Everyone says I love you !

こちらではお初にお目にかかります。弁護士・元ロースクール教授、宮武嶺の社会派リベラルブログです。

(自分)ファーストの会副代表のまま無所属で衆院東京15区補選に出馬する乙武洋匡氏が「5股ではないんです。15年の結婚生活の中で5人の不倫」と開き直り。ひろゆきは「五体不満足、1本大満足」と応援(呆)。


2022年7月の参院選に出馬し、5股不倫スキャンダルにより9位であえなく落選した乙武洋匡氏。

上下ともクリックしてくださると大変うれしいです。

 

 

 うちは街弁護士なので常に離婚案件は扱っていますし、不倫にまつわる相談も限りなく受けてきましたが、その中で実感するのは不倫は一種の病気だということです。

 不倫しない人は一生しないし、する人は1回では済まないですね。

 その典型が2024年4月8日に衆院東京15区補選への出馬会見をした乙武洋匡氏。

 乙武氏は記者会見の中で8年前の不倫騒動のあげくの離婚について質問され

「最近メディアで5股と書かれているところも多いですけど5股ではないんです。

 15年の結婚生活の中で5人ということなので…」

と釈明したということなのですが、知らんがな!!!!!

 一度に5人じゃなくて、次々と5人ならええんかい!?

 それに弁護士的感覚で言わせてもらえば、バレて明るみに出たのが5人しかいないというだけのことですからね。。。。。。

人数が5人では合わない気がする。

えらい違いや。

大混戦の衆院東京15区補選に立憲民主党から酒井菜摘氏が立候補。共産党とも候補者調整中。新自由主義者で5股不倫の自分ファースト乙武洋匡氏や、被災地そっちのけで大阪万博を強行する日本維新の会に負けるな!

 

 

 告示を1週間後に控えて行われた乙武氏の会見には35社60人の報道陣が殺到したそうです(-_-;)。

 その乙武氏は自分の5股だか5人だか不倫について公明党が疑問視していることを質問されると

「再チャレンジが許されない、2度と表舞台に出てくるなという社会は、再起というものを許さない社会になってくる」

と超都合のいい自分ファーストの開き直りもして見せたのですが、つくづく人格が劣等としか言いようがないです。

 そして、この乙武氏の記者会見でのトンデモ弁明をイジってやることで側面から援護したのがひろゆき。

 ひろゆきは乙武氏が不倫がバレて落選した2022年7月参院選に出馬した際に行った政策発表イベントに、わざわざ「逃亡先」であるフランス・パリから駆けつけ対談を行うなど乙武氏を公然と応援してきました。

 そのひろゆきは、乙武氏の出馬表明を伝えるネット記事を引用してⅩにあろうことか

「乙武洋匡氏『5股ではないです』『五体不満足、一本大満足です』」

と投稿したんですが、これって愛あるイジリってやつなんですか?

 この人たちの倫理観の歪み方が異常なのが浮き彫りになるだけで、ますます気持ち悪いです。

ひろゆきといい、成田悠輔氏といい、残酷な弱肉強食の新自由主義者たちに応援される乙武氏。

しかも一本大満足が成田氏の「発案」でもう2年以上前からの使いまわしのネタだったとは。

【#成田悠輔をテレビに出すな】高齢者は集団自決しろと言った成田悠輔氏は「37歳で肩書はまだ助教。経済学者として歴史に名を残すチャンスはもうないと悟っているのかもしれない」→日本で電波芸人へ(笑)。

 

 

 さて、乙武氏の衆院補選出馬で最も問題なのは、小池百合子東京都知事が都民ファーストの会が国政に進出するために作った政治団体「ファーストの会」の副代表に乙武氏を選任していること。

 つまり、乙武氏はファーストの会に所属しているのに、なんと無所属で出馬しているんですよ。

 公明党のみならず、自民党や国民民主党からの支持や推薦を当てにしてのことですよね。

 しかし、普通、多党相乗りを実現するために無所属で出馬するときは、自分の本籍地の政党や政治団体からは離党するなどして抜けるでしょう?

 ファーストの会に所属しながら無所属で立候補するというのが完全な詐欺です。

 

 

 

 もう一つの大問題は、東京15区で補選をしなければいけなくなった買収事件について、乙武氏はどう責任を取るのかということです。

 江東区長選挙をめぐる公職選挙法違反事件で、木村弥生前区長を当選するために区議会議員などを買収したことで柿沢未途前法務副大臣が衆院議員を辞職したから今回の補選になったわけです。

 そして柿沢氏の有罪が確定したことを受け、検察庁は2024年4月8日に法律の規定通りに、前区長である木村弥生被告人(自分の刑事事件で公判中)に対して江東区長選挙への立候補を5年間禁止するよう求める訴えを東京高裁に起こす事態になっています。

 この木村弥生氏が当選した区長選挙で、乙武氏は木村氏を応援して一緒に選挙運動をして街頭演説までしています。

 その責任はどうなったのかということです。

 普通なら、公職選挙法違反の買収で当選した区長を応援していたのに、その買収が原因でやることになった衆議院議員選挙に立候補なんて絶対にできませんよ。

 普通の感性なら。

 乙武氏の不倫にまつわる一般常識や女性の権利に対する倫理観とともに、国会議員になっていいのかその政治的な倫理観が鋭く問われるべきなのです。

東京都江東区長選を巡る公職選挙法違反事件。自民党の柿沢未途・前法務副大臣が「区長選では木村さんをよろしく」と江東区議選候補者に現金配布。東京地検特捜部が一斉事情聴取に着手。河井夫妻買収事件ふたたび。

 

乙武氏に対して自民党は推薦、国民民主党は支持せず、公明党は検討中という現状について。

参考記事 kojitakenの日記さんより

『この記事を読むと、公明党と民民が報じられているような態度を取る理由がうすうすとわかってくるような気がする。  

 公明党は自民党総裁が安倍晋三だろうが岸田文雄だろうがずっと連立を組んできたから、自民党が乙武の推薦を止めて仮に「党江東総支部長」に就任なさったらしい山崎*1が出ることになる場合、山崎を推す可能性があることも考えて小池と自民の両睨みに出ているのだろう。  

 また香川県出身で「大平正芳と同郷」という意識が強い民民の玉木雄一郎は、首相が大平と同じ宏池会の岸田文雄だから特に自民党にすり寄っているのであって、過去に自らを「ニッキョーソ」呼ばわりした故安倍晋三の系列に近い山崎にはあまり乗りたくない。

 その一方で玉木は希望の党を自らに託してくれた小池は裏切れない。それで民民が「自民党が推薦するなら推薦できない」と言い出したものではないか。

 こうみると、自民党執行部、同江東総支部、公明党、民民、小池百合子の5者の思惑が相当に交錯しているわけで、もしかしたら小池はそれを狙って、あえて去年木村弥生を推していた乙武を選んだのではないかと勘ぐりたくなる。

 小池にとっては、多少なりとも自民党内がガタガタしていた方が自らが権力を掌握するには有利ではないかと思われるからだ。』

国民民主、乙武洋匡氏を自民推薦なら応援せず(毎日新聞)/「支援者に説明つかない」乙武洋匡氏推薦方針の自民内が混乱 過去は「敵側」、女性問題も(東京新聞)

 

『参院選出馬の際には「乙武さんは社会に必要な人」と、不倫騒動時に声をかけた“恩人”の松本に電話で報告した。今回については「松本さんを利用したと捉えた方もいたのは前回の反省。報告したかしなかったかは、控えさせていただきたい」とけむに巻いた。』(デイリースポーツ)

 

ひろゆき、成田悠輔、松本人志氏らに応援される乙武候補。

江東区の皆さんはこんな候補に投票したいですか?

上下ともクリックしてくださると大変うれしいです。

 

 

2024.04.09 デイリースポーツ

乙武洋匡氏 衆院東京15区補選に出馬 8年前の不倫騒動「5股ではない」と余裕 恩人・松本人志への報告は明言せず

 衆院東京15区補選への出馬意向を表明した乙武洋匡氏

 衆院東京15区補選への出馬意向を表明した乙武洋匡氏

 衆院東京15区補選への出馬意向を表明した乙武洋匡氏

3枚

 ベストセラー「五体不満足」などの著書で知られる作家の乙武洋匡氏(48)が8日、都内で会見し、衆院東京15区補選(江東区、16日告示・28日投開票)に無所属で立候補する意向を表明した。2022年7月の参院選東京選挙区に続く2度目の出馬で、小池百合子東京都知事(71)のアシストを受けての国政再挑戦。16年に発覚した不倫騒動について「5股ではないんです」と切り返す余裕を見せたが、“恩人”とするダウンタウンの松本人志(60)に報告したかどうかは明言を避けた。

 現状で7人が乱立する衆院東京15区補選。告示を1週間後に控え、満を持して登場した乙武氏の会見には35社60人の報道陣が殺到。注目度の高さをうかがわせた。

 先天性四股欠損症で、両手両足がない乙武氏は「サポートを受けることの重要性を実感してきた私だからこそ、政治によって人々をサポートしていきたい」と決意を明かした。

 

 22年7月の参院選と同じ、無所属での出馬を強調した乙武氏だが、地域政党・都民ファーストの会特別顧問の小池百合子都知事から出馬オファーを受けた。同会が国政進出を目指して設立した「ファーストの会」副代表にも就任しており、この日の会見も同会が実質的に仕切った。加えて自民党や国民民主党も乙武氏支援の方針を示している。「私の政策を見た上で、推薦を出してくださる意思を示すところがあれば」と含みを持たせた。

 出馬を予定していた16年の参院選直前に発覚した不倫騒動を踏まえ、公明党は乙武氏の応援に難色を示している。「懸念材料になってくるのは承知していた」と声を少し落としたが「再チャレンジが許されない、2度と表舞台に出てくるなという社会は、再起というものを許さない社会になってくる」と疑問視した。さらに「最近メディアで5股と書かれているところも多いですけど5股ではないんです。15年の結婚生活の中で5人ということなので…」と釈明する余裕も見せた。

 参院選出馬の際には「乙武さんは社会に必要な人」と、不倫騒動時に声をかけた“恩人”の松本に電話で報告した。今回については「松本さんを利用したと捉えた方もいたのは前回の反省。報告したかしなかったかは、控えさせていただきたい」とけむに巻いた。一方で2ちゃんねる創設者のひろゆき氏(47)からは「東京に行けますよっていうメッセージが来てました」と説明。多くの支援を受け、歴史的大混戦となる衆院補選に臨む。

 ◆乙武洋匡(おとたけ・ひろただ)1976年4月6日生まれ。東京都新宿区出身。生まれつき先天性四股欠損症の障がいがある。早大在学中に刊行した「五体不満足」が、600万部を超えるベストセラーに。卒業後はスポーツライター、小学校教諭、東京都教育委員などを歴任した。タレントやユーチューバーとしても活躍。22年7月の参院選東京選挙区に無所属で立候補したが落選した。

 

 

乙武洋匡氏が〝5股報道〟を訂正「5人同時ではないです」

 作家の乙武洋匡氏(48)が8日に東京・江東区で会見を開き、衆院東京15区補欠選挙(16日告示、28日投開票)に無所属で立候補することを表明。会見中に〝5股〟報道を訂正した。

 乙武氏は女性問題に自ら触れ「8年前の私の私生活における出来事を恥じており、深く反省しています。改めて深くおわびしたい」と謝罪した。一方で「最近そのことをメディアさんが書く時に『5股』と書かれている所が多い。だからと言って罪が軽減されるワケではないんですけど5股ではないです」と否定。続けて「15年間の結婚生活の中で(不倫相手が)5人ということで、『5人同時』ではないです」と説明する場面も。その上で「隠しようもない、否定しようもない事実です。そのことを問われれば『大変申し訳ありませんでした』と答えるのみです」と再び頭を下げた。

 会見中に幾度も女性問題についての質問を受けた乙武氏は「もちろん私自身は反省をしなければならない。ただ、そのことで再チャレンジが許されない社会は私の問題ではなく、人生の再起というものを許さない社会になってしまうのかなぁ。逆にどうしたら償うことができるのか、お許しいただくことができるのか」と困惑していた。

上下ともクリックしてくださると大変うれしいです。