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こちらではお初にお目にかかります。弁護士・元ロースクール教授、宮武嶺の社会派リベラルブログです。

東京都議会議員選挙で裏金自民党が大敗したが小池与党の都民ファと実質与党の国民民主党がその分を補った。石丸新党がゼロ議席だったが参政党が伸びた。そして共産党が野党第1党から陥落したのは立民では補えない。

今回初めてはてなブログで記事を書き、gooブログにコピペすることに挑戦してます!

かなり慣れないので短くなるかも(笑)。

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   2025年6月23日に行われた東京都議会議員選挙。 事前のマスコミの予想では、国政に続いて都議会でも発覚した裏金問題を抱えながらも自民党が都議会第1党を小池与党同士の都民ファーストと争うのではないかとしたところが多かったんです。 
 しかし、ふたを開けて見れば自民党は30議席から21議席に激減。 これは過去最低だった2017年の23議席を下回る自民最悪の記録だそうで、7月の参院選でも石破自民党に暗雲立ち込めまくりで大変よかったです。 
 小池与党であると同時に石破与党である公明党も23議席から19議席に減らしており、あわせて13議席も減らしたんですから、これは参院選で石破政権がどれくらい負けるか楽しみです。  

東京都議会議員選挙で裏金自民党が第1党の座を維持しそう!?裏金作りは政治資金規正法違反・所得税法違反の脱税でれっきとした犯罪です。東京の有権者の皆さんは税金泥棒たちに舐められているんです!

 
 
 ただ、自民が惨敗した分、都議会第1党に躍り出たのが小池百合子都知事の都民ファーストの会。 26議席から32議席に6議席伸ばしたのは残念でした。速報】都ファが第一党へ 自民・公明は議席減らす見通し 「知事与党」過半数割り込む可能性も 都議選JNN議席予測(TBS NEWS  DIG)|dメニューニュース(NTTドコモ)

東京都議会議員選挙告示。6月22日投開票の選挙の焦点は、都議会自民党で常態化した裏金政治資金パーティを温存する小池百合子都知事与党(自民・都ファ・公明)による「裏金自民免罪条例」を許すかどうかだ。

 
 
 しかも、小池知事と希望の党事件以来昵懇の国民民主党がゼロ議席から初議席、どころかまさかの9議席も取り、山尾ショックや玉木雄一郎代表の「動物のエサ」発言で人気に陰りを見せていたはずなのに息を吹き返したのは痛恨でした。 
 これでは都ファと国民民主の希望の党コンビが15議席も増えてしまっていて、自公で13議席減らしたの以上に増えているわけですから、小池知事はホクホクでしょうし、何をしているやらわけがわからない感じです。

 

   
 
 痛恨と言えば、日本共産党が19議席で野党第1党だったのに5議席も減らして14議席。 
 いざとなると国政でもヘタレてしまう立憲民主党ではなく共産が野党第1党というのは価値があったのですが、立民が議席を増やしたので野党の第1党と第2党が逆転してしまいました。 
 この選挙期間中、テレビを中心にマスコミが共産党が存在しないかのように黙殺する「報道しない自由」が目立ったので、その影響もあったでしょう。 
 しかし、ここのところ地方・国政問わず、議席を減らし続けている共産党は善戦したとか誤魔化していないで。
 本当にここで抜本的な改革をしないと、今の社民党のようになってしまったら、日本の政治を良くするきっかけがなくなってしまいます。 女性議員48議席中共産が13議席も占めているのは立派なものなのだが、獲得した14議席中13議席が女性とは、男性候補にも奮起してもらいたい。   
 
 
 さらに痛恨事は参政党の躍進。
 ゼロ議席から初の議席、それも3議席獲得です。 
 極右でトンデモ陰謀論の政党なのですが、地方選挙でも議席を獲得し続けており、7月の参院選でも議席をかなり取るのは確実そうです。 
 ここの最低最悪の新憲法案など、国民民主と参政党は本当に真正面から叩いていかないといけないと、うちのブログも思い知りました。   

大日本帝国憲法よりはるかにひどい参政党の「新日本憲法(構想案)」はそもそも憲法になっていない。基本的人権に似た「権理」規定がたった4つで、国民主権原理が吹っ飛んでいて、天皇中心の神の国へ。

 
 
 そして石丸新党の「再生の道」。 石丸新党が42人も候補者を出しておいて全員落選というのは失笑物。 石丸氏は「再生の道」に1100人以上の応募があり42人も立候補させられたので目標は達成したとか、世の中を変えたければ自分が変われ?!とか、超サイコパスな特大負け惜しみを言っていました。
 が、そんなの普通の人間には全く理解できないのでwww、いったんはここで石丸旋風は完全に終息です。 
 ただし、42人かかりで40万票は取っているので、7月の参院選でもゼロ議席に終わらせてこその石丸現象終焉と言えるでしょう。
 
 
 それにしても、何でも新しく始めるのって大変ですね。 はてなでブログを書いたのは初めてなのですが、何とかここまでたどり着いたものの、gooの2倍は時間がかかってしまいました(-_-;)。 
 使い方がわからない機能もまだいっぱいです。 
 でもまあ、gooブログでは6000回も記事を書いてきたのですから、60本も書けばはてなの世界にも慣れるでしょう! 
 せめて、42人も候補者を出して全員落選で凄まじい言い訳!みたいなことにはならないように頑張ります(笑)。  
 
 
追記
慣れないはてなでブログを書くのに必死すぎて、維新ウォッチャーのわたくしとしたことが、東京維新の会がわずか1議席も守れずゼロ議席に転落という快挙について触れるのを忘れていました(笑)。
維新は全国区の政党としてはオワコンですな。
後は大阪でどう対抗していくかですね。
 
 

参考記事 

kojitakenの日記さんより

 

都議選江東区選挙区は三戸安弥(無所属「自由を守る会」)、高橋巧(民民)、細田勇(公明)、山崎一輝(無所属裏金系)の4人が当選

 都議選の党派別議席数は自民21、都ファ31、公明19、共産14、立民17、ネット1、民民9、参政3、維新・新選組・再生各0、無所属その他12。江東区と江戸川区の反自公政権勢力にとっては痛恨の結果になった

 

「表現の自由を守る」ことが立憲民主党の専売特許であるはずがない/新選組の山本太郎は都議選中にでろくに候補者の応援に入らなかった上、参院選の比例区特定枠から木村英子氏を外して伊勢崎賢治を入れた(怒)

  

村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより

#都議会選2025 では、参政党に投票してはいけない #落選運動

チームみらいは人は見ずにカネだけを見る、弱者切り捨て合理化政党にすぎなくないか。

再生の道・石丸伸二よ、政治「に不満があるなら自分を変えろ。それが嫌なら耳と目を閉じ、口を噤んで孤独に暮らせ。」 #都議会選2025 #落選運動

自民党が選挙で負けても自民党政治は勝っている。公明や維新や国民民主や参政などの協力勢力のおかげで。

 

 
 
れいわ新選組も支持率を上げているはずがまさかのゼロ議席のままだったのですが。。。
ここは参院選でウクライナ戦争でウクライナ降伏論を取る反米拗らせ論者の伊勢崎賢治氏をまた候補者にすると発表しましたので、少なくとも参院選では全く応援する気しませんな。
伊勢崎氏を候補にしたことで、反ワクチン陰謀論の参政党と親露派陰謀論のれいわ新選組の二大陰謀論政党になった感じで、それが致命的だと早く気づくといいのですが。
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 7月の参院選の前哨戦となる東京都議選で、自民、公明両党は手痛い敗北を喫した。長引く物価高への不満と、「政治とカネ」の問題に起因する政治不信が重なったことが主な要因とみられるが、浮揚策は見当たらず、政府・与党には難路が続きそうだ。(政治部 佐藤竜一、田ノ上達也)
 「非常に厳しい審判をいただいた。(選挙結果を)分析して生かしていかないといけない」
【一覧】参院選に向けた自民、公明両党の課題
【一覧】参院選に向けた自民、公明両党の課題

 石破首相(自民党総裁)は23日、訪問先の沖縄県糸満市で記者団にこう語った。 自民は追加公認を含めても、過去最低だった2017年の23議席に届かなかった。党派閥の政治資金問題が直撃した昨年10月の衆院選に続く大敗に、党内では「有権者の視線は厳しいままだ。参院選も苦戦は避けられない」(中堅)との懸念が広がった。 
森山幹事長は「政策をしっかり訴えていく」と述べ、参院選公約で掲げた国民1人2万円の給付策などを丁寧に説明する考えを示した。他の目玉政策を検討する時間的な余裕がないのが実情だが、自民内でも「給付は人気取りと見透かされ、響かない」との声が根強い。 
読売新聞社による都議選の出口調査では、自民支持層で自民候補に投票したのは54%にとどまり、保守層からの支持回復も課題だ。 首相の求心力は低下するばかりだが、「石破降ろし」の兆しはない。議員は参院選に向けて走り出している上、「今交代するより、参院選で敗れた場合に責任を取ってもらうほうがいい」といった発言も飛び交う。 
公明も苦境にあえぐ。都議選で22人のうち3人が落選し、9回連続の全員当選を逃した。支持母体の創価学会の拠点である新宿区で次点に沈み、23年に死去した創価学会の池田大作名誉会長の出身地・大田区では現職2人が共倒れした。 両選挙区では国民民主党が初の議席を得た。
公明の斉藤代表は記者会見で「民意の多様化が顕著に表れている」と分析した。苦戦の背景には、創価学会員の高齢化などに伴う集票力の低下もある。今回の得票総数は約53万票で前回21年より約10万票減った。公明幹部は「支持者には懸命に動いてもらった。集票力回復の妙案はない」と漏らす。 
 
 
 

 22日に投開票された東京都議選は、野党間で明暗が分かれる結果となった。都議会で初の議席を獲得した国民民主党や、議席を伸ばした立憲民主党は、7月の参院選に向けた追い風としたい考えだ。一方、共産党や日本維新の会は支持の広がりを欠き、戦略の練り直しを迫られている。(山崎崇史)

 「大善戦だ。自民党は追い風が吹いていると思いきや、大失速した」

(左から)国民民主党の榛葉幹事長、立憲民主党の野田代表
(左から)国民民主党の榛葉幹事長、立憲民主党の野田代表

 国民民主の榛葉幹事長は23日、横浜市で開いた記者会見で、大敗した自民をやゆしつつ、9議席獲得に胸を張った。

 国民民主は都議選告示直前に、元衆院議員の山尾(本名・菅野)志桜里氏の参院選擁立見送りを巡る混乱が批判を浴び、影響が懸念されていた。目標に掲げた11議席には届かなかったものの、ゼロ議席からの積み増しに「SNS上の風評に負けない支援者がついてきている」(榛葉氏)との考えを示した。

 立民も、一部の選挙区で共産と候補者調整したことが奏功し、告示前から5議席増の17議席を獲得した。通常国会会期末に、ガソリン税の暫定税率廃止法案を巡って与党との対決姿勢を鮮明にしたことも「政権批判票を引き寄せた」(幹部)とみている。野田代表は23日、那覇市で記者団に「一定の躍進だ。自民への批判が高まっている」と強調した。

 もっとも、22日投開票の千葉県船橋市長選では、立民が支援する候補者が現職に敗れた。同市は野田氏の地元で、「党内に示しが付かない」(中堅)との声も漏れる。

 3議席を獲得した参政党は、外国人の不法滞在の取り締まり強化などを訴え、SNSによる積極的な情報発信が支持拡大につながったとみられる。

 一方、他の野党は厳しい結果を突きつけられた。

 共産は5議席減の14議席で、田村委員長は記者会見で「残念な結果だが、激戦のもとで全体として善戦、健闘した」と述べた。維新は全国政党化に向けて都議選を重視していたが、唯一の議席を失った。吉村代表(大阪府知事)は大阪市内で記者団に「我々の力不足だ」と語った。

 れいわ新選組、社民党などは議席を獲得できず、参院選に向けて課題を残した。

 

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