
支持者の会社経営者から青色申告を継続できるように国税庁に口をきいてくれと頼まれ、秘書を通じて100万円受け取った。。。
片山さつき地方創生担当相について週刊文春が報じたこの「口利き」疑惑。
疑惑が本当なら、あっせん利得罪に問われるれっきとした犯罪です。

この疑惑に関して続々と証拠が挙がっているのですが、片山大臣の弁明が末期的というか、時間稼ぎにしかならないというか、笑止千万です。
まず、片山大臣は100万円を受け取った私設秘書の南村博二氏は秘書ではない、と2018年11月1日の衆院予算委員会で説明していました。

ところが、翌日の2日の同委員会では、片山大臣はこの南村氏に参院を出入りできる通行証を2011年10月から15年5月まで貸与していたと認めたのです!

3年半も秘書じゃない人に議員秘書通行証を使わせるだなんてありえます?!
というか、ほんとにそんなことしていたら、全く関係ない人に参議院に出入りできるパスを渡していたことになりますから、これ、詐欺ですよ。
これに対して、国民民主党の後藤祐一議員が
「私設秘書でないと通行証は入手できない」
と追及したのですが、これに対する片山大臣の答弁が抱腹絶倒!
「私設秘書には法令上の定義がない」
これ、どういう意味なんですか?誰か解説してくださいよ。小泉首相の会社員時代の保険未加入がバレた時の
「人生いろいろ。会社もいろいろ」
くらいわけがわかんねえ。


さらに後藤議員が
「これはハンコをついて、片山大臣が南村博二さんのことを私設議員秘書だと認めたうえで、これ公式な書類ですよ、参議院の。公式な書類を出しているんじゃないですか」
と問い詰めると、片山大臣は
「その記章交付申請書を、昨晩問い合わせたが、3年以上たっているということで、今現在、さらに問い合わせて確認しているところ」
と言っちゃいました。

あ~あ~、やってしまった。
これじゃあ、記章交付申請書なるものが出てきたら万事休すじゃないですか。なんでこういう時間稼ぎにしかならない言い訳を言ってしまうんでしょうね。
旧大蔵省の超エリートじゃなかったんですか。
そうそう、旧大蔵省の超エリートと言えば、同期の福田セクハラ財務次官と同じ言い訳をしたのには笑ってしまいました。
同じ2日の衆院予算委員会で、週刊文春が公開した片山大臣がこの経営者と話した自らの音声データに対して
「非常に聞き取りづらいので、自分の声かどうかは判別がつかない」
と言ってのけたのです。福田次官と全くおんなじこと言ってる!
いや、誰がどう聞いてもあなたの声だよ!(そんな野太い声の女の人、ほかにおるか 笑)

森友加計問題で、安倍首相はおろか、麻生財務相も誰も政治家が責任を取らずに済んでしまったことが、悪い前例を残したんでしょうねえ。
ここらで、嘘をついたり、悪いことをした政治家はやめなきゃいけない、少なくとも大臣は辞任しないといけないという基準を作らないといけません。
片山大臣も福田次官も私の大学・学部の先輩なんですが、なんでこんなに頭が悪いのか、顔から火が出るほど恥ずかしいです。
何年も秘書だった人を秘書じゃないとか、自分の声なのにわかりましぇ~んとか、絶対無理やん。
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11/3(土) 0:47
TBS系(JNN)
一部週刊誌で“口利き疑惑”が報じられた片山さつき大臣。2日の質疑で、また新たな事実が明らかとなり、これまでの主張が揺らいでいます。
「これ、私設秘書でないともらえないです。実際これ、小さくですが私設議員秘書と書いてあります」(国民民主党 後藤祐一衆院議員)
2日、野党側が問題にしたのは、国会議員の私設秘書に発行される国会の通行証です。片山氏がこの通行証を、「口利き」を仲介したとされる税理士におよそ3年半の間、貸与していたことが明らかになりました。これまでこの税理士について、「私設秘書ではない」と主張していた片山氏。野党は答弁の矛盾を責め立てます。
「これはハンコをついて、片山大臣が南村博二さんのことを私設議員秘書だと認めたうえで、これ公式な書類ですよ、参議院の。公式な書類を出しているんじゃないですか」(国民民主党 後藤祐一衆院議員)
「その記章交付申請書を、昨晩問い合わせたが、3年以上たっているということで、今現在、さらに問い合わせて確認しているところ」(片山さつき地方創生相)
午後の予算委員会でも・・・
「記章を交付したことは、これもう逃れられないと思いますよ。潔く自ら一連のことを認めて、辞任されるのが最善だと思います」(立憲民主党会派 小川淳也衆院議員)
野党側は疑惑は晴れないとして、大臣の資質を問う集中審議を行うよう求めています。(02日21:33)
口利き疑惑の音声データ 片山氏「自分の声か判別つかない」
政治 2018年11月3日 東京新聞朝刊
片山さつき地方創生担当相は二日の衆院予算委員会で、会社経営者から百万円を受け取り国税庁に口利きをしたとして週刊文春が公開した音声データに対し、「非常に聞き取りづらいので、自分の声かどうかは判別がつかない」と真偽の明言を避けた。
音声では、会社経営者との報酬を巡る会話として「私はちょっと金額として、お高いんじゃないかとだけは言いましたけどね」などと記録されている。質問した国民民主党の後藤祐一氏は疑惑への集中審議と当時「私設秘書」として仲介をしたとされる南村博二氏の参考人招致を、野田聖子委員長に求めた。
片山氏は南村氏を巡り、一日に「給与、報酬を支払っておらず、当初から秘書ではない」と答弁した。しかし、この日は議員会館などに出入りできる私設秘書用のバッジと通行証について問われ「(南村氏は)二〇一一年十月から一五年五月までの間、保有していた」と認めた。
後藤氏は「南村氏を私設秘書として認めた上で、通行証の申請をしたのではないか」と、過去に参院事務局に提出した申請書の開示を求めたが、片山氏は「問い合わせをしていて、まだ(申請書を)入手できていない」と述べた。 (原田遼)
私設秘書?に通行証 口利き疑惑で片山氏
毎日新聞2018年11月2日 23時12分(最終更新 11月2日 23時33分)
片山さつき地方創生担当相は2日の衆院予算委員会で、週刊文春が報じた「口利き」疑惑に関与した私設秘書とされる人物に対し、参院を出入りできる通行証を2011年10月から15年5月まで貸与していたと認めた。片山氏は1日の予算委で「秘書ではない」と答弁しており、国民民主党の後藤祐一氏が「私設秘書でないと通行証は入手できない」と追及したが、片山氏は「私設秘書には法令上の定義がない」などと述べるにとどめた。
片山氏は口利きや100万円を受け取ったとの報道を改めて否定。文春側は新たに片山氏のものとされる疑惑に関連した音声データを公表したが、片山氏は「近い関係者全員で聞いたが、自分の声かどうか、非常に聞きづらく、判断できない。絶対に違うのかどうかも分からない」として肯定も否定もしなかった。
一方、無所属の会の大串博志氏は予算委で、麻生太郎副総理兼財務相が、財務省の決裁文書改ざんを主導した佐川宣寿前国税庁長官を「極めて有能な行政官だった」と評した記者会見での発言の撤回を要求。麻生氏は「『極めて』という言葉の撤回はやぶさかではないが、有能な行政官だったことは確かだ」と述べた。大串氏は「この答弁で本当に国民が気持ちよく納税しよう、となるか」と反論した。【影山哲也】
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