
2006年8月27日、プロレスラー議員馳浩引退試合より。本当にリングでこういうこと叫ぶので爆笑してたんですが、洒落にならんくなった。
2000年から6年間は史上初の衆議院議員でかつ現役プロレスラーだった(笑)。プロレスラーとしては良かったですよ。
選りによって、どうして安倍新内閣の教育行政を担う閣僚がこの二人なのでしょうか。リテラが産経新聞社発行の「正論」(2008年6月号)での、二人の対談を伝えています。
義家ヤンキー先生副大臣が
「いじめの指導で放課後四時間教室から(生徒を)出さなかった時は他の教職員がハラハラしながら私の教室の外で見守っていて後で散々言われました。(中略)
口で『いじめはダメですよ』と説くのは誰でもできる。でもこれはそんな次元で済ましてはダメで態度で示す以外ない。
教室の用具はボコボコになり、最後は加害生徒が泣いて詫びながら二度といじめないことを誓ったので終わりにしましたけど、これは仲間内の教職員から散々に言われました」
と語れば.


竹野内豊主演のドラマは毎回泣けてめっちゃ面白かったが、事実は小説よりある意味奇なりだった。。。
初のプロレスラー出身大臣で、森喜朗元首相の秘蔵っ子の馳プロレス大臣が
「では殴ったことがなかったかと言えば、必ずしもそういうわけでもない。
私は高校のレスリング部の監督を務め、石川県で強化委員会をやってましたけど、私の高校はそう強いチームではなかったのです。
ですから一週間に一本ぐらいは竹刀が折れていましたよ」
と応える。
なんで、教室の用具がボコボコになったり、竹刀が折れたのかは、二人は必ずしも詳らかにはしていません。
しかし、たとえ、これを生徒に直接向けたのではないとしても、密室である狭い教室に4時間生徒を閉じ込め、教室の用具がボコボコになるまで黒板や壁や床に叩きつけたのであれば、これは監禁、脅迫、暴行に当たる行為です。
もちろん、生徒指導の際に、竹刀で床や壁で殴りつけるのであれば、これも脅迫や、場合によっては暴行に当たります。
(暴行罪は、必ずしも身体に直接当たらなくても成立しうる)
ちゅうか、馳大臣ははっきり体罰したことを認めているし!(学校教育法違反!)。
たとえいじめがあったとしても、泣いて謝るまで何時間も監禁するとか、こんなの、教育でも生徒指導でもありません。
安倍首相はこの国の教育をどうしようとしているのでしょうか。
安倍自民党影の内閣に極右の稲田朋美法務大臣、ヤンキー先生義家弘介文部科学大臣とは野田内閣より劣化確定

それぞれ、元いた場所に帰ってほしい(義家氏は教育現場のその前へ)。
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生徒を4時間監禁、竹刀が折れるまで…新文科相の馳浩と副大臣の義家弘介が教師時代の体罰自慢対談

上・衆議院議員「義家弘介」OFFICIAL WEB SITEより/下・衆議院議員「はせ浩」オフィシャルサイトより
どうやら、安倍政権による“教育破壊”は当面の間止まらないらしい。第三次改造内閣の顔ぶれを見て、そう確信した。
建前上、オリンピック問題の引責で辞任した下村博文氏にかわって、安倍晋三首相が文部科学大臣に抜擢したのは、元プロレスラーの馳浩衆議院議員だった。そして文科副大臣に起用されたのは安倍チルドレン、ヤンキー先生こと義家弘介参議院議員だ。
このふたりはともに元高校教師の肩書きをもつが、実は、過去に雑誌の企画で対談しており、そこで軍国主義さながらの“体罰肯定発言”、いや“体罰自慢合戦”をかましていたのである。
2008年、保守論壇誌「正論」(産経新聞社)6月号所収の対談記事でのこと。ふたりは教諭時代を振り返りつつ学校教育について語りあっているのだが、まず義家氏が「生徒指導で大切なこと。これはいったんひいた線は絶対死守することに尽きる」としたうえで、こう語り出す。
「いじめの指導で放課後四時間教室から(生徒を)出さなかった時は他の教職員がハラハラしながら私の教室の外で見守っていて後で散々言われました。(中略)口で『いじめはダメですよ』と説くのは誰でもできる。でもこれはそんな次元で済ましてはダメで態度で示す以外ない。教室の用具はボコボコになり、最後は加害生徒が泣いて詫びながら二度といじめないことを誓ったので終わりにしましたけど、これは仲間内の教職員から散々に言われました」
他の教職員に批判されるのは当然だろう。「加害生徒」が泣いて詫びたのは暴力に屈したからとしか思えず、それではただの“暴力の連鎖”だ。しかも大人であり学校内の権力者である教師から子供への暴力。これでいじめ問題が抜本的に解決するとは到底考えられない。
一方、この“トンデモ暴力元教師”に対して、馳氏はこう返した。
「私は朝七時前には必ず学校に行き、職員会議が始まるまでの時間を校門に立って口うるさくやりました。爪、スカートの丈、髪型など。私の場合は終始怒鳴らなくても済んだんですね。というのは私が教員になってすぐに五輪の代表に選ばれましたし、私の身体を見れば生徒は『馳は怒らせると怖い』と分かるのです。生徒は逆らったら怖いとビビっているから、むしろ『怒らせると怖いけれども、そうでなければ普通に話せる』と思わせるよう、授業の始まりにいろいろな話をして気をつかっていましたね」
いたいた〜こういうコワモテの先生、と、さすがに義家氏と比べると常識の範囲内だったかと胸を撫で下ろしたのも束の間、
「では殴ったことがなかったかと言えば、必ずしもそういうわけでもない。私は高校のレスリング部の監督を務め、石川県で強化委員会をやってましたけど、私の高校はそう強いチームではなかったのです。ですから一週間に一本ぐらいは竹刀が折れていましたよ」
……馳、お前もか! どう見たってコレ、竹刀が折れるまで生徒をぶん殴りりましたってことだろう。しかも続けて「理由はハッキリしている。短期間でチームをまとめ、強くするには基礎体力をつける以外にない」なんてしれっと言っているのだが、ようするに“集団に貢献できないものは暴力制裁によって従わせる”という軍隊的発想だ。
そもそも体罰の多くは、子供にとって肉体的痛みよりも、心理的ないしは精神的痛みの方がはるかに大きい。仮に、竹刀が折れるまで馳氏が殴ったその生徒が、その後レスリング選手として大成しようとも、義家氏が四時間も教室に監禁してボコボコにしたいじめ加害生徒が「更生」しようとも、その子たちの心の傷は一生消えないし、教員が暴力行為にでることを目の当たりにした他の生徒たちにも、むしろ「言うこときかないヤツは暴力で締め上げてもいいんだ」という誤った認識を植え付けてしまうのではないか。
だが、考えてもみれば、安倍政権が「教育改革」を旗印に行ってきたのは、教育基本法改正による「愛国心」の押し付けや、道徳の「特別の教科」化による思想統制。体罰や暴力支配がこれらと相性がよいのは歴史が証明しているわけで、馳氏や義家氏の「生徒指導」は現政権の意向とぴたりと一致するのかもしれない。
事実、第一安倍政権の教育職員免許法改正により、教員免許は10年の更新性となったが、前述の対談で馳氏は、個々の教員や教育システムに対するさらなる国家の介入を提言している。
「教職員について国がやるべきこととして免許更新制を充実させないといけない。こう思ってます。教員は養成→採用→研修→免許更新という一つ一つの段階をもう一度洗い直す必要があるでしょう。この四つの段階をバラバラの政策として取り組むのではなく、一体として捉える。したがって研修の中身や更新制の研修も中身が厳しく問われなければいけないと考えています」
義家氏がこれに「同感ですね。大学の教育学部なんてスキル指導は皆無に近いし、左翼教師の巣窟みたいになっている」とうなずくように、結局のところ馳氏が主張しているのは、教員を徹底して国家の管理下に置き、あるいは政府の意向に従わない教員を排除することによって、子供たちの思想や人格を都合のよいよう統制したいということではないのか。
実は、7日に放送された情報バラエティ『バラいろダンディ』(TOKYO MX)でも、新閣僚の顔ぶれが紹介されたとき、プロレスの先輩である蝶野正洋が、馳氏を冗談交じりにこう評す一幕があった。
「いやあ、これ内閣を決めるときにちゃんと下調べ(身体検査)をしてないんですかねえ?」
「2、3カ月で多分ダメになるんじゃないかな」
「(人となりは)素晴らしいけど、彼は表と裏あるからねえ」
体罰肯定、思想統制推進の馳氏と「戦後左翼教育」批判の急先鋒である義家氏がタッグを組んで文科省トップに君臨するとなれば、これから起きることは火を見るよりも明らかだろう。彼らを就任させた安倍政権の思惑を、われわれはよくよく警戒せねばならない。
(宮島みつや)
しんぶん赤旗 第3次安倍改造内閣 閣僚の横顔 より
高校無償化廃止
文科 馳浩
子どものいじめを厳罰・懲罰で抑え込む、いじめ防止対策推進法案をとりまとめた張本人。
高校無償化制度にも、「義務教育ではない」として所得制限を設け、3年で廃止させる先頭に立ちました。
「占領下で成立した憲法を改正しないほうがおかしい」と公言する改憲派です。
2520億円にのぼる巨額の新国立競技場建設について「(神宮外苑一帯を)特区にして再開発事業を推進すべきだ」と主張し有識者会議で了承しました。
衆院石川1区、当選6回、参院当選1回、54歳、細田派。
元プロレスラー馳浩文科相とヤンキー先生“武闘派タッグ”
2015.10.09 zakzak

文科副大臣に決まった義家氏【拡大】
第3次安倍改造内閣発足に伴い、副大臣・政務官人事が9日、決定。衆参400人を超える大所帯の自民党では、副大臣・政務官ポストも「狭き門」で、8日深夜まで閣僚人事以上に“激しい”調整が行われた。結果、文部科学副大臣には「ヤンキー先生」で知られる義家弘介元文部科学政務官が決まり、元プロレスラーの馳浩文部科学相と“武闘派タッグ”を組むことになった。
副大臣は、衆院では当選3回以上の中堅議員が目指すポスト。閣僚の代理を務めることもあり、各省庁の行政を現場で取り仕切ることができる重要な役職だ。このため、閣僚人事以上に派閥やグループの意向が働き、熾烈(しれつ)なポスト争奪戦が展開された。
今回の副大臣・政務官人事でも、菅義偉官房長官が内閣府だけでなく、他省庁の副大臣・政務官内定者に直接電話で連絡をしたケースも多く、引き続き、官邸主導の人事が展開されたようだ。
まず、「準閣僚級」といわれる財務副大臣には、菅氏の側近として知られる坂井学元国交政務官を起用。外務副大臣には岸田派を「脱会」したばかりの木原誠二元外務政務官が就く。
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)対策の先頭に立つ農水副大臣には、石破茂地方創生担当相の派閥に所属する斎藤健元環境政務官を充てた。
一方、党役員人事も大きな焦点となってきた。
「更迭」の見方が党内で広がっているのは、船田元・党憲法改正推進本部長だ。安全保障関連法の審議が佳境に入っていた6月、自民党が推薦した学者が憲法審査会で「違憲」発言を行い、世論の反発を招いたことは記憶に新しいが、船田氏は審査会の筆頭幹事だった。
党内では「世論の反発をわざわざ招いたA級戦犯」(党幹部)との声が充満している。
このほか、元私設秘書が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された野田毅・党税制調査会長の去就も注目されている。
2014.10.25 13:40 産経新聞
【解答乱麻】
子供が使う教科書だからこそ 衆院議員・義家弘介
義家弘介氏
今年度、文部科学省では平成28年度から使用される中学校の教科用図書(教科書)の検定が行われている。
これまでわれわれは、主に社会科の教科書に見られる一面的な記述、偏向した記述を改めるための活動をしてきた。安倍晋三政権では、民主党から政権奪還後、具体的にその作業に着手した。
下村博文文部科学相のもとで、まずは、授業や教科書作成の指針となる中学・高校の学習指導要領の「解説」の改定を行い、領土教育の充実及び、災害時の警察や自衛隊など諸機関の連携についてしっかりと記述する旨の変更を行った。そして、その上で今年1月17日、社会科の教科書の「検定基準」の見直しを行った。
具体的には「近代史において通説的な数字がない事象については、その旨を明記するとともに、児童生徒が誤解する恐れのある表現をしない」「閣議決定その他で示された政府の統一見解、最高裁判所の判例がある場合はそれに基づいた記述が行われること」などの追記だ。
この度の改定により、すべての社会科教科書が歪曲(わいきょく)自虐史観から脱却することを期待したい。
しかし、これで終わったわけではない。教科書問題というと、とかく社会科の教科書の記述ばかりが論じられるが、それ以外の教科においても到底看過できない記述が検定をすり抜けて子供たちに届けられた、という歴史が繰り返されてきた。
例えば、平成10年度から14年度まで使用された高校の教科書「国語I」(筑摩書房)には、作家の池澤夏樹氏の「狩猟民の心」を取り上げた単元があった。以下、その一部を引用する。
《日本人の(略)心性を最もよく表現している物語は何か。ぼくはそれは「桃太郎」だと思う。あれは一方的な征伐の話だ。鬼は最初から鬼と規定されているのであって、桃太郎一族に害をなしたわけではない。しかも桃太郎と一緒に行くのは友人でも同志でもなくて、黍(きび)団子というあやしげな給料で雇われた傭兵(ようへい)なのだ。更(さら)に言えば、彼らはすべて士官である桃太郎よりも劣る人間以下の兵卒として(略)、動物という限定的な身分を与えられている。彼らは鬼ケ島を攻撃し、征服し、略奪して戻る。この話には侵略戦争の思想以外のものは何もない》
わが国では思想及び良心の自由、表現の自由が保障されている。作者が作家としてどのような表現で思想を開陳しようとも、法に触れない限り自由である。しかし、おそらく伝統的な日本人なら誰もが唖然(あぜん)とするであろう一方的な思想と見解が、公教育で用いる教科書の検定を堂々と通過して、子供たちの元に届けられた、という事実に私は驚きを隠せない。
例えばこの単元を用いて、偏向した考えを持つ教師が「日本人の心性とは、どのようなものであると筆者は指摘しているか。漢字4字で書きなさい」などという問題を作成したら一体どうなるか。生徒たちは「侵略思想」と答えるしかないだろう。
歴史を超えて語り継いできたお伽噺(とぎばなし)が侵略思想の権化としてすり替わり、子供たちを巻き込んで展開されていくことなど公教育の現場ではあってはならないことだ。
教科書改善の活動はまだ道半ばである。今後も継続して取り組んでいく決意だ。
◇
【プロフィル】義家弘介
よしいえ・ひろゆき 高校教師を経て横浜市教育委員や文部科学政務官など歴任。「ヤンキー先生」の愛称も。
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