由委員会は、「しんぶん赤旗」が25年の日本部門の最優秀賞にふさわしいと考えている。

 

 

しんぶん赤旗「発行が危機」 日本共産党、10億円の寄付募る

 共産党の機関紙「しんぶん赤旗」の題字

 共産党が、機関紙「しんぶん赤旗」の購読者数減少で発行が危機に直面しているとして、10億円の寄付を募っている。政党交付金を受け取らない共産にとって赤旗の購読料は収入源の柱。発行継続に向け異例の寄付要請に踏み切ったが、関係者は「応急措置に過ぎず、購読者数が増えなければ根本的な解決にならない」と指摘する。

 赤旗は日刊紙と日曜版を発行。二つを合わせた購読者は1980年の355万人がピークで、昨年1月時点で85万人まで落ち込んだ。自民党派閥裏金事件などの調査報道で知られる日曜版は黒字を維持するが、日刊紙は年間十数億円の赤字を出している。

 党は昨年1月の党大会で、2年間で購読者を100万人に回復させる目標を決めたものの、達成の見通しは立たず、今年1月の第4回中央委員会総会で10億円寄付の呼びかけを始めた。

 田村智子委員長は今月24日の記者会見で、現時点で約5億円が集まったと説明。「赤旗には信頼できる情報を伝える役割がある」と発行を続ける必要性を訴えた。(共同)

 

 

タブーなく真実を報道する「しんぶん赤旗」を守り、発展させよう

100万人の読者に。10億円の支援募金を。「しんぶん赤旗」発行の危機打開へ、あなたのお力を!

2025年1月11日 第4回中央委員会総会

 全国の支部と党員のみなさん、「しんぶん赤旗」読者、そして、「赤旗」に期待を寄せるすべてのみなさん。日ごろのご奮闘、ご購読、ご支援に心からの敬意と感謝を申し上げます。

 いま、「赤旗」は、読者数の後退、諸経費の増大のため、発行の危機がいよいよ切迫しています。私たちは、この危機を乗り越え、「赤旗」の発行を守るため、読者を100万人にし、「赤旗」支援募金を10億円集めることを決断し、ご協力、ご支援を、みなさんにお願いすることにしました。

 昨年の総選挙では、自民党・公明党の政権与党を過半数割れに追い込み、改憲勢力は衆院で3分の2を割り込みました。これに日本共産党と「赤旗」が大きく貢献したこと、とりわけ、日曜版の一連の裏金報道、日刊紙の裏公認料2千万円のスクープが決定打となったことは私たちの誇りです。

 総選挙後、党の本部に、「ありがとう『赤旗』」「応援したい」など、日刊紙、日曜版、電子版の申し込みが2943人にも達していることは私たちにとっても初めてのことです。選挙結果を、多くの国民が歓迎し、自民党政治に代わる新しい政治を模索し、探求する「新しい政治プロセス」が始まっています。「赤旗」の役割はいよいよ大きくなっています。

 世界と日本の現実を直視し、さまざまな出来事の真実を伝える「赤旗」は、暮らしを守り、平和を願う国民の思いに正面からこたえることのできる新聞です。国民のなかにうずまく願いや要求、各界各分野のたたかいを励まし、各地の草の根のとりくみを伝えているのも「赤旗」です。政治を変えていくうえで、なくてはならない新聞ではないでしょうか。

 ところがいま、この「赤旗」の経営が大変厳しい事態にあります。日刊紙は、年間十数億円の赤字であり、日曜版の読者数も後退が続いています。

 そこで、「赤旗」の発行を守るために二つのお願いがあります。

 一つは、現在、日刊紙、日曜版、電子版合わせて八十数万人の「赤旗」読者を100万人にするために、あなたのお力をお貸しいただきたいのです。

 100万人の読者は、私たちが昨年1月の第29回党大会で決め、今年中に実現しようと決意した目標です。100万人の読者にできれば、発行を守ることができます。なによりも、社会の真実を知らせる力、デマやごまかしを許さない正義の力、世代と性別を問わず一人ひとりの幸せ、みんなの幸せを大事にする社会に変える力を大きくできます。選挙で日本共産党の議席を増やし、政治に国民の声が届く力を大きくできます。

 ぜひ、あなたのお知り合いに「赤旗」の購読を勧めてください。対象となる方を紹介してください。「#『赤旗』を読もう」などSNSで広げてください。

 もう一つは、今年1年間に10億円の「赤旗」支援募金をお願いしたいのです。

 「赤旗」の発行を守るためには、読者を100万人にするとともに、そこに至る途上、とくに日刊紙の発行を支える10億円の募金が必要です。日曜版電子版の準備などのためにも必要です。

 ぜひとも、あなたのご協力をお願いします。SNSなども使い、お知り合いにも広く呼びかけていただきたいのです。

 私たちは、「赤旗」を守り抜くことは、党にとってはもちろん、日本社会の民主主義にとっても必要な国民的事業だと考えています。献金をテコにした財界の利益優先の政治、「日米同盟」絶対のアメリカいいなり政治をやめさせ、平和と暮らし・民主主義のために働く、「闇夜のなかで輝く理性と良心のたいまつ」である「赤旗」を絶対になくすわけにはいきません。ひきつづき、紙面の改革に全力を尽くします。

 「しんぶん赤旗」を守るため、みなさんのお力をお貸しください。心からお願いします。

<「赤旗募金」の送り先>

○中央委員会に郵便振替で送金する場合は、次にお願いします。

【口座番号】 00170-7-98422

【加入者名】 日本共産党中央委員会

通信欄に「赤旗募金」と記入のうえ、住所、氏名、職業をお書きください。

○日本共産党のホームページのエントリーから入ることで、クレジットカードでの送金もできます。

○募金は、最寄りの都道府県・地区委員会事務所、または党員にお渡しください。

 

 

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